活動データ
タイム
08:57
距離
12.0km
のぼり
1627m
くだり
1930m
活動詳細
すべて見る2015年8月22日(土) 北岳、そしてあわよくば間ノ岳も!・・と思ったのですが、間ノ岳は時間切れのため断念しました。 それと、アプリを起動し忘れていて、途中から記録したので、所要時間、距離は実際のものより短くなっています。 【コースタイム】 広河原山荘―右俣、左俣分岐(1時間30分)―左俣コース選択―八本歯のコル(40分)―北岳山頂(1時間20分) 北岳山頂―北岳山荘(40分)※ここから1時間ほど歩き、撤退。 北岳山荘ー八本歯のコル(1時間)―左俣コース選択―右俣、左俣分岐(1時間20分)―広河原(1時間20分) 登り 3時間30分 下り 3時間40分 合計 7時間10分(休憩時間除く) 【危険箇所など】 ブログなどでよく取り上げられている左俣ルートの雪渓は、雪がほぼ溶けてなくなっており、結局、雪渓の上を渡ることなく、右脇に設けられた登山道を歩きました。 同じく、八本歯のコルから北岳の間にあるトラバースルート。 遠めには崖地の上に設けられた心もとない木道のように見えますが、実はそれほど高い位置に設置されていない上、崖地側には木製のてすりがありますので、高度感を感じることもなく、比較的安全に渡れます。 それよりも、八本歯のコル周辺には、細い丸太で組まれた階段が相当数あり、長いもので2,30段ほどあります。 傾斜も急で、雨やガスで濡れているとよく滑りますので、特に下りは注意が必要です。 ただ、どの梯子も手すりが設置されているので、これを掴みながら慎重に下れば問題ありません。 【駐車場など】 第1から第8まであり、全部で600台以上停められるようです。(全て24H 無料) 駐車場までは全て舗装道となりますが、駐車場近くの道はすれ違いが困難な細い道になりますので、対面通行には注意が必要です。 駐車場までは「市営駐車場」の看板が分岐ごとにありますので、迷うことはないかと思います。 北岳登山口にはマイカー規制のため、バスまたはタクシーに乗って登山口を目指すことになりますが、乗車場に最も近いのが第2、次いで第3になります。 深夜0:48分に着いた時には、すでに第2は満車。第3はまだ十数台の空きがありました。第3は、午前3:45頃にも係員に誘導された車が何台か進入していました。 0:48分 市営第3駐車場に到着。 運よくバス乗車場に近い第3駐車場に空きがあったので、駐車。 4:00まで仮眠をとりました。 4:00分 始発バスの乗車手続きがいつ始まるのか分からなかったので、とりあえずバス乗車場に向かいました。1番乗りでした。 4:15頃、係の方が私含め待機していた5名に乗車券の販売をするので、乗車場内にあるベンチ(複数のベンチを繋げた長~いベンチ)に手前からザックを置いて並んでほしいとのこと。 バスの座席の案内も、並べられたザックの持ち主の順番に行う、とのことでした。 それから5分後、乗車券の販売開始。バスの出発は5:20とのことでした。 ザックを置いてあるので、特に乗車場で待機し続けなくても大丈夫です。 ただ、バスへの乗車は出発の15分ほど前から行うので、その位の時間には乗車場で待機していましょう。 今はハイシーズンにつき、4台のバスに立ち乗りの方含め、乗せられるだけ乗客を乗せるので、バス内はスシ詰め状態です。 ここから登山口のある広河原まで約1時間ほどです。 6:20 広河原到着。 バスやタクシーで着いた登山者が一斉に登り始めるので、登山口近辺は大渋滞です。 渋滞が切れるのを待って登るつもりでしたが、一向にその気配がないので、止むを得ず、6:30に出発しました。 二俣分岐までは樹林帯の中を歩きます。 歩き始めこそ緩やかな傾斜もすぐにキツイ傾斜になり、それに合わせて渋滞も始まります。 進んでは止まり、また進んでは止まり・・ 1時間ほどはその繰り返しでした。私は適度に休めて良かったですが(笑) 1時間ほど経つと、休憩に入る方も増え、渋滞も解消されます。 樹林帯を抜け、しばらく歩くと左手に雪渓を臨みます。 ただ、雪はほとんど溶けてなくなっており、雪渓の脇の道を登っていきます。 一応持参してきたアイゼンは出番なし。 この登りがかなりの傾斜で、それも、結構長く続きます。 序盤の渋滞で蓄えたスタミナをここで使ってしまいました。 8:14 二俣分岐から左俣コースへ。 多くの方は右俣ルートに流れたようで、ここから人の数がぐっと減ります。 コースは変わらず雪渓脇を登り詰めていくのですが、上に行くほど傾斜がきつくなります。 雪渓を抜け、八本歯のコル手前に差し掛かると、今度は細い丸太で組まれた梯子が連続するルートになります。 ここも、上に行けば行くほど梯子の段数が多くなり、傾斜もきつくなります。 丸太が細くてバランスがとりづらいので、梯子に設置された手すりを掴みながら慎重に登っていきます。さらに、この日はガスが深く、丸太が湿って滑りやすかったです。 梯子ルートを越え、しばらく進むと山頂まで続くジグザグの緩い坂を登ります。 大した傾斜ではないのですが、これまでのキツい登りの連続で体力を消耗している上、空気も薄いのでかなりきつく感じました。 11:00 山頂に到着。 ・・でも深ーいガスが立ち込め、眺望どころか数メートル先も見えない状態! 日本第2位の高峰から眺める景色はさぞ絶景であったでしょうに、残念です。 山頂には20人ほどいらっしゃいました。 どの範囲までを山頂、と呼んでよいものか分かりませんが、上下の段差がある箇所まで含めるとそれなりの広さがあります。40人分くらいの広さはあるでしょうか。 深いガスと強まってきた風でかなり寒かったです。 思わずウィンドブレーカーを着込んでしまいました。 本当はここで引き返す予定だったのですが、予定より早く着いたので、折角だからお隣の間ノ岳まで行ける所まで行ってみようと、11;30に山頂を出発。 12:30頃北岳山荘に着き、そこからしばらく歩いたのですが、芦安駐車場に戻る最終バスは16:40分。ここまで要した時間は約4時間強。最終バスに乗るタイムリミットも約4時間。潮時です。ここは潔く撤退することにしました。 下りの方が時間はかからないだろうと余裕で構えていたのですが、このコースは全体的に傾斜がきつい上、岩や梯子など、足場が不安定な場所が多くて、存外スピードが上がらず、登りと大差ない時間がかかってしまいました。 結局、広河原に着いたのは16:20。かなりぎりぎりでした。 このコースは樹林帯、梯子、岩場とバリエーションが豊富なので飽きは感じません。 ただ、距離が短い分、全体的に傾斜がきつく、平坦な場所がほとんどないので、かなりキツく感じました。 そして、やはり特筆すべきは人の多でしょうか。 渋滞につかまったり、先頭の人のペースに釣られたり、後ろから来る人のプレッシャーで思わずペースを上げたりと、とかく自分のペースを乱しがちになってしまいます。ただでさえキツいコースなので、自分のペースを守るのは大事です。 それと高度障害。 山頂やその付近では、頭痛やめまいなど、高度障害を訴えている方が何人かいらっしゃいました。予防は難しいですが、十分な休養をとった上で登山に臨みたいです。 また、具体的な症状がでなくとも、酸素の薄さから判断力や集中力が鈍ることもあります。終始、足場が悪いルートが続くので、細心の注意が必要です。
活動の装備
- その他(Other)ダンロップ ユニエースライトDL930
- その他(Other)アコンカグア バロリーチェ60L
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ベルグテックEX・ストームセイバーVレインスーツ
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ブレスサーモ ウィンドストッパージャケット
- モンベル(mont-bell)サウスリム パンツ Men's
- モンベル(mont-bell)スーパーメリノウール M.W. ハイネックシャツ Men's
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)バッドランドキャップ
- その他(Other)DABADA アウトドアゲーター
- モンベル(mont-bell)ウインドブラスト パンツ
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