活動データ
タイム
06:01
距離
10.3km
のぼり
971m
くだり
907m
活動詳細
すべて見る2週間前にFacebookのグループ「丹沢ハイキング」で一緒に道志方面を歩く人を募集したところ、Oさんよりメッセージを下さり、彼の希望で菰釣山をメインに登ることになりました。前日夜に横浜で降った雨は、道志村では当然雪だったので、当初朝7時半に道志の湯で待ち合わせていましたが、こちらの車にはスタッドレスタイヤなど履いておらず、さすがに路面凍結が心配ですから、少し遅らせる意味合いでしばらく手前の青野原のコンビニで待ち合わせることにしました。そこから道志の湯まで行きつつ、走れなさそうなら野原駐車場で車を止めて、大室山に登ることにしました。 しかし、道志みちはさすがに国道です。雪質もまだ解ける前で凍っておらず、サラサラだったために車の多い路面のものは掃われていました。しかし、国道から逸れるともちろん雪道ですが、前述の通り解ける前のサラサラな雪のおかげで、道志の湯の先まで進んでもゆっくり走る限り大丈夫でした。先は室久保林道になって未舗装路になりますが、ダートの方が砂利の凹凸のおかげでちゃんとグリップしてくれます。そうしてOさんの車を野外活動センター入口に止めておき、こちらの軽トラで道志の森の先の西沢林道に向かいました。 道志の森への道も舗装区間の坂道はもちろん滑りますが、湿った雪ではないので何とかなりました。西沢林道になってオフロードに入るとグリップが向上しましたが、徐々に雪が厚くなってしまい、1kmほどでコントロール不能になり、奥まで行くことは諦めて、近くの広くなった路肩に駐車して、そこから歩き始めることにしました。 菰釣山登山道は後半で勾配が厳しくなりますが、雪質が幸いして軽アイゼン等を装着しなくても問題なくグリップしてくれました。国境尾根もまた然りで、菰釣山山頂のベンチでは積もった雪を手で掃っても、ベンチの板はほとんど湿っておらず、なんだか砂を掃っているような感じでした。それほど気温が低い訳ですが、朝8時の時点で道志村の予想気温が-4.2度でしたから、山頂はもちろんそれ以下だったはずですから、雪質がサラサラなままだった訳です。 山頂では当初富士山が雲に隠れていてガッカリしましたが、湯を沸かしてコーヒータイムを取っていると、雲間から富士山が見えるようになってラッキーでした。少しすると、林道で声を掛けた二人組ハイカーさんがいらして、くっきり見える南アルプスと富士山の遠景を堪能していらっしゃいました。ちなみに、菰釣山に登る際にトレランの方とすれ違いましたが、彼の踏み跡がこの先も国境尾根沿いに残っていました。 菰釣山を後にして、国境尾根を縦走して東に向かいますが、時間も昼に近付くにつれて尾根上の雪の量が目立って少なくなってきて、標高の低い地点や日差しを浴びるところではすっかり雪が消えているところもありました。しかし、中ノ丸や大界木山等の1200mを越えるピークの前後はしっかり雪が残っていて、さらに尾根道の北側斜面は日が当たらずに真っ白なままでした。 城ヶ尾山で昼食を取って、大界木山とその次のピークを越えて忘路峠に至りますが、この辺は尾根上の道も日が当たりづらいようで、雪がしっかり残っていました。忘路峠ルートは北側を下るので、さすがに雪がたっぷり残っていますので、チェーンスパイクを装着して歩きました。この道は歩きやすいとは言え、バリエーションルートですから、念には念を入れておかないといけません。 無事に野外活動センターに到着したのは午後3時丁度でしたが、そこからOさんの車で道志の森キャンプ場の端まで送ってもらい、そこから歩いて軽トラに戻りました。Oさんはこれから同窓会仲間との飲み会だそうです。自分より年上で喫煙すらしているのに、息が上がることなく速い足取りでキツい登りでも余裕で歩いていて、こちらの遅いペースでは申し訳ないくらいでした。それもそのはず、学生時代はワンゲル部で鍛えて、定年退職後に登山に復帰してしょっちゅう歩き回っている熟練者さんでした。何はともあれ、路面凍結が心配でしたが、無事に良い天気の中で山歩きできて、充実した一日になりました。 【コース状況】 前日夜の雪がそのまま残っていたので、全てのルートで足滑りには注意ですが、雪質がサラサラで、軽アイゼン等を装着しなくても大丈夫でした。ただし、午後の忘路峠からの北面を下るところでは、雪も湿り気を持ってたっぷり残っていたので、チェーンスパイクを装着しておきました。ルートそのものに危険箇所はなく、忘路峠ルートも秋に新たに巻かれたリボンのおかげでミスコースする心配もなくなりました。
活動の装備
- その他(Other)CANMORE
- ニコン(Nikon)ニコマートFTn
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