甲武信ヶ岳 千曲川源流ゆき景色

今週末は、木曽駒ヶ岳へでもと考え、天気予報や土曜日のレポートを何度も見返して熟考。何となくさっぱりしない。午前中は陽がさしそうだし、気温も土曜日よりいくぶん上がりそう。ただ風が強い。風速２０メートル。山のレポートがなかなかアップされない。ようやくアップされたのをみると、ほとんどが強風とホワイトアウトで敗退。これで決まり。木曽駒ヶ岳は次の機会に。 改めて行く先を検討、毛木平から甲武信ヶ岳のコースに決める。 朝６時半ごろ、駐車場に到着。道中も金曜日の雪がかなり残っており、駐車場も数センチだが、一面真っ白。雪についたタイヤ跡から昨日は２台がきたらしいと知る。今日は、僕らの他には誰もいない。気温はマイナス１１℃、寒い。ここは、ほとんどが樹林帯なのでいいのだが、これで風に吹き付けられたらどうしようもない。 雪は最初から最後まで数センチ、もう少し積もっていた方が歩きやすい。ところどころ登山道に流れ出した沢水が凍りついている。沢にはさまざまな形の薄氷が咲いていて、目を楽しませる。 山頂からは富士山、南アルプス、行く予定だった中央アルプス、八ヶ岳、北アルプス、浅間山…。僕らの他には３人、絶景を堪能し、お腹を満たして来た道を戻る。 結局、今日この道を歩いたのは僕らだけだった。