日帰り雪山の雌阿寒岳

2017.11.24(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 50
休憩時間
21
距離
4.3 km
のぼり / くだり
644 / 795 m
2 7
50

活動詳細

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北海道上空に低気圧。 道内雪で荒れる予報、だけど釧路方面は天気が良さそう。というわけで一か八か雌阿寒岳に向かう。 前夜発野中温泉横のパーキングで車泊。 トイレはキレイで暖かい!ありがたい! 野中温泉までは車で入れるがそれより先、オンネトーへの道路は通行止め。 パーキング周辺の雪は新しいものはなく、5センチ~10センチ。 翌朝6時30分起床。 天気は良さそうなので登山準備開始。 すると野中温泉からグレーのもふもふしたワンちゃんが現れた。とても人懐こくておとなしい。かわいい~! 準備完了して歩き始めると、一緒に来てくれるそのワンちゃん。登山口を探す私たちの先を歩いて案内をしてくれる。何て賢いんだ! 『モコちゃん』なんと13歳! 有名なガイド犬と言うことは帰りの車の中で知る。 その名の通り、なんと山頂まで案内をしてくれたのです!!そんな大先輩、ちゃんづけでは呼べません(笑) ペースをきちんと見守ってくれ、休憩をするときちんと隣で伏せて待つ。旦那様の後を歩く私、モコ先輩は二人の間を歩き、私が少し遅れると振り返って追い付くまで待ってくれている! 登山口を過ぎて登山道は凍っていたので早々にアイゼン装着。スノーシューを持っていたが雪が少なかったので三合目でデポ。四合目過ぎるとハイマツ帯に突入、枝が引っ掛かり行く手を阻まれる。登山道ではない谷筋にトレース、ハイマツから一時逃れることはできるが薄雪の下はガレ場であり落石の危険あり。 気温は約-10度、八合目を過ぎた辺りからは暴風。 体感温度は-20度程だろう。山頂直下では風に身体を持っていかれそうになり踏ん張りながら進んだ。 『雌』阿寒岳なのに…、目の前の山は青空と真っ白な雪、岩陵のバランスがとても猛々しく男らしい。 惚れてまうやろ~!と古いギャグも飛び出す。 火口が見えた!硫黄ガスの臭い、蒸気が上っている。 モコさんのペースが上がり、山頂をお知らせしてくれた!!相変わらずの暴風で山頂からの景色は程ほどに、阿寒富士は諦めそそくさと同じ道を下山した。 下山を完了するまでモコさんは一緒に歩いてくれて心強かった!勇気と癒しを与えてくれるモコ先輩、とても救われたよ~。 熱めの野中温泉で冷えた身体を温めて登山終了。 野中温泉日帰り入浴350円。

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