赤石岳

今年の正月山行は南アルプス赤石岳で。 年末年始の大荒れの情報を警戒して、富士見平までとなった。 登頂日とした12/31、赤石小屋から先は厳しいラッセルとなった。積雪の下は空洞となっていて、ときに腰まで埋まり、遅々として進まない。 明け方には富士山が見えていたが、9時過ぎから吹雪となり真っ白な世界に。時間がかかりすぎ、天候も悪化したとので赤石小屋まで引き返す。 翌朝、ヘッドランプを付けて一番に小屋を出発する。名残惜しかったが、二回目の富士見平より引き返すことにする。 低気圧が過ぎると、強い冬型になるはずだったが、実際には、さほど崩れず、正月には初日の出を拝むことができた。しかし、稜線には強風を表す雪煙が舞っている。 このあと、過酷な2000mの下りと5時間の林道が待っていた。 ※トラックデータは往路のみ。