活動データ
タイム
02:49
距離
5.6km
のぼり
330m
くだり
333m
活動詳細
すべて見るタカネハンショウズル、サラシナショウマ、ナギナタコウジュ、まだ出会っていない花がある。とあるブログによるとこれらの花が宇美林道から砥石山に向かう山道に咲いているという。さっそく探しに行った。 昭和の森を正午頃スタートしたが、ポツンポツンと雨が降り出したので、目的の花さんたちに出会えたらすぐに引き返すつもりで、レインウェアーを着て出発した。 林道に入るとすぐにサラシナショウマが見つかった。今が盛りらしく、道沿いのいたるところで、その白い花穂が風に揺れていた。すぐ近くでナギナタコウジュも薄紫の花穂を揺らして存在をアピールしていた。 タカネハンショウズルが見つからない。今日、いちばん出逢いたい花である。薄紫色の花弁がくるりんと反り返った愛くるしい姿をこの目で確かめたい、一目見たいと思いつつ林道を登って行った。するとアケボノソウが待っていてくれた。私の中ではもう終わっている花だったので、再会できて嬉しかった。天気も良くないので、本命のタカネちゃんをもう一度探しながらここから引き返すことにした。 とあるブログによるとサラシナの近くにタカネちゃんは咲いているらしい。天気は相変わらず降ったり止んだり。もう諦めて帰ろう。また来年か?こんな時、いつものパターンなら見つかるのだが、今日はダメなのか?とあるブログは2、3日前の物なのだが、花が散ってしまった可能性もある。もしそうなら、来年のためにせめて場所だけでも確認しておきたい。そのためには葉の形状を知っておく必要がある。ヤフーで検索をして確認する。道沿いではないのか。 道からそれて斜面を覗きこんでみる。色々な考えを巡らしながら、約30分間、同じところを行ったり来たりして蔓状の植物をチェックしてまわった。そしてようやく、私の肩くらいの高さの木に絡まって咲いているタカネハンショウズルを発見した。何だこんな所にという感じである。蔓性なので木に絡みついて咲いているのだろうと思い、上ばかりを見て探していた。探し始めて約4時間、私の努力は報われた。山の神様に感謝である。
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