本州最東端 トド山～トドヶ崎を巡る

高校時代の学年同窓会兼古稀祝の酒が残り、遅い出発になった。 トドヶ崎灯台には震災後一度訪れている。 今回はトド山に登り、ぐるっと周遊する。 トド山へは国有林の巡回路を登る。 落葉が積るふかふかの踏み跡道は気持ち良い。だが、登山靴を忘れスニーカーの私には傾斜が増すにつれ苦行となる。 前夜の古稀祝いの酒が追い討ちをかけ辛い登りとなった。 主稜線のなだらかな起伏を越えて歩を進めると、「トド山」の標識が現れ、此処が頂上だと知る。林の中で展望は無い。 この先までは踏み跡が明瞭だったが、展望台を過ぎる当たりから、岩場や倒木を迂回すると踏み跡が不鮮明で見失うこと暫し。 その都度アプリ地図で修正する羽目になった。 やっと確りした歩道に出た時はほっとした。 曇天の日暮れは早いので先を急ぎ飛ばす。 入江の先を登りきると、白亜の灯台があった。エネルギー補給し、写真を撮り、また、歩道を急ぐ。 車には日暮れ前に着いたが、宮古への帰路は、最初からライト点灯。 装備は有ったが際どいタイミングだったと反省。早立ちは大原則と思い知った。