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朝日連峰縦走 後編

よっしーさん YAMAP Meister Silver

  • YAMAPマイスター:シルバー
  • 自己紹介:山の魅力に気がつきました。遅すぎたけど。いくぞ!テン泊縦走。



  • 活動エリア:宮城
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1970
  • 出身地:
  • 経験年数:1年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

大朝日岳・朝日連峰・祝瓶山

2015/08/26(水) 12:56

 更新

朝日連峰縦走 後編

公開

活動情報

活動時期

2015/08/15(土) 07:05

2015/08/15(土) 13:43

アクセス:311人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 577m / 累積標高下り 561m
活動時間6:38
活動距離3.93km
高低差164m
カロリー3609kcal

写真

動画

道具リスト

文章

つづき

三日目、雨が激しく屋根を叩く音で目覚めました。え?雨?本当っすか?朝食をとりわざとのんびり準備するも雨は衰えず、諦めてカッパを装着6時15分出発、朝日小屋を目指します。

今回一番楽しみにしていたこのコース。とんだ試練のコースになってしまいした。

朝のうちは雨より強風にやられました。大きく膨らんだザックのせいで体があおられます。三方堺、北寒江山、寒江山といくつかピークを超えますが、眺望なく余計にキツイ。天気のせいもあるでしょうが足取り重く、気分もいまいち。唯一の救い花たちを撮ろうにも雨足が強く、スマホ、カメラともだせず。これはいったい何の修行だろう?と自問自答しつつひたすら歩きます。

竜門山あたりで雨がますます強くなり、西朝日岳と中岳の中間あたりでは最も出会いたくないお方、雷様に出会ってしまいました。。稜線上で、歩いていると僕が周辺で一番高い。ピカッとする度に伏せ、止み間に遠くに見える灌木目指しダッシュ。ピカッ、伏せ、ダッシュ。何回繰り返したでしょうか?光ってから伏せても遅いだろうに。若干軽くなったはずの推定24キロ也のザック背負ってのダッシュとかあり得ません。パニック状態です。そうこうしている内に何とかやり過ごしました。いやはや雷様がこんなにも恐ろしいとは。二度と御免です。

その後雨足はさらに強くなり土砂降りです。カッパの中は先程の恐怖からの冷や汗とダッシュの汗で濡れ、最早ゴアとかのレベルではありません。体温はどんどん奪われとても寒く、登山道は沢と化し、急勾配のところでは進むのを躊躇するほどの濁流が。本当に泣きそうにりました。

やがて中岳を巻いていくと朝日小屋が遠くにぽつんと見えました。ホッとしたもののちっとも近づきません。漸く金玉水の看板が、朝日小屋は水場がなくここで3リットル程給水。それにしてもかなり下ります。ビールを冷やしていこうかと思いましたが回収の事を考えて止めました。この時体は寒くてしょうがないというのにここでビールに頭がいくとは、全く我ながら呆れてしまいます。

小屋近くで雨があがり、部分的に晴れ間も。またガスられても困るので一気に大朝日岳山頂へ。360度文句あっかの大展望。ガスが多いものの大絶景!だがしかし寒い。体も震えだしてきました。これは本気でヤバい、着替えなくては。急いで小屋へ。着替えるとちょうどお昼、熱いラーメンをすすり、コーヒーを淹れ漸く落ち着きました。生き抜いたぞ!と本気で思いました。

さて、この日小屋泊は13名程。この時期超満員100名超と聞いていたのですが天気のせいでしょうか?がらがらでテント泊とも言い出せなく僕も小屋泊にしました。

僕の隣に水戸から来たと言う小学3年生の少年とお父さん、その隣に今回相棒のようにずーっと一緒だった京都のKさん。この親子まだ山頂へは行っておらず、夕食を食べながらお父さんが口説くも、疲れたからヤダ!朝でいいと少年。酔いも手伝って少年に、明日ご来光見に暗いうちから上るんだけど、夕日を見がてら下見に行く偵察隊の隊長になってください、とつまみのチーズフォンデュを差し出すと、はにかみながらうんとの返事。Kさんも誘い4人で、すっかり元気を取り戻した少年を隊長に再び山頂へ。すっかり晴れ、最高の眺め。日本海ではなかったですが雲海へ沈む夕日のなんという美しさ。周囲の山々の、黄昏のなかの圧倒的な姿に感動。一堂、しばし言葉なく立ち尽くしていました。

さて次は、この日麓の町で行われる花火大会を小屋前から鑑賞。一件だけでなく鶴岡の赤川花火大会も。花火を見下ろすという貴重というか不思議な体験をしました。

さてさてさらに、楽しみにしていた星空。ペルセウス座流星群もピークは過ぎたとはいえ1時間程で4個みえました。天の川もバッチリ。隊長ともすっかり打ち解け、共にはしゃいでしまいました。
最後の夜、はれてよかった。満喫しました!最高でした!

この日は2人パーティーとソロと、2組とスライド。僕とは逆コースの縦走。

四日目、晴れ。ご来光、ただただ感動です。僕が山登りにはまるきっかけとなった山、栗駒山から昇って来ました。

周囲を見渡せば西から、身の危険を感じる位手荒に迎えてくれた以東岳からの縦走路が、昨秋からこの夏まで上ってきた鳥海山、月山、栗駒山、船形山、泉ヶ岳、仙台・山形神室、雁戸山から不忘山の蔵王連峰までが一望。南側はガスがこく見えません。そして祝瓶山が低いながらも堂々と目の前に。祝瓶山かっこいいです!

隊長親子と再会を誓い山頂で別れ、僕は小屋に戻り朝食を取ってから6時15分朝日鉱泉へ向け出発。晴れの中歩くのはやはり気持ちの良いものです。

小朝日岳の急登はキツイですが後は下りがメインの樹林帯を行きます。鳥原小屋の神社で御礼参り、無事を報告。さらに、ぬかるんだ道をぐんぐん下ります。途中狙っていた水場に不覚にも気付かず。つま先が痛み出した頃、吊り橋が現れ漸くゴール。

朝日鉱泉で風呂に入るとなんと隊長親子が。早くも再会です。そしてKさんもやって来ました。その後隊長親子に車があるところまで送ってもらいました。感謝です。隊長と握手を交わし別れ、山形駅から夜行バスで京都へ帰るというKさんを山形駅まで送り、家路につきました。
波乱含みの4日間でしたが最高に充実した山行でした。

最終日は天気もよく、日帰り可能ということで十数組とスライド。それでも少なすぎると思います。静かで良いとも思いますが。朝日連峰、想像以上でした。お勧めします。あっ!僕の活動メモではお勧めされてもねぇ。冗談じゃない!ですね。

写真がどうしてもカメラ優先になってしまい、スマホの写真が少なくアップ出来ず残念な感じです。パソコンと連携すれば良いのでしょうか?こちら方面どうも苦手で苦戦しております。

おそろしく長くなってしまいましたがお付き合いくださりありがとうございました!


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