活動データ
タイム
02:09
距離
13.1km
のぼり
724m
くだり
721m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る週末を利用して留学先のビクトリアからバンクーバーへ一泊の旅行をしてきました。ビクトリアも結構な観光都市ですが、バンクーバー島にあり(ただ島といっても南北500Km東西200Kmという東京ー大阪間ほどもあるのですが)、カナダ本土には陸続きになっていません。したがってバンクーバーへ行くためには、海つまりジョージア海峡を渡らなければなりません。市バスとフェリーと電車を乗り継いで、約4時間ほどかけてバンクーバーへ移動しました。ビクトリア市→(市バス)→スワーツベイ→(フェリー)→ツワッサン港→(バンクーバー市バス)→ブリッジポート駅→(電車カナダライン)→シティセンター駅でダウンタウンへ到着。ビクトリア市バスは、距離に関係なく2.5ドルで、BCフェリーは、16ドル、バンクーバーにいたっては、市バスと電車(カナダラインという日本の地下鉄のようなもの)とも同じトランスリンクという会社が経営しており、土日休日は、市内をいくら乗り継いでも、2.75ドルという驚くべきほど安い均一料金で統一されています。(平日は、距離別に料金が3群に分けられます。)特に、電車などは無人駅で、改札扉は開けっ放しでチケットを挿入する場所もなく、故障しているのかと思ったほど。ただ乗りしようと思えばいくらでもできそう。よっぽどカナダ市民を信頼しているのか、徹底した低コストで運営されています。電車も無人運転で神戸ポートライナーのようなシステムです。カナダの物価は、日本よりも20-30%ほど割高ですが、交通費にいたっては随分と安かったです。 カナダラインでシティセンター駅で降りる。地上にでると、突然、超高層ビルが林立する大都会に出ました。バンクーバーは、芸術的な形をした近未来的な高層ビルが多く、大阪市よりもずっと大都市のような感じがします。日本よりもよっぽど優雅に暮らしているように見えるカナダ全土のGNPが、関西圏のGNPと一緒だなんてとても信じられません。8/29に到着したのですが、この日は雨風が強く木枯らしのようでした。紅葉したカエデが、落葉し晩秋のような風景でした。3日前までビクトリア市では、ずっと晴天続きで気温も25℃以上あり暑いぐらいだったのが信じられません。 翌日は、市民公園として有名なスタンレーパークに行きました。自然豊かな公園で、公園外周を自転車で休まず回っても1時間もかかる広大な公園です。観光しながら見て回るツアーは6時間もかかります。レンタサイクルで自転車を借りて、シーウォールという自転車専用の外周を約8.8Kmを回ります。半島状になった公園なので、最初はダウンタウンの超高層ビルや停泊中の豪華客船などの景色を横に見ながら走り、ライオンゲート橋(明石海峡大橋みたいな)を巡り、橋の向こうのノースバンクーバーに山々を眺めながら、後半は、太平洋に浮かぶ大型タンカーを眺めながら回る、景色が刻々変わっていき、気分爽快なサイクリングコースでした。ガイド本に掲載されている通り、コース最後のイングリッシュビーチからは、素晴らしい夕日が望むことができました。 午後からは、バンクーバー観光で有名なカピラノつり橋公園に行ってきました。市内の大きいホテルを巡回する無料のシャトルバスが出ておりそれに乗って行きました。ダウンタウンから15分ほどで行けます。運転手は日本人で「はい、お疲れさまー」など挨拶されたり、昼食をとったパスタ店では、シェフもウェイトレスもすべて日本人でした。日本から8000Km離れたカナダの地で、普通に日本語で挨拶したり注文したりすることができることに、不思議な違和感をおぼえます。ワーキングホリデーで頑張っている多くの日本人の若者(特に女性)が、バンクーバーにいました。最初の数か月間語学学校に通いながらホームステイをして、慣れてきたらアルバイト先を見つけて寮をシェアしながら住むという、何ともタフなライフを送っています。なかにはカナダがすっかり気に入ってしまいカナダ人と結婚して永住している日本人も多くいます。その気持ちは、こちらに滞在してみてよく分かります。私も若ければワーホリしてみたい。もう年齢的に無理ですけど。 悪天候であり一泊だけでしたが、楽しい旅行でした。
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