活動データ
タイム
05:41
距離
14.8km
のぼり
1311m
くだり
1322m
活動詳細
すべて見る先週の荒行(丹沢主脈縦走)がなかなか体に堪えたので、今週は何か緩めの山行をと、以前から気になっていた棒ノ折山をチョイス。しかし、登って下りて温泉入って帰ってくるだけでは物足りないので、棒ノ折山から奥多摩方面に抜けて高水三山まで縦走する事にした。 棒ノ折山はゴルジュ帯をちょっと歩けるのがウリなので、雪山用に買ったガッチリ重い山靴の靴慣らしとトレーニングもついでに。 4時半ごろ起きていつもの大江戸線の始発に乗る。池袋に出て西武池袋線を乗り継ぎ飯能へ。7時前に飯能に到着、そこから更にバスに40分揺られて出発地点のさわらびの湯で降りる。人気山だけあってさっくり満員でギリギリ席を確保。車内ではヤマノススメの聖地らしくアオイ嬢の控えめなアナウンスと車掌の渋い声のコントラストを楽しんだ。 さわらびの湯の駐車場の角にきれいなトイレがあり、棒ノ折山は人気の山の割には途中にも山頂にもトイレは無いのでここで済ませて行った方が良いだろう。また、バス停の横辺りに「なぐりづえ」という物騒な名前の杖が無料で貸し出されているので必要な人は借りると良いだろう。 8時頃駐車場を出発し、まずは名栗湖への緩い坂を上る。11月中旬の山奥の水辺は風が冷たい。ソフトシェルで凌ぐ。7meshのrecon jacket保温効果的なものは全くないがWINDSTOPPERが使われているので、風はバッチリシャットアウトしてくれた。デザインもシンプルで良い。湖の沿道を20分程歩くとこの山の名物であるゴルジュ帯の軽い沢歩きやちょっとした鎖場が楽しめる白谷沢コースの登山口に到着。 山に入って10分程で意地でも道を譲らないおじいさん渋滞につかまる。今日は時間にだいぶ余裕があるので、たまにはゆっくり歩いてみるのも良いだろうとおじいさんに合わせて歩く。少しスピードを抑えるだけでこんなにも楽なのか。山歩きのスピードはしゃべりながら歩いても息が切れないスピードとよく山歩き入門には書いてあるが、こちとら単独行、しゃべる相手がいねぇ、切ねぇ。。。んな感じで20分程登り、沢の入り口でようやくおじいさんが道を譲ってくれた。 ゴルジュゾーンは飛び石を渡りながら登っていくが、今日はせっかくGORE-TEXの登山靴で来たので深さを見ながらジャブジャブ渡る。この日唯一の沢沿いの鎖場・岩場ゾーンでは、靴のソールの固さを活かして、ちょっとした出っ張りでも、つま先を引っ掛けてぐいぐい登れる。靴は重いが楽しい。ちなみに鎖を使わなくても登れるレベルの難易度低めの鎖場だった。 そんな感じでサクサク登っていたら、アッというまに楽しい沢歩きゾーン終了。そこからは普通の山歩き。尾根に向かってちょっとした急登を登ると岩茸石があり、それに背を向けて尾根道を登っていく。山頂までの残りの道は何でもない尾根歩きなのだが、ゴンジリ峠直下に意味不明な秩序で並べられた丸太の階段といえない階段がアスレチックの遊具状態で、歩きにくいったらなく、体力を無意味にガッツリ削られた。はっきり言って、この日一番の難所だった笑 ゴンジリ峠はなかなか展望が良い感じだったが山頂も目の前なので水を一口飲んで通過。15分程で歩くと一気に景色が開け山頂に到着。雲一つない晴天だったので、この頂上から見えるべきものは全て見えたのではないかと思う程の開けた絶景。山頂もちょっとした公園ぐらいの広さで多くの登山者が景色をおかずにお弁当を食べていた。登山口から山頂までゆっくり歩いたつもりだったが、1時間半ぐらいしかかからずまだ10時過ぎ。あまりお腹も空いていなかったがおにぎりを一つ食べ、ご褒美の三ツ矢サイダーをちょっと飲む。20分ちょっと休憩して体も冷えてきたので奥多摩方面に向けて出発。山頂を下っているとドンドン登山者が登ってくる、流石人気山。 一旦ゴンジリ峠まで降り、黒山方面の道へ下る。そこからは延々と良い感じでちょっとしたアップダウンのある尾根歩き。ただ人はあまりいないので念のため熊鈴を装備。今回から熊鈴をパワーアップしたが煩すぎてヤバい。 15分程度で黒山に到着するも展望も無いので通過。そこから岩茸石山までの道の調度中間あたりに1か所だけ3mぐらい開けた崖があって、そこから富士山の先っちょが見えた。雪を被っていたので感動。その崖にはおじさんが特等席と言わんばかりにドカッと座って本を読んでいた。何か良いなと思った笑 他には特に見どころも無く、淡々と歩く事1時間ちょい岩茸石山に到着。山頂直下の急登はちょっと長いしエグかった。傾斜に加えて、地面がガレてたり、粘土だったりと滑りやすかったので雨降ってたらかなり危ないかも。 岩茸石山は棒ノ折山よりも更に多くの人で賑っており、そこそこの広さがあるにも関わらず座る場所に困るほど。人が集まるだけあって奥多摩方面、秩父方面をよく見渡せるなかなかの展望。今まで歩いてきた長い尾根道を見下ろして悦に浸る。これぞ縦走の醍醐味。そして歩いている時は気づかなかったが、上から見るとけっこう紅葉が進んでいる。あと1週間もしたら見ごろだろうか。景色を見ながら、団体さんの横に腰かけて残りのおにぎりと三ツ矢サイダーをやっつける。 10分程休んで高水山方面に下る。ここからは道は綺麗だがひたすら地味な山道歩きで特筆するところはなく。何でここが人気コースなのか理解に苦しむ。高水山を経て常福院に到着。木製の巨大刀が飾ってあり、入り口には旭日旗が飾ってあったりと何か戦い絡みの寺なのだろうか。寺を過ぎてしばらく行くと、急に道が悪くなりしばらく下りると釣り堀に出て山道終了。しかしここから軍畑駅までの公道歩きが長かった1時間近くは歩いたのではなかろうか。惣岳山から御嶽駅に抜けるルートにしておけばと後悔した。 13時40分に軍畑駅に到着。14時前の電車へ帰路に就く。ちなみに軍畑駅からの眺めもなかなか良かった。 先週の荒行で道の傾斜や地面の質に合わせた歩きが身についてきて以前より格段に楽に歩けるようになり、15kmぐらい山を歩いても大して疲れなかった。確実に成長している実感があり嬉しい限り。来週は奥多摩のどこかを縦走しよう。そして、12月中旬に雪山(北横岳)に行こうと思っており、それまでに装備を揃えつつ体も鍛えていきたい。 BGM AINOTAMENISHIS : XLISIS 先週発売されたばかりの新譜とは思えない、ブランキ―、エレカシ、TMGEなどの90年代のJロックのアウトロ―感ビンビンの一枚。現代のグランジ。最高。
活動の装備
- スカルパ(SCARPA)スカルパSC23090ミラージュGTX【ゴアテックス】レッド42【Mens】
- その他(Other)7mesh recon jacket
- クレッタルムーセン(KLATTERMUSEN)KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)EinrideJacket2.0GranateRedM
- クレッタルムーセン(KLATTERMUSEN)KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン) MIMER22 Citronelle 【正規取扱店】
- ワコール(Wacoal)CW-X スポーツタイツ スタイルフリーボトム (ロング丈) 吸汗速乾 UVカット VCO509 BU S [メンズ]
- モンベル(mont-bell)ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ Men's
- アークテリクス(ARC'TERYX)Mens Rampart Pant Biome
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