活動データ
タイム
18:38
距離
36.0km
のぼり
2817m
くだり
2811m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 鍋平園地駐車場に自家用車を駐車して、徒歩で新穂高登山センターへ向かいます。無料の新穂高第3駐車場は満車でしたが、鍋平園地駐車場はかなり空いていました。新穂高まではルートがわかりずらく道を間違え、遠回りして時間をロスしました。 【感想/記録】 山岳ライターの高橋庄太郎さんが三俣山荘でテントを張り、ここを基点に水晶岳、雲ノ平、黒部五郎岳などへ縦走する記事をでPEAKS読み、このルートが自分でもできるかと思って下見に、また先日黒部五郎岳に来たときに見えた、富山県、岐阜県、長野県の三県の境にまたがる三俣蓮華岳の山頂に行きたいと思い、今回山頂を目指してみました。 早朝に新穂高まで来る途中は霧雨だったりして、お天気が不安でしたが、新穂高に到着すると晴れ間ものぞくようになりました。 最初に歩く林道は結構長く単調です。小池新道は良く整備され、途中の登山道も整備が行き届き大変歩きやすく感じました。 逆さ槍で有名な鏡平で昼食としましたが、ガスって逆さ槍は見えませんでした ´д` ;。この後も曇り時々晴れ、時々ガスで何も見えないと言う残念なお天気でした。 双六小屋からは稜線ルートを歩き、双六岳、三俣蓮華岳を経由して三俣山荘には4時半頃に到着しました。 三俣山荘は小さな山小屋ですが、トイレは水洗(男女共用の和式)、水は比較的豊富です。部屋カイコ部屋でしたが、幸い日曜日だったからか、3人部屋を2人での使用で余裕がありました。夕食のジビエシチューは美味しかったのですが、量がやや少なく、ご飯のおかずとしては?です。またご飯は団子風であまり美味しくありませんでした(>_<)。 夕食後には三俣診療所を開設している、岡山、愛媛大学医学部の先生、学生さんから高山病に関した講習会が催され有意義なお話を聞けました。1日に500m以上高度を上げると、また高度が2500mを越すと、高山病発症のリスクが高くなるそうです。毎年数件は重篤な高山病患者か発生し、ヘリコプターでの搬送となるそうで、注意することに越したことはないですね。 三俣蓮華岳に来るのは初めてでしたが、登山道は比較的緩やかで、良く整備されているものの、距離が長いので重いテント泊用の荷物を背負って1日で来るのは、おっさんの体力では絶対無理と言う事がわかりました。テント泊の荷物でしたら、担ぎ上げられるのはせいぜいで双六小屋までですね。 2日目は最初は鷲羽岳までピストンする予定でしたが、1日目で体力を使い果たし、結局行きと同じルートを歩きました。 2日目の朝は好天に恵まれ、三俣蓮華岳に到着した頃は眼下に雲海が広がり、北アルプスの主な山々が見える、素晴らしい眺望が得られました。しかし、この後は雲海が湧き上がり雲が優勢となって、白い世界になってしまいました。鏡平ではまたガスって逆さ槍はまた見ることができませんでした。 後半は疲れが足にたまり、思うように足が動かずコケたりして、ペースダウンしてしまい、休憩を多くしてなんとか新穂高登山指導センターにまでたどり着きました。しかしここからまた急登の坂道を登るのがしんどかったです。新穂高登山指導センターの標高は1,090m、鍋平園地駐車場の標高は1,200 m、距離は約1.5kmなので、疲れた身体には結構キツイです。新穂高ロープウェイを利用すると鍋平園地駐車場には楽に行けますが、今回は登山なので歩いて行きました。 【注意点】 鍋平園地駐車場から新穂高登山指導センターの登山道が今回のコースで一番斜度がキツく、苔生した岩があり、滑りそうでちょっと危険でした。 山はそろそろ秋模様です。朝夕は冷え込みますので、ダウンジャケットなどの防寒対策をされると良いでしょう。 【コース状況】 新穂高から林道に入り、しばらく単調な林道歩きが続きます。小池新道からが登山道になります。小池新道は良く整備され、斜度も比較的緩やかで、危険な箇所はありませんでした。弓折岳からは少し岩が目立ってきます。双六小屋から稜線ルートを歩くようになるとやや大きめの岩が目立ってきますが、階段のように岩を積み上げてある場所もあり、比較的歩きやすかったです。三俣蓮華岳から三俣山荘へ降りる始めの箇所が、岩がザレてやや歩き辛く感じました。
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