活動データ
タイム
37:13
距離
89.2km
のぼり
3388m
くだり
3514m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るオーストラリアのタスマニア島、クレイドルマウンテン/レイクセントクレア国立公園を北から南へ6、7日かけて縦断するオーバーランドトラックを歩いてきました! お金がないので基本的にセルフプロデュースです。 ついでにメルボルン〜タスマニア島デボンポートを渡るフェリー “スピリット オブ タスマニア” にも乗ってきました 笑 美しい山々と荒野、日本とは違った動植物の森林、ビーチのような湖沿いと、ダイナミックでバリエーション豊かなトラック歩きを楽しむことができました。 英語ができず、ひとりだったことで感動を共有できる相手がいなかったのが少しさみしかったですが… 笑 今度はもっと英語を勉強してだれかと一緒に旅をしたいと思います! ---------------------------------------- 以下行程や予算など オーバーランドトラックを考えている方の旅の参考になればうれしいです -行程- 10/16〜10/17 中国南方航空を使い羽田空港から中国 広州経由でメルボルンへ 10/17〜10/18 メルボルン港からスピリットオブタスマニアに乗船、タスマニア島デボンポート(Devonport) デボンポートからタジーリンク社(TassieLink)のバスでトラックの出発点クレイドルマウンテン(Cradle Mountain)へ クレイドルマウンテンのドミトリーディスカバリーホリデーパークス(Discovery Holiday Parks)で一泊 10/19 本当はこの日に出発する予定でしたが雨がひどかったのでもう一泊停滞しました 10/20 シャトルバスでクレイドルマウンテンビジターセンターから出発点のRonny Creekへ オーバーランドトラック出発 Ronny Creek ↓ Waterfall Valley Hut クレイドルマウンテン登りは悪天候の為断念… 10/21 Water Valley Hut ↓ Windermere Hut 10/22 Windermere Hut ↓ Pelion Hut ⇄ Mt Oakleigh 10/23 Pelion Hut ↓ Pelion Gap ⇄ Mt Oasa ※ ↓ Kia Ora Hut ※積雪の為頂上手前で折り返し 10/24 Kia Ora Hut ↓ Bert Nichols Hut ↓ Narcissus Hut 初日停滞した分、ここで2日分歩いています 10/25 Narcissus Hut ↓ Cynthia Bay レイクセントクレア(Lake St Clair) オーバーランドトラック終了 このルートはジェットフェリーにのって短縮もできます 倒木も多く、個人的には一番歩きにくかったです… 旅の終わりにダーウェトブリッジウィルダネスホテル(Derwent Bridge Wilderness Hotel)でオージービーフを食べたかったので近くのDerwent Bridge Chalets & Studiosというコテージに泊まりました トラック終点のCynthia Bayから少し距離があり、バスなどがあったのかもしれませんがよくわからなかったので1時間ほど歩きました 笑 10/26 レイクセントクレアビジターセンターからタジーリンク社(TassieLink)のバスでホバート(Hobart)市街へ ホバート市街からレッドラインコーチズ社(Redline Coaches)のバスでホバート空港へ 10/27 ホバート空港からメルボルン、広州経由で東京 羽田空港へ 無事帰国… -予算- 航空券往復…12万程 中国でトランジットあり 宿代…3万程 ほとんど小屋なのでここはあまりかかりませんでした 交通費(バス、フェリー)…2万5000くらい オーバーランドトラックパス…2万くらい国立公園入園パス(8週間分)…3000くらい その他、食費や道具の準備など 総計で25万前後かかりました オーストラリアは日本に比べて食費がとても高いです(感覚的に日本の相場プラス3〜4割増しくらい) カードはほとんどどこでも使えます 現金は日本円で1万5000円分だけ両替して持ち歩きました -その他いろいろ- ・オーバーランドトラックは10月〜5月までのシーズンは1日に出発できる人数が制限され、予約が必要になります。その際、地図とガイドブックがセットになったスターターセットを一緒に申し込むことができます。申し込むとエアメールで事前に日本まで送ってくれました。出発当日にビジターセンターで予約した時の控えと引き換えにオーバーランドトラックパスをもらいます。私は1日出発日をずらしたので発行もビジターセンターで1日ずらしてもらえました。予約状況によってはそういったことができないかもしれません。また、オーバーランドトラックパスとは別で国立公園の入園パスも必要です。オーバーランドトラックを歩くなら8週間パスになると思います。これは予約もビジターセンターで当日購入もできます。 ・クレイドルマウンテンのビジターセンターなどでガスやライターなど色々なものはそろいます。ただ、食料はあまり売っていないと感じました。インスタント麺などは泊まったディスカバリーパークスの売店でしかみなかったので、メルボルンやホバートなどの町で準備したほうがいいかもしれません。 ・バスや宿などはメルボルン空港〜メルボルン市街のスカイバス、クレイドルマウンテンのシャトルバス以外は全て日本で予約していきました。特に国立公園までのバスは週に何本かしかないので予約は必須です。それでもタジーリンクは11月からオーバーランドトラック用のバスの便数がかなり増えるみたいです。 ・時期的に10月は始まったばかりなのでトラックを歩いている人はとても少ない印象でした。私はトータルで4グループくらいとしか会いませんでした。小屋も常に1、2グループくらいしかおらず、静かな雰囲気だったので英語のできない私にはどちらかというとありがたかったです 笑 ・10月は朝晩はかなり冷えます。0度近くなるのでフリースなどは必要です。晴れると日差しも強いので日焼け止め、サングラス、帽子はいります。 ・トラックはよく整備されていて道もわかりやすいのであまり迷う心配はないと思います。ただ、後半から森林内を歩くようになると泥道がとても多くなるのでクツはハイカット、ゲイター(スパッツ)装備を強くオススメします。 ・ただ、この時期だけなのかもしれませんが最終日Narcissus Hut→Cynthia Bay間の道は倒木がとても多く高低差は全くないにもかかわらず距離が長い(17キロくらい)こともありかなり大変でした。身の丈ほどの倒木をよじ登って超えていくような場面も何回かありました。時間に余裕がないようならフェリーかな…とは思いました 笑 ・タスマニアの天気は基本あまりよくないみたいです。今回の旅では晴れ3、くもり4、雨3くらいの印象です。これは運ですね… ・オーバーランドの山はいくつかありますが登ったMt OakleighやMt Ossaの頂上付近の岩場の登りづらさと高度感は結構だなと思いました。体調、時間、天気に余裕があるときにいければ…くらいで考えていたほうがいいと思います。 ・カラスに注意です。Mt Ossaに登る際、トラック脇にデポしたザックをカラスに荒らされました。注意書きの看板もあったのでザックカバーはしていたのですがめくってジップを下げて中身を物色したみたいです。幸い実被害はほとんどありませんでしたがひもでしっかり縛るなどかなりしっかりガードしないと危ないです。オーストラリアのカラスは羽が白くふちどられていておしゃれですがおそろしさは日本とあんま変わらないなと思いました 笑 ・ウォンバット運は結構ありトータル4、5匹ほど見かけました。夕方に探すとよく草を食べていました。ワラビーはそこらへんによくいます。
活動の装備
- サーマレスト(THERMAREST)Zライトソル
- モンベル(mont-bell)ダウンハガー650
- モンベル(mont-bell)ステラリッジ テント2 本体
- ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)グレーシャー
- ホグロフス(HAGLOFS)LEPUS JACKET
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