活動データ
タイム
07:10
距離
7.9km
のぼり
1273m
くだり
1298m
活動詳細
すべて見る昨年と同じ4日に登山を予定していました。 しかし、あかねがイオンの抽選券を持っていて3日に行ったけど1時間以上待っても順番が来ないので次の予定が有ったためその日は断念していました。その事を聞いていたので「登山は翌日に繰り越せば良い」と抽選を優先させてあげたのですが1時間以上待って7回引いて獲れたのは100円のお買物券6枚と500円券1枚。 あかねが初詣で引いたおみくじは半吉。ひょっとして当たってる? 昨年、雲取山に登った後、あと2回で制覇できる理由で秩父三山のフレーズにあかねが惹かれていました。それを思い出して、武甲山か両神山のどちらかにとなるのですが、チチ主導で鎖場を体験させようと両神山へ。 年末に接近した低気圧による雨が不安要素です。でも秩父地方の12月の天気は殆ど晴れで雨、雪マークが無かったので淡い期待を持って家を出ました。 両神山荘の下の駐車場までが路面凍結は無くノーマルタイヤでも問題ありませんでした。しかし、辺りが明るくなると北側斜面に雪が見えてそれなりの覚悟をします。 案の定、薄川を下流から見て左岸に入ってから登山道にも雪が見え始めました。意図的なのか積もった雪の上に落葉が蒔かれているような気がしてルート判断が助かりました。 時折何かが動く気配がします。下の滑落にも注意ですが上からの落石にも注意が必要です。 物音がしたので立ち止まって様子を見ていたので難を逃れましたが2度落石に遭遇しました。原因はカモシカらしい。こうなると次回はヘルメットを持参しようと言う気持ちになります。 他に危険だと感じたのは、弘法の水は厳冬期でも枯れず、それ故、周りが厚く凍結していました。でも常に寒いので完全に凍結し雪も粉雪なので加重に注意すれば問題は無いでしょう。 「家に戻るまでが登山」を念頭に集中して歩を進めます。けど集中は続かずヒヤリハットでまた集中の繰り返しです。 アイゼン無しで清滝小屋まで到着しました。しばらく休憩して、小屋に荷物をデポして、あかねを身軽にして、先へ行けるところまで。産体尾根乗ってからあかねに軽アイゼンを装着して鎖場に備えましたが、4つ目の鎖場であかねの無理宣言。 早出だったので時間はたっぷりあったけど時間を掛けても無理そうなので引き返して清滝小屋で早めのお昼としました。 前回は「おでん+うどん」だったので今回はバージョンアップして土鍋持参で鍋焼きおどん。餅とウインナーも投入して更にパワーアップです。 帰り道、弘法の井戸で山岳救助隊に会い、3連休に入る前の見回りで凍結場所の注意看板とロープを張る途中でした。 両神山は滑落で死亡、怪我の事件が起きていて、登山レベルが初心者級決して生易しい山ではありません。 弘法の水で骨折して背負って登山口まで降ろすのは大変だと言っていたので迷惑かけまいと歩を進めるのでありました。 登山レベルは初級と言えども舐めて掛かれば死亡事故に繋がると考えさせられました。 あかねには、帰り道「引き返した事」について聞いたら「後悔している」と。 両神山からの眺めを見てみたいと言っていたので、雪が解けたら次の機会で絶対登頂したいようです。 ある意味良い登山だったと思うのでありました。
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