活動データ
タイム
08:15
距離
10.7km
のぼり
1387m
くだり
1387m
活動詳細
すべて見る3日に今年初登山で大室山に登ってきましたが、新年早々やらかしました(;´д`)。スタート地点は野原吊橋駐車場で、大渡に移動して大渡キャンプ場に下ってから、道志渓谷を渡って大群沢の左側を登って神ノ川キャンプ場から始まる鐘撞山-大室山ルートになる甲相国境尾根の東端を登りました。大群沢右岸尾根(仮)はこの秋に見付けたハードなルートで、帰路は夏に見付けた茅ノ尾根の野原吊橋ルートで戻りました。 甲相国境の鐘撞山-大室山ルートはただただキツい登りの続く長いルートで、休み休み歩いたので結構時間が掛かりました。そしてやっと山頂に到達し、いつもの「出前山頂」を味わおうと思ったら、新年早々からボケかましまして、さあ調理と言う段階でラーメンの袋が入っていないことに気付きました(ToT)。具材と漬物はありますが、これではどうにもならないので、漬物だけ食べて早々に下山し、下で何か食べようと思って足早に下りました。 茅ノ尾根の全体の1/3ほど下ったでしょうか、落ち葉が深い下り区間で、落ち葉の下に枯れ枝が横向きに隠れていたのを知らずに、勢いよく右足でそれを踏んでしまい、その枝がローラーベアリングのように転がって、一瞬のうちに尻餅をつきました。ここまではたまにあることでこれまでは何ともなかったのですが、今回は咄嗟に出した左足が変な状態で地面に着き、一瞬「バキッ!」と音がして、「あ、骨が逝ったか?」と焦りましたが、足を伸ばして足首を前後に動かすことはできます。横に傾けると痛いですが、立ってみると力を掛けない限り痛みは走りません。まだ1200-300m地点ですが、何とかここから下らないといけないので、両手のストックを支えにしてゆっくり右足任せに下りました。 大渡分岐から野原吊橋まではバリエーションルートですが、正規の久保吊橋ルート・大渡ルートの方が怪我した足にはもっと過酷です。それに、下に降りてからの移動も長くなるので、予定通り野原吊橋ルートを下りました。 何とか下り切って、駐車場にたどり着き、軽トラの荷台で靴下を脱いでロキソニンの湿布を貼り付けていると、下山時は耐えられた痛みが増幅してきて、帰りに車を運転している間に足首がどんどん膨らんできて、帰宅したら靴も脱げない按配に。骨折していたら登山道を数キロ下ることなど無理でしょうから、多分捻挫なんだろうと下山時は思っていましたが、一日経ったら立っているのも厳しく、痛みは半端じゃないので、ひょっとしたらひびでも入っているのかも知れないと思うようになりました。しかし、翌4日は多くの病院が正月休みなので、急患と言うことにして大学病院に行ってみると一般診療が始まっていて、紹介状がないとダメだと言われ、さらに1日待って今日(5日)に今年度初日になる近くの整形外科で診てもらうと、ひびどころかポッキリ逝ってました。しばらく山歩きもできないですので、皆さんの投稿を楽しみにしています(;´д`)。それにしてもよく自力で下山できたもんだと、レントゲンの結果を見て改めて驚いています。 【コース状況】 大群沢右岸尾根(仮)は取り付きからしばらく急な傾斜の区間が続き、木の根や枝を頼りによじ登ることが多いです。中盤からはそこそこ勾配のキツいくらいの尾根道が続きます。踏み跡はありませんが、幅広尾根ではないので、登りで使う分には道迷いはありません。 甲相国境東端の鐘撞山-大室山ルートは一部整備されていないで分かりづらいところもありますが、概ね踏み跡がしっかりしています。前半は穏やかな稜線の道なのですが、鐘撞山直下からなかなか疲れる勾配になります。その後しばらく緩やかになりますが、稜線が右にカーブした先から急勾配区間が続き、細かくつづら折れするように登ったり、ロープをつかんで登ったりと言うところがこのルートで一番苦しいです。それを過ぎると神ノ川ヒュッテ方面からのルートと合流し、一旦勾配は緩みますが、それでもしっかりした登りが続きます。 茅ノ尾根は前半で勾配の緩い幅広尾根を下りますが、このブナの美林地帯には大室山北尾根と異なって踏み跡があるので、迷うことはないです。そのうち尾根の幅が狭まってきて支尾根もほとんどなく久保・大渡分岐まで進めます。大渡分岐の先に野原吊橋ルートと大渡ルートの分岐がありますが、どちらも道標・マーキングがしっかりしているので問題ありません。ただし、落ち葉が多くて下に潜む枯れ枝や石に要注意です。
活動の装備
- その他(Other)Leica IIIf
- その他(Other)CANMORE
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