活動データ
タイム
00:54
距離
2.7km
のぼり
125m
くだり
118m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る朝から猛烈な雨。昼に小雨になり、近場の山に出掛けようかと思った矢先に、15時からの用事が出来てしまいました。明日は日曜日ながら、泊まり込みの重要な会議が控えています。 …正味、1時間ほどしか時間がないけれど、少しでも山(っぽいところ)を歩きたい。 そこで、のび太くんが通う小学校の裏山のような、標高100mにも満たない近所の里山へ出かけてみました。 ここはトレッキングシューズの慣らしのため、春先に何度か訪問させていただいた場所です。 「北高上緑地(きたこうじょうりょくち)」は個人所有の里山でしたが、 その自然を保全することを条件に市に寄付され、有志の方々のご努力によって整備・管理されている緑地公園です(夏場は9時〜17時、冬場は9時〜16時と、歩ける時間が決められています)。 随所にボランティアの方々の愛があふれていて、非常にきれいに保たれた里山ですが、知らない人からすると標高もないので、大住宅地に隣接したただの雑木林にしか見えません。 ここにはコバノミツバツツジという小ぶりな花をつけるツツジが群生しており、春先には随所で目を楽しませてくれます。もうひとつ、食虫植物モウセンゴケの一種であるトウカイコモウセンゴケの生育地でもあります。 南入口の門を入った斜面が湧水が滲み出している斜面に、スギゴケと一緖に群生しています。 トウカイコモウセンゴケはピンクのかわいい花をつけるのですが、訪ねた時は時期が遅く、ほとんど種になっていました。それでも1つ2つ、小さなつぼみが残っていました。 もともと里山として利用されてきた場所なので、いたるところに人の暮らしの痕跡が見られます。 薪や山菜を採るために張り巡らされた道、かつて伐採された痕跡が残る萌芽林(ほうがりん)、煉瓦造りの砂防堰堤…。近所の裏山ならではの風情が楽しめます。 道という道を歩きまわっても1時間弱。箱庭のような里山でした。
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