熊野古道伊勢路～三瀬谷から梅ヶ谷まで～

前略。ＪＲ梅ヶ谷駅まで車で行き、前回の終着地三瀬谷駅までＪＲで戻ったところからスタート。今回は三瀬坂峠を越え大内山川沿いを歩くルート。朝７時、清々しい晩秋の伊勢路を歩き始めます。三瀬坂登山口の少し手前に多岐原神社があるのですが前回歩いた時は気づかず、今回初めて立ち寄りましたが内宮の摂社なんですね。三瀬坂峠は少し勾配あるのでストックあったほうが安心ですが、ストックなくても両登口に杖を置いてくれているので大丈夫です。有り難いですね。峠を越えて滝原宮で参拝してちょうど９時、近くにある道の駅木つつき館で朝食を済ませ、昼食を買って１０時に再び歩き始め阿曽へ。阿曽の集落内に石灰華という石があるのですが、炭酸石灰が鉱泉から噴出した後に沈殿して石のように固まったそうで、国内でも珍しいとのこと。ここから先は国道４２号線を歩いたり集落の中を歩いたりを繰り返し梅ヶ谷駅へ向かいます。田畑や山川などのどかな風景を眺めながら歩く区間なので歩いていて飽きることはないと思います。次回はいよいよ伊勢の国から熊野の国へと入ります。