活動データ
タイム
12:32
距離
37.2km
のぼり
2897m
くだり
2964m
活動詳細
すべて見る〜あらすじ〜 10月28・29日の2日間で阿智セブンサミットに登頂するヘムタイの集まり。しかし仕事の都合で半分しか参加できない俺は予めその2週間前に前半パートを終えていた。そして台風の影響が出始めた29日、ヘムタイの仲間が挑戦中の阿智セブンサミット合宿に合流する。 10月28日土曜日23時30分、雨の中恵那山に向けて車を走らせました。なんだかんだで仮眠は30分ウトウトできただけ。最近このパターン多いなぁ…。 〜であいとわかれ〜 足助町に差し掛かった時に、警察の検問に。 K『お兄さんどこに行くの?』 俺「ちょっと山に行くところでして」 K『山!? 今から?』 俺「そうですね…3時過ぎですかね」 K『この雨の中?』(怪しいですね) 俺「そうなりますね」 K『どこの山?』 俺「恵那山です」 K『ふーん、ところで免許証だけ見せてもらってもいいかな?』(これが目的) 俺「はい、どうぞ。」 (ここで後部座席の山装備をライトで照らすK) K『ほんとに行くんだね!』(さっきから全部正直に…) 俺「何かあったんですか?」 K『いや、週末だしお酒飲む人もいるから』 俺「あ~、雨の中お疲れ様です」 K『気をつけてね!』(お巡りさんもね) … スピード出過ぎてたのかと焦ったじゃないか!俺のドキドキを返して! (笑)でも雨でも真夜中でも地域の安全を維持する警察は頼もしかったですよ🚓! 閑話休題。 今回恵那山では一番距離が短いとされる広河原ルートで登ることに。その代わり斜度は他のルートよりもキツいんだとか。 3時00分、広河原の駐車場到着。見慣れた車が1台だけ停まっています。そう、前日から登っている他の3人は、その日の最終目的地であるここ恵那山に先に登っているわけ。LINEのやりとりでは土曜の19時頃恵那山山頂避難小屋に着いているみたい。 雨が降っていますがライトを灯しウェアを着替え、1杯ひっかけて登山届を提出し3:35、スタート。 真っ暗です。10分歩いて暑くてフリースを脱ぐ。 3:50野ウサギが横切りビビる🐰。 いや実は駐車場から心拍数は上がってきていたのですが、田口ランディさんではないけれど“遭遇癖”があるのかな、またもグレーの野ウサギに夜独り出会う事で、なんだか逆に落ち着きを取り戻せた気がしました。 あ、またキミか。今日も続きなのでひとつよろしく。ケツが可愛いもんだなほんと! 4:00、長い林道歩きを経て広河原登山口。 心配した川の増水も問題ないレベル。 〜ウェアのはなし〜 ここからは300メートル毎に設置された看板を撮影するだけの雨天ナイトハイク。もう既にベースレイヤーのMONTANE製PRIMINO 140は勿論、その上に着ているfoxfireのロングスリーブは汗だくです。 ここで興味深い事実がわかってきました。それはこのfoxfireの長袖、蚊を寄せつけない(止まらせない)というシロモノでそれはいいんですが大変着心地がよく、インナーにfinetrackのメッシュを組合せて夏によく着ていたのですが、今回はインナーにPRIMINOそしてアウターにmont-bellのレインウェア。 こうなると汗でベタベタさを腕に感じるだけで、あまりよい組み合わせではないな、という点です。後の話ですがPRIMINO 140の上にmont-bellの薄手のフリース+レインウェアを着たら抜群の快適性。但しこれは秋の雨天時の2000メートル程だからで、晴天時だったら暑すぎる組み合わせだろう。 前回は忍野高原トレイルの参加賞で貰った化繊の厚みのあるロングスリーブを挟んだところ、同じ条件下でもベタつきは少なかった事から、つまりPRIMINOを純粋なベースレイヤーとして使用する場合、湿度の高い中の行動下ではその上に重ねる物はできるだけそれと接しないものが望ましい、という結論。 これからの時期の気温低下時+降雨(高湿度)時+発汗時、非常な威力を発揮します。 勿論コア温度はバッチリ保ってくれる代物です。ニオイもなし。乾いてる時の肌触りフワフワ、濡れている時サラサラ。部屋着に欲しいなあ(笑) 〜恵那山のいただきにて〜 恵那山を独り登っていると5:30を過ぎた頃からやっと木々と空の境目が見える明るさが近づいてきました。 6:12、恵那山山頂。写真を撮って小屋に向かってもう少し移動します。 (これが小屋か…こんな小さな所でみんな寝ているのか…) 俺は熊鈴を消音化し、ライトを消してそっと扉に手をかけました。 (ほう、この小屋は寄付制なのか) …なんと、俺が開けようとしているそこはトイレのドアでした(笑)道理でニオったわけだ。 すぐ目と鼻の先にちゃんと小屋があって、そんなこんなで無事仲間と合流できたのでありました! みんな起きていて、俺に着替えを勧めてくれたりカレーやコーヒーを分けてくれました🍛☕ 止まると冷えが襲ってきます。上着は調整できても下はどうにも。お湯を沸かしたやかんを抱いて調整♨ 7:32 小屋出発、みんなで山頂写真を撮りに戻ってからこの日のロング山行が始まりました! 〜ふるさと村自然園まで〜 恵那山からは阿智セブンサミットとしては富士見台高原、南沢山、高鳥屋山を目指すのですが、高鳥屋山だけは南沢山からふるさと村自然園に降りてから車で登山口まで移動します。 まずは9:07大判山。ちょっと今日イチの風雨が襲ってきました。でも風は帽子が飛ぶんじゃないか程度なので問題ありません。 そして9:45鳥越峠。10:07千両山。 萬岳荘で小休止し、いざ富士見台高原へ。 11:13富士見台高原。11:35横川の名水。12:10横川山。12:32南沢山。 13:35自然園に下山。高鳥屋山に向けて移動します。この間YAMAPを一時停止していますので、軌跡が直線になっています。 〜さいごの一座〜 車で移動した先は高鳥屋山。 14:05入山。 この山、皆装備を軽量化しタイムアタック気味に登ることに。焦ってはなりませんので、水と食料、ファーストエイドとライトを装備。水の足りない人には水を。 標準コースタイムは計算上240分。しかし序盤のロング急登ロング直登に一同閉口😑そう、普通に歩いていては認定を受けられる時間はありません。認定場所の閉館は16:30。 諦めムードが漂いつつも0.7掛けで登っていますと、先程のエグいパートを切り抜けた先がいい感じのトレイルに。14:20梨野峠。ここから一同走って稼ぎます。 道中の看板から逆算すると、このペースなら15:10くらいで山頂かな?と思っていたらみんんな稼ぐ稼ぐ(笑)、15:04高鳥屋山山頂! あとは下山して認定を受けるのみ。 俺はちょっと太腿に張りを感じていたので、遅れまいと先にトレランで下り出しました。トレッキングシューズだけど(笑)😀15:40梨野峠。登りよりも10分短縮できました! けれど余りにも気持ちよく走ってしまった為、この先の急勾配沢沿いゾーン&ゴールをみんなで行こうと思い樹の下で雨宿り休憩。 走ってる最中、凄く視線を感じてました。怖いとかじゃなくて、この峠を吹き抜ける風の流れというか色というか。あ~表現が難しい。歩くとそれが感じられないから、また走る。するとまたさっきの続きです。 大会とは違う、トレーニングとも違う走っても走らなくてもいいトレラン。疲れているけど走るほど疲れが取れていく。ランナーズハイは一度だけあるけれど、トレランでは無いなぁ。 何だろうなあ面白かったなあ、そんな事を考えていたら、みんな来た!さぁあとは気をつけて下るだけ! 15:50梨野峠発。 そして16:10下山。みんなの体の底から湧いて出てくる達成感! 冷えた体のまま、認定場所のはゝき木館さんへ。ちょっとだけ遅れる旨を連絡すると待っていてくれるそうで、一同安心! 土砂降りの中駐車場に着くと、見たことある車が停まっていた。ようさんである(笑) 冗談で、もしかしたらこっそり登ってるかも、いや最後だけでも現地に来ちゃったりして…と言っていたらそのとおりに😝 認定を受け、阿智セブンサミッターバッジを受け取りまして、広河原駐車場に車を取りに行ったあとは昼神温泉で汗を流しました。 でも食事できる場所の選択肢がどんどん失われていき、最後は中津川のお店で夕食。話が盛り上がり21時過ぎたところで解散。 23:30帰宅。やりきった感が凄くて満足でした!! 筋肉痛も凄いです😝 〜あとがき〜 本日のズルッは一度だけ(笑) 下り時つい話し込んじゃってうっかりぬかるみを踏み込んで半ケツ&左拳が泥に。 でもそんな予感がしててグローブをつけてましたのでノーダメージです😀 山行は鳳凰三山に匹敵する高負荷でした(笑)車移動を除いて山中11時間で33kmか。 でもみんなの前へ前へ進むパワーが1つになった貴重な体験でした。(途中、これはレンジャー訓練か何がかな、とかアフォな事を考えたり) そして雨の山は綺麗だということを再認識。こんなにレインウェアを洗うのが楽しい山行は無かったよ! 次はユル山企画、曽爾高原でお会いしましょう🤗
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