北ア、三俣蓮華岳、双六岳へ

2015.08.23(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 37
休憩時間
36
距離
17.9 km
のぼり / くだり
2140 / 670 m
DAY 2
合計時間
9 時間
休憩時間
1 時間 34
距離
18.0 km
のぼり / くだり
677 / 2139 m

活動詳細

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【アクセス】  鍋平園地駐車場に自家用車を駐車して、徒歩で新穂高登山センターへ向かいます。無料の新穂高第3駐車場は満車でしたが、鍋平園地駐車場はかなり空いていました。新穂高まではルートがわかりずらく道を間違え、遠回りして時間をロスしました。 【感想/記録】  山岳ライターの高橋庄太郎さんが三俣山荘でテントを張り、ここを基点に水晶岳、雲ノ平、黒部五郎岳などへ縦走する記事をでPEAKS読み、このルートが自分でもできるかと思って下見に、また先日黒部五郎岳に来たときに見えた、富山県、岐阜県、長野県の三県の境にまたがる三俣蓮華岳の山頂に行きたいと思い、今回山頂を目指してみました。  早朝に新穂高まで来る途中は霧雨だったりして、お天気が不安でしたが、新穂高に到着すると晴れ間ものぞくようになりました。  最初に歩く林道は結構長く単調です。小池新道は良く整備され、途中の登山道も整備が行き届き大変歩きやすく感じました。  逆さ槍で有名な鏡平で昼食としましたが、ガスって逆さ槍は見えませんでした ´д` ;。この後も曇り時々晴れ、時々ガスで何も見えないと言う残念なお天気でした。  双六小屋からは稜線ルートを歩き、双六岳、三俣蓮華岳を経由して三俣山荘には4時半頃に到着しました。  三俣山荘は小さな山小屋ですが、トイレは水洗(男女共用の和式)、水は比較的豊富です。部屋カイコ部屋でしたが、幸い日曜日だったからか、3人部屋を2人での使用で余裕がありました。夕食のジビエシチューは美味しかったのですが、量がやや少なく、ご飯のおかずとしては?です。またご飯は団子風であまり美味しくありませんでした(>_<)。  夕食後には三俣診療所を開設している、岡山、愛媛大学医学部の先生、学生さんから高山病に関した講習会が催され有意義なお話を聞けました。1日に500m以上高度を上げると、また高度が2500mを越すと、高山病発症のリスクが高くなるそうです。毎年数件は重篤な高山病患者か発生し、ヘリコプターでの搬送となるそうで、注意することに越したことはないですね。  三俣蓮華岳に来るのは初めてでしたが、登山道は比較的緩やかで、良く整備されているものの、距離が長いので重いテント泊用の荷物を背負って1日で来るのは、おっさんの体力では絶対無理と言う事がわかりました。テント泊の荷物でしたら、担ぎ上げられるのはせいぜいで双六小屋までですね。  2日目は最初は鷲羽岳までピストンする予定でしたが、1日目で体力を使い果たし、結局行きと同じルートを歩きました。  2日目の朝は好天に恵まれ、三俣蓮華岳に到着した頃は眼下に雲海が広がり、北アルプスの主な山々が見える、素晴らしい眺望が得られました。しかし、この後は雲海が湧き上がり雲が優勢となって、白い世界になってしまいました。鏡平ではまたガスって逆さ槍はまた見ることができませんでした。  後半は疲れが足にたまり、思うように足が動かずコケたりして、ペースダウンしてしまい、休憩を多くしてなんとか新穂高登山指導センターにまでたどり着きました。しかしここからまた急登の坂道を登るのがしんどかったです。新穂高登山指導センターの標高は1,090m、鍋平園地駐車場の標高は1,200 m、距離は約1.5kmなので、疲れた身体には結構キツイです。新穂高ロープウェイを利用すると鍋平園地駐車場には楽に行けますが、今回は登山なので歩いて行きました。 【注意点】  鍋平園地駐車場から新穂高登山指導センターの登山道が今回のコースで一番斜度がキツく、苔生した岩があり、滑りそうでちょっと危険でした。  山はそろそろ秋模様です。朝夕は冷え込みますので、ダウンジャケットなどの防寒対策をされると良いでしょう。 【コース状況】  新穂高から林道に入り、しばらく単調な林道歩きが続きます。小池新道からが登山道になります。小池新道は良く整備され、斜度も比較的緩やかで、危険な箇所はありませんでした。弓折岳からは少し岩が目立ってきます。双六小屋から稜線ルートを歩くようになるとやや大きめの岩が目立ってきますが、階段のように岩を積み上げてある場所もあり、比較的歩きやすかったです。三俣蓮華岳から三俣山荘へ降りる始めの箇所が、岩がザレてやや歩き辛く感じました。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 アウトソールが剥離したテナヤブーツはモンベルで張り替えして復活。税込¥7,020円でした。
アウトソールが剥離したテナヤブーツはモンベルで張り替えして復活。税込¥7,020円でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鍋平駐車場から新穂高登山指導センターへの駐車場途中からの入り口。
鍋平駐車場から新穂高登山指導センターへの駐車場途中からの入り口。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 自然散策路かと思っていたら急登の登山道でした。
自然散策路かと思っていたら急登の登山道でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雨上がりだったので余計滑りやすかったです。
雨上がりだったので余計滑りやすかったです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山道に通じる林道の入り口です。
登山道に通じる林道の入り口です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 新穂高からはたくさんの北アの山々へ行けますね。
新穂高からはたくさんの北アの山々へ行けますね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お天気は晴れ間が覗いていました。
お天気は晴れ間が覗いていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 今日は登りませんが、笠新道の入り口です。
今日は登りませんが、笠新道の入り口です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠新道は激急登と言われています。
笠新道は激急登と言われています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 わさび平小屋名物の冷やしたトマトや果物。
わさび平小屋名物の冷やしたトマトや果物。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小池新道の入り口です。
小池新道の入り口です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登りやすい整備された登山道です。
登りやすい整備された登山道です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲が目立ってきたようです。
雲が目立ってきたようです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大きめの岩も整備されていました。
大きめの岩も整備されていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秩父沢に到着。
秩父沢に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 行く手には雲が。
行く手には雲が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 豊富な水量の清流です。
豊富な水量の清流です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大きな岩場のチボ岩です。
大きな岩場のチボ岩です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 休憩ポイントのイタドリヶ原。
休憩ポイントのイタドリヶ原。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 同じくシシウドヶ原。
同じくシシウドヶ原。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雪渓が見えています。
雪渓が見えています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ますます雲が優勢に。
ますます雲が優勢に。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 熊のおどり場。
熊のおどり場。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 熊とは踊りたくないですね。
熊とは踊りたくないですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鏡平まで500m地点。
鏡平まで500m地点。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そして後5分。
そして後5分。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 木道が現れて。
木道が現れて。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鏡平に到着も、逆さ槍は見られず (´Д`;)。
鏡平に到着も、逆さ槍は見られず (´Д`;)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鏡平山荘に到着。ここで昼食です。
鏡平山荘に到着。ここで昼食です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 真っ白ですね。
真っ白ですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 弓折岳を目指します。
弓折岳を目指します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳、双六岳の分岐となる弓折岳分岐点
笠ヶ岳、双六岳の分岐となる弓折岳分岐点
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳を目指しますが、ガスってきました。
双六岳を目指しますが、ガスってきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 くろゆりベンチ。
くろゆりベンチ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋と遠くに見えるは、鷲羽岳。
双六小屋と遠くに見えるは、鷲羽岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳が大きく見えてきました。
鷲羽岳が大きく見えてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳方面はガスっています。
双六岳方面はガスっています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋はソコソコ賑わっています。
双六小屋はソコソコ賑わっています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳に通じる、樅沢岳。
槍ヶ岳に通じる、樅沢岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳を目指します。
双六岳を目指します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線ルート、中道ルートの分かれ道。稜線ルートを行きます。
稜線ルート、中道ルートの分かれ道。稜線ルートを行きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 岩が多いですが、階段状に整備されありがたい。
岩が多いですが、階段状に整備されありがたい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ようやく遠くに双六岳山頂の標識が見えてきました。
ようやく遠くに双六岳山頂の標識が見えてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳に到着もガスっています。
双六岳に到着もガスっています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 次は三俣蓮華岳を目指します。
次は三俣蓮華岳を目指します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣蓮華岳に到着。
三俣蓮華岳に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 立派な山頂の標識です。
立派な山頂の標識です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘を目指します。
三俣山荘を目指します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘が見えてきました。
三俣山荘が見えてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線ルートで時間がかかりましたが、4時半過ぎにようやく三俣山荘に到着。
稜線ルートで時間がかかりましたが、4時半過ぎにようやく三俣山荘に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジビエを使ったシチューは美味しいのですが、量がちょっと足りないですね。
ジビエを使ったシチューは美味しいのですが、量がちょっと足りないですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝ご飯をガッツリとご飯を食べたいのに、おかずも量が少ないですね。
朝ご飯をガッツリとご飯を食べたいのに、おかずも量が少ないですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 夜が明けて良いお天気となりました。
夜が明けて良いお天気となりました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳にも頂上付近に日が当たります。
鷲羽岳にも頂上付近に日が当たります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これから目指す三俣蓮華岳。
これから目指す三俣蓮華岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣蓮華岳山頂に到着。
三俣蓮華岳山頂に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳はどこにいても目立ちますね。
槍ヶ岳はどこにいても目立ちますね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲海が広がります。
雲海が広がります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 逆光で暗いですが、鷲羽岳です。
逆光で暗いですが、鷲羽岳です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 薬師岳。
薬師岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 この前行った黒部五郎岳。
この前行った黒部五郎岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳。
笠ヶ岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲はまだ低いです。
雲はまだ低いです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高連峰もこの時はしっかりと見えていました。
穂高連峰もこの時はしっかりと見えていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 再度の双六岳。今回は晴れていました。
再度の双六岳。今回は晴れていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋を目指します。
双六小屋を目指します。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高方面は徐々に雲が増えてきました。
穂高方面は徐々に雲が増えてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 中道分岐点に到着。
中道分岐点に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 巻き道ルートの分岐点。
巻き道ルートの分岐点。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋が見えてきました。さすがにテン場はガラガラです。
双六小屋が見えてきました。さすがにテン場はガラガラです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 テン場は良さそうな感じ。
テン場は良さそうな感じ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ガスってきました。
ガスってきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 弓折乗越に到着。
弓折乗越に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲が多いですね。
雲が多いですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返っての弓折岳。
振り返っての弓折岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 再度逆さ槍は見られず (´Д`;)。
再度逆さ槍は見られず (´Д`;)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 シシウドヶ原に到着。
シシウドヶ原に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チボ岩に到着。
チボ岩に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 相変わらず雲が多いです。
相変わらず雲が多いです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秩父沢の清流は冷たくて美味しかったです。
秩父沢の清流は冷たくて美味しかったです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小池新道の始まりに到着。
小池新道の始まりに到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山道の入り口にまで到着。
登山道の入り口にまで到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ようやく新穂高登山指導センターに到着。足がガクガクです。
ようやく新穂高登山指導センターに到着。足がガクガクです。

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