活動データ
タイム
67:09
距離
62.0km
のぼり
3857m
くだり
3860m
活動詳細
すべて見る皆様明けましておめでとうございます🙇。 今年もどうぞよろしくお願いいたします❗。 皆様にとって良い一年になりますよう心からお祈り申し上げます。 毎年出だしからクソナゲー日記ですみません…。 持病なので黙認下さいませ。 2017/12/30 『再会』 昨夜の焚き火パーティーの熱も冷めやらぬ間に殆んど眠らず朝を迎える。 寝ぼけながらザックを積み込んだ車を走らせ博多駅へToshIくんを迎えに行く。 大阪からの夜行バスがどこに到着するか見当もつかないのでとりあえず筑紫口へ向かった。 🐙どこにいます? 「SHiDAXの前です」 ビンゴ。車停めた場所から3分歩いたとこにToshIくんが立っていた。 半年ぶりの再会を喜び、さっそく車に乗り込む。 🐙朝ご飯食べてます?。 「何も食べてません😅」 長浜へ直行して元長に連行する。 ガラガ「麺のか『ベタナマ2つ』たさは?」ラッ ドア開けると同時にアプローチしてきますんで食い気味でアンサーしないと負けなんすよ。 時間が無い時の早朝には最速で食べられるよね。 お腹を満たして一路鹿児島へ走る。 何を喋ったかあんまり覚えていないが、ずっと喋っていた。 確か音楽の話してたね。 高速を走ること三時間半。鹿児島へ着くともうお昼。剛屋のスープカレー食べてからフェリー乗り場へ。 手続きを済ませてからフリータイム。 買い出し、温泉、パッキング見直しなんかをしているとあっという間に乗船30分前になった。 無料駐車場へ停めてプレハブ小屋で待機。 そろそろ乗船だ。 階段とかではなく、車と同じくスロープを歩いて乗船する。 小さな客室で雑魚寝。去年程混んではいない。 例によって種子島で90%の人が下船。四人だけとなる。朝まで停泊してくれるので揺れも無く晩ごはん食べて、スヤスヤと就寝。 2017/12/31 『sea to』 背中にエンジンの鼓動を感じて目が覚めた。時計を見ると6:00。屋久島へ向かっている。 昨夜食べきれなかった残りのおいなりさんを食べてお腹を満たす。 7:00雨の屋久島へ上陸 舌打ちしながら待合室で雨具を着る。まぁこれも旅のひとつだよね。 傘をさして歩いていると車の女性に呼び止められる。るびのすけさんだ!。 るびさん「雨ですし登山口まで乗っちゃいます😁?」 🐙んーーー、んーーーーー😭嫌です‼️ 近くの東屋へ移動して初めましてのご挨拶をする。 色々とお話をしているとどしゃ降りから小降りに変わっていた。 お餞別もいただき感謝してお別れする。 ありがとうございました✨。 しばらく歩くとスーパー発見。小腹が空いたのでなんか買おうかなと思ったら「9時からだよー」とおばちゃんに言われた。 ToshIくんを見ると隣のほっともっとへ入って行った。 オニギリを2つ買っている間にカッパを脱ぐ。暑くて暑くてロンTで歩き始める。 オニギリを食べながら歩いていると楠川歩道の入り口に着いた。 ここから向こう側へ貫通してやんぜ!!。とテンション上げて右折する。 雨は降ったり止んだり。ロンTに傘なので心地よく歩けた。 楠川歩道を登り詰めると、白谷雲水峡へ合流したので、さつき吊り橋を見に行った。 そしてまた先へ急ぐ。この辺りはチラホラ観光客が歩かれていて少々ペースダウン。 せっかく楠川歩道で稼いだ標高を太鼓岩から一気に落とされる。軽く100mは落とされてトロッコ道へ降り立つ。 長い長いトロッコ道。 今朝るびのすけさんと「トロッコ道って楽しいのは最初の3分だけで、あとはひたすら長いよねー😭」などと話をしていたのを思い出した。 大して標高を稼げないトロッコ道が終わり、ここから本格的に登る。 途中空腹に耐えかねて雨のなか立ったままパンを食べた。 少しだけ元気を取り戻しウィルソン株まで歩く。ハートの写真撮った。 🐙ToshIくんハート撮らないの? 「もうええすわ。あとで撮ったやつ下さい…」 様子がおかしいw。 ウィルソン株を後にして縄文杉までヒーヒー言って登る登る登る。 縄文杉を通過して東屋を発見した。 ずっとずっと雨だったので久しぶりの屋根とベンチに座り込む二人。 この辺りから気温が急激に下がり積雪が増えてきた。やっとここでシェルを着る。 ←新高塚小屋0,7km ←新高塚小屋0,6km ←新高塚小屋0,5km と親切な標識が逆に我々の体力とモチベーションを大幅に削っていく。ちょっと刻み過ぎやろ(›´ω`‹ ) 16:00 予定通りに新高塚小屋へ辿り着く。 フラフラのびしょ濡れ。靴も水没して爪先凍傷になりそうなくらい痛い。 テン場を見ると積雪10cm。 暗黙の了解で小屋泊に切り替える。 自分の衣食住は全て自分で賄う主義に反するが、この日は仕方ない。二人共心が折れていたので人生2度目の小屋泊決定。 扉を開けると小屋には数名休んでいた。 右奥のスペースに二人で寝床を設営。 水汲みを済ませて食事の準備をする。 今夜は炊飯の予定だったけれど、小屋の板の間でグツグツ吹き零れるのが嫌だったのでラーメンに切り替えた。 フライパンでちょっとしたおかずを焼いてからラーメンと共にお腹へ流し込む。 ToshIくんも何も食べたくない顔で無理やりラーメンを流し込んでいた。 トイメンのお二人を見るとどことなく見た事がある感じだった。真っ暗の小屋内なので顔をヘッデンで照らす事もできないので横目でチラチラ見ていた。 ふとザック見るとオスプレイのイーサー。相方は関西弁。もうねbeefちんでしょ。 ご挨拶するとやはりbeefちんとたかやんさんだった。 「もっとマッチョな人かと思ってましたよー」 実物ショボくてすみません(´ㅂ`;)ハハハ しばらくお話をしてからシュラフへ戻った。 湯タンポや明日のホットドリンクを沸かしてマグボトルに入れて21:00かな?就寝。 隣のおじ様が就寝中、地響きを立てていびきかいていたのでヘッドホンを耳に突っ込んだら、数秒で意識は溶けてゆき深い深い闇のなかへ落ちていった。 歩行距離20kmちょい(のはず) 2018/1/1 『三岳巡り』 2時に起こしてねーとbeefちんに頼んでいたが、ToshIくんに突っつかれて起きた。 撤収してパッキング完了。起きていた(起こした)beefちんと握手をしてお互いの無事を祈りつつさよなら。 お会いできて光栄でした✨。 予定通り3:00スタート。 昨日とはうって変わってすぐに雪と氷の世界へ突入する。雨は降っていないが濃密なガス空。 おそらくbeefちんが前日つけたトレースを辿って宮之浦岳を目指す。 が、しばらく進むとそのトレースも風と雪で無くなり慎重にルートを見極めながら歩く。 言うてもまだ3回目なのでそんなに道を覚えてはいない。 永田への分岐を通過して宮之浦岳へ取りつく。 キツい。重い。 まず足が重い。爪先冷たくて痛い。 そして荷物も重い。昨日のどしゃ降りで色々な物が水没して重量増えとる。 歩きにくい雪の中一歩一歩立ち止まりながら登った。 今回アイゼンは六本だったのだが、本気で前爪が欲しかった。ピッケルと前爪あればもっと楽に登れるのになぁとブツクサ二人で言いながらも登頂。 6:00 2018年、人類が初めて宮之浦岳へ立った瞬間だった。俺は3年連続2番目。 気温は推定マイナス10弱。ペットボトルもナルゲンもプラティパスもみるみる凍っていく。すぐにガソリンバーナーで湯煎して湯タンポを二本作る。 湯タンポを股に挟んで小一時間待つが日の出は望めそうもなかった。 初日の出は諦めてザックをデポし永田岳へ向かう。 忘れずに宮之浦岳の祠で海抜ゼロから持ってきた塩を奉納した。 だいぶ明るくなってきたのでヘッデン消して歩いていき、分岐から永田岳へ左折するとそこはトレースゼロの銀世界。 いつもは深い溝状のトレイルだが積雪によってフラットになっている。 しかも軽装なのでこれはスピードが出せる。 呆気なく永田岳へ登頂した。 祠を探してここでも塩を奉納。 宮之浦岳へ折り返す。 分岐からの宮之浦岳は軽装でもキツかった。 フラフラで2度目の宮之浦岳山頂。 往復二時間ちょっとの良いペースで戻ってこれた。 少しだけ休んで先を急ぐ。 すぐにくりお岳へ到達する。 祠に塩を奉納して三岳巡りが完了した。 良い事がありますように😃。 ここからは時間にも距離にも余裕がある。 が、強風と寒波で休憩ができない。 やっとこさ投げ石岩屋へ着き、お昼休憩。ラーメンを食べるが寒風ビュービューでろくにゆっくりできなかった。 すぐに片付けて出発。 山頂での待機や、こんな時にガソリンバーナー大活躍だったよ。 花之江河まで歩く間に晴れ間が見えてきた。 晴天の花之江河。 めちゃめちゃ雰囲気良くてしばらく滞在する。 小花之江河まで歩くと雪や氷が殆んど無くなったのでアイゼンを外した。 一気に淀川小屋まで高度を下げて本日は終了。 小屋は無人だけれどテン場に幕営した。 テントで寝たいもの。 とりあえず小屋のベンチでコーヒー沸かしていると1人、また1人と小屋泊の方が登って来られた。 夕食の準備をする頃には皆さん外のベンチで団欒。一緒にご飯を食べた。 中は暗いからね。外の方が明るくて気持ち良い。 炊飯して適当なおかずを焼いて、お腹いっぱい。お正月なので甘酒飲みながらリラックスタイム。 去年も思ったけれど淀川小屋はめちゃくちゃ寒い。正確に言うと夜間冷え込む。 新高塚より寒い。 0:00頃に寒さで目が覚め、横着してダウンパンツも穿かずに寝た事を後悔した。 ナルゲン湯タンポ作ってスヤスヤ快眠した。 歩行距離10kmちょっと(のはず) 2018/1/2 『尾之間歩道とハンドアックス』 6:00に目が覚めてモゾモゾと朝食を摂る。 8:00出発なので超まったりタイム。いつも縦走後半は心と時間にゆとりが出てくるので早起きもしなくていいし大好きな朝だ。 久しぶりの太陽の下のんびり片付けて撤収した。 淀川小屋を出発してから小一時間で淀川登山口。 色んなナンバーの車が停まっていた。 前回スルーしたルート。尾之間歩道へと進む。 進んでも進んでも標高が下がらない。 1200mから数時間かけて1000mまで落としてもまた1200mまで上げられる。 1400mの淀川小屋から4時間経過してもまだ200mしか降りていない。 ひたすら下山した。 肩も足もダメージが蓄積していて辛い下山となった。 途中お昼休憩をして、いよいよ最大の難関鯛の川出合いへ。 昨日今日と晴れたので問題なく通過できた。 しかし過去の情報通り、雨の時は全てを飲み込む濁流となりそうな雰囲気だった。 鯛の川を渡っても、渡渉渡渉の連続。 そしてなかなか標高が下がらないのは同じ。全然モチベーションが上がらない我々を嘲笑うかのように、とうとう最後のグミが切れた。 「ToshIくん、我々にはもう…グミが無いんだよ。」 グミを与えるとキャーキャー喜んでいたToshIくんの顔から笑みが消えた。 長い。長いよ尾之間歩道。 淀川小屋から八時間経過した頃には、トレイルの植物が熱帯雨林になってきた。 あと100m。励まし合いながら下る。 登山道入口。ここで楠川歩道からの貫通達成。 ついに車道に出た…瞬間目の前に温泉ドーーン!!自販機バーーン!! 最高過ぎるやろ。 長く苦しい尾之間歩道の最後は素敵なラストだった。 すぐにジュースを飲み干して温泉へ入る準備。 デカいザックは外に置いて着替えだけ持って入った。 200円也。 身体を隅々まで洗い髭を剃り、湯船に飛び込んだ。が、熱めのお湯は10分で俺を上がらせた。 温泉から上がって再び歩き出す。標高も二桁。 信号まで下りるとスーパーがある。2年ぶりに入店して食材を買い漁る。 食べたい物全部買う。 綺麗な夕焼けの中、ジェリーズキャンプ場まで歩いた。 チェックインして日本語が上手な白人オーナーとしばらくお話してから幕営した。 先住民はテント泊とモッパクの二人居るらしい。 オーナーさんが「焚き火してもいいよ」と適当な薪を持ってきてドサッと置いて行った。 屋久島で焚き火できるなんて!! 初日から道中ずっとToshIくんに 「ピコグリル持ってくれば良かった」 「屋久杉燃やしたいんすけど」 「屋久杉燃やしたらヤマップ炎上するかなぁ?」 「みてこの木!これ燃やしたいなぁダメ?」 とか言っていたのでこれは神様が与えてくれたご褒美だったと思う。 焚き付けに段ボール片まで置いてくれていた(親切❗)のですぐに焚き火開始。 焚き火を囲みながら、食事の支度をする。 俺は米がまだ余っていたので、二人分のご飯を炊いた。 そしてスーパーでゲットしたエーニクとセセリを焼いてひたすらガツガツと貪り喰らった。 コーヒー飲んで至福の時を過ごしていると先住民のお二人が帰ってきた。 神奈川から来た男女ペア。女性がテントで男性がモッパク。 あっちこっちに遠征してクライミングやボルダリングを楽しんでいるらしい。 お話していると、我々の焚き火を見るに見かねた男性がノコとアックスを持ってきた。 ザックにこれ入れて飛行機で来たんだと😱。 ギコギコ切ってハンドアックスで薪割り。 ノコやアックスについて色々教えてくれる。焚き火について熱く語ってくれる。 目がハートでその男性を見つめる❤️。もう抱かれてもいいなと思った。そして隣の女性へのジェラシーが芽生えた頃に宴は終わる。 気がつけば0:00。歯を磨いておやすみなさい。 と思いきや男性の寝床がハンモックなのでまたしばらくハンモック談義に花が咲くw。 はぁー寝よ。 興奮冷めやらぬままスマホでアックス調べていて結局寝たの2:00。 歩行距離15kmオーバーと思う。 2018/1/3 『栄光のゴール』 5:00 目が覚めて朝パンとコーヒーをすする。 ToshIくん誘って海岸へ降りていき、海面ゼロへタッチした。 summit to sea。 撤収しているとアックスマンが起きてきて我々のギアを興味深そうに見て、質問やギア談義で盛り上がる。 もっともっと早く知り合いたかったよ。 アックスマンに頼んでモッチョム岳をバックにToshIくんと二人で写真を撮ってもらった。 ありがとう。 お二人にお別れして、自宅に居るオーナーにもお別れをする。 今日はロードのみだけれど、油断したら膝やら足の裏がやられるのでちゃんとシューズの紐を締めて歩き出す。 暑くて暑くて短パン持ってくれば良かったよ。 この道を歩くと2年前のこの日を思い出す。ヘロヘロに歩く俺を車で助けようとしてくれた人。よろん坂(食堂)のあけみさん。 昨夜よろん坂へ電話してあけみさんに「明日そこ通るのでお昼ご飯食べに行きます」と連絡したところ、「最近主人の肉親が入院していて、昼間はお店に居るか居ないかわからない」と言われていた。 お店に着いたので一応ノックしたが不在だった。 また来るのでその時に顔出しますよ。 延々と安房目指して歩く。 「僕の肩ついてます??」と何度も何度も聞いてくるToshIくんは、肩が限界なんだろうな。 大丈夫。俺の肩も爆発寸前や。 安房川を渡るとモスバーガーがある事を伝えて、少しだけモチベーションを上げる。 ヒーコラ歩いて安房川。 緑の看板が見えてきた‼️。 外のベンチにザックを投げ捨て、即注文!。店内でお召し上がりになった。 美味しくて美味しくて、身体が拒絶反応をおこしてそのまま俺はトイレ直行。 食べた分全部出す。 お土産買いつつ港を目指す。 先に手続きを済ませて、ザックを置いてお土産買いに戻った。 去年も来た事のあるショッピングセンターばんちゃん。 お土産買って、外のテーブルでのんびりしていたら雨がポツポツ降ってきた。 急いでトッピー乗り場へ戻ってからヤマップの停止ボタンを押した。 トッピーに乗り込み、船が動き出すと堤防に立っていた人達がこちらへ手をふってくれている。 いつも見る風景だ。 さようなら屋久島。 去年の北アルプスで偶然出会ったToshIくん。偶然SNSのフォロワーだった事もあり、たまに連絡をとって今回のスルーハイク行きが決まった。 ToshIくんにとって、殆んど景色が見えない山旅だったね。せっかく奈良から来てくれたのに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 ただただキツかっただけやったかもしれんけど。 お互い終始笑顔で歩けたこの旅は一生忘れない。 これから先、どんな山に登るのかはわからないけど。 多少キツい登り下りに出会ったとしても。 「あの時にくらべればw」と笑い飛ばしてくれたら幸いです。 俺はこれからも変わらずに。ずっとこんな事やってると思う。 スタイルも変えないし。 たった二回しか会ってないけれども。 この4日間の俺らは間違いなくbuddyだったね。 ありがとToshIくん。尾之間歩道で一番輝いていたぜ。 登山者ゼロだったけど。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ ○白谷雲水峡から縄文杉まで ○花ノ江河から淀川小屋まで ログがぶっ飛んで直線になっているので、実際はもっと距離あります。 詳しいログはとしおちゃんのログをダウンロードしてくらはい。 https://yamap.co.jp/activity/1469044 本邦初公開の野郎二人旅でした。
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