活動データ
タイム
06:37
距離
22.1km
のぼり
2112m
くだり
2112m
活動詳細
すべて見る山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 もちろんこう考えたのは漱石先生だけれど 碓氷峠に向かってこの道を歩くとふと思い出す一節。 芸術は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊いというくだり、 芸術=ハマってること、と解釈すればなんとなく分かるような(笑)。 画家の主人公は熊本県の山間の温泉地を歩いていたけれど ここにも霧積温泉があるのでちょっと似ているからかな。 本と同じように様々な人たちが行き交う、とはならず 見晴らし近くの沢を渡った後にようやく、カナダとオーストラリアからの団体さんと出会う。 ちょっと話して「Have fun!」「Thank you! You too!」 そういえば日本人同士でも「お気をつけて!」「ありがとうございます!」って 山の中で出会うとよく相手を労う。同じ山の中にいる「同志」な気分。 街ではこんなことめったにないし、 逆にちょっとビミョーになるから、山ってやっぱり仲良しのパワーあるかもね。 枯葉が雪のように積もった道を上がっていくと若い女性たちが楽しそうにやってくる。 肌と声のハリが違う(笑)!お揃いの色違いジャケットが(・∀・)イイネ!!一緒に選んだのかな。 何かの道具買いに行くとワクワクしちゃうね!その道具を使ってする「何か」 を考えている時がイチバン楽しかったりする。 見晴で一休みして帰路に向かうも、アッパレな晴天が寄り道へ誘う。 落葉した木ばかりなのに藪感がMAXな一ノ字山 神様が本当にいるような水源地 丘の背後に輝いていた紅葉と黄葉 お爺さん二人に寄り添いながら歩く優しそうな青年 会社の給湯室の会話そのまんまな(笑)ご婦人方 この峠道で寄り道する余裕ができてから遭遇できた「お楽しみ」は これからもあるんだろうなとワクワクしながら峠を下る。 疲れはないけれどちょっと一杯やりたい気分になるけれど、 観光シーズン真っ只中、いつもの長閑な食堂がてんやわんや。 まいっか、と駅そばへ変更。 私のかけそばを出すと、おばちゃんちょっと一服へ(-。-)y-゜゜゜ 「困ったちゃん」なお客さんいるんだろうね(笑)ホントにお疲れ様。 可もなく不可もないそばを食べたらまた、次は何処行こ?とワクワクしながら 可もなく不可もない毎日が始まる。 たまにはこんなレポもイイもんです(笑)
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