唐沢鉱泉〜黒百合平〜にゅう（ピストン）

今回は雪山初心者〜上級者まで10名揃ってのスノーハイクをしてきました。 恐縮ながら、私が企画させていただきました。 雪の積もっている登山道を歩くと言っても様々なシチュエーションがあります。平坦な林道に1センチも満たないくらい雪が積もっている状況から腰まで埋まるほどの積雪があるトレース無しの登山道をテープ頼りに歩くものまで。 今回はラッセル不要な状況で凍結もない状況下でアイゼン無しに歩くことで雪慣れをする目的で企画しました。登り始めの唐沢鉱泉では、10センチ程の積雪で踏み固められていたので若干滑りやすい状態になっていました。滑りやすい箇所ではどのように歩いたら良いかを各々考えられたかと思います。雪はどういう状況で滑るのか。どうしたら滑りにくいのか、滑った時にはどうしたら転ばずに尻もちをつかずに済むか。 こういったことは、実際に体験するのが一番。実践あるのみですね。 唐沢鉱泉の奥にいくと橋を渡って、そこからが登りの始まり。ここの坂は比較的急斜面でもないので危険ではありません。キュッキュッと鳴る雪を楽しみながら歩きます。でも、踏み外したりするとちょっと下の方まで連れて行かれるかも。とにかく、こういう場所でも気は抜かずに。特に下山時は。 赤きつさんの先導のもと、順調に渋の湯との分岐をこえていきます。黒百合平までは変わりばえのない雪道がひたすら続きます。夏道のコースタイムで2時間10分ですが、今回は2時間半程で黒百合平に着きました。皆さんの力量は予想通り。中々いいタイムです。 黒百合平についたところでハプニング発生。何が起きたかは、他の方の日記をご参照ください。簡単に言うと、yossyさんが携帯を落としてしまったので数人で捜索に行きました。残念ながら見つかりませんでしたが、その後目的のビーフシチューを堪能。やっぱこれだね〜ということで。 そこで終わらないのがこのチーム。 せっかくなのでにゅうくらいいっときますかぁというノリでにゅうまで。 黒百合平のあたりは積雪も20センチ以上あり、ちょっと本格的なスノーハイクが出来ました。 雪の上では走らない、飛ばない、人のザックを引っ張らない(笑) 色々とありましたが、大きな怪我もなく無事に全員下山できたことが何よりでした。 今回の経験で学んだ歩行技術、装備の過不足、行動中の服装など次の山行に少しでも役立てば幸いです。 全員が主人公で、とても楽しく過ごせて良かったです。こんな素敵な山行となり、企画してよかったなぁと心から思いました。皆さん、本当にありがとうございました。