谷の奥の山城 日本百名城と殿の道

2015.09.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 57
休憩時間
54
距離
9.2 km
のぼり / くだり
560 / 580 m
8
11
18
5
1
8

活動詳細

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高尾駅の近くに八王子城跡がある「日本百名城」の一つ まだ行ったこともないし、そして・・・行ければ景信山まで歩こうと・・・ 7:50高尾着 どのバスに乗ればいいのか解らず、バス停に居た案内の人に聞くと目の前のバスだという 小仏方面のバスは登山客で満員 霊園前に向かうバスには登山者は誰もいない、普通の乗客が3名とガラガラ バスに揺られて10分 中央高速のガード下の霊園前下車 バス停から八王子城を目指して歩く・・・途中の道には石材店と寺が多い 事務所で休憩しているとガイドのオジサンが話しかけてきて案内してくれると言うのでお願いした。 城を見学してから登山道へは出るには、ここまで戻ってこなければならないのであるが、地図にも載っていない城から直接尾根道にでる道があるという そこまで案内してくれることに・・・ その前に城見学 最初は・・・土塁 一見、ただの、少し盛り上がった場所にしか見えないが、よく見ると川からの高さを含めると結構な高さのある天然の堀になっている 川沿いに進むと滝が現れた・・・御主殿の滝、3段からなる滝で一番大きなもので4mか5mぐらいだろうか? 落城の時に婦女子や武将が自決して次々に滝に身を投じたと言われていて、三日三晩川の水が赤く染まったと言い伝えられているそう 石垣を巻いて上に出ると当時の居住スペース「御主殿跡」 芝生が敷き詰められてキレイな公園みたいだ、所々に建物の柱が建っていた敷石が置かれている 実際には、この芝生の下60cmぐらいの場所に本当の発掘された敷石や遺跡があり、そこにはシートを敷いて土を被せて保存しているという でも、御主殿に続く石畳や石垣は発掘された当時のままだという いろいろな出土品や当時の状況を興味深く説明してくれた。 さあ、これから地図に載っていない山道を登る・・・ 頂上には城山、高尾の有名な城山と区別するために、この上にある城山は八王子城山とガイドさんは言っていた。 この上に当時の本丸跡がある 本丸と言っているが、有事の際の指揮を取る場所で天守閣本丸とは違う要素だとガイドさんは言っていた。 その本丸まで御主殿から登って行く道が、今回案内してもらった「殿の道」 殿さまや武将が本丸まで駆け上った道が今も残っているのである この道は、ガイドさんが身なり(登山の恰好)を見て判断して大丈夫そうな人だけを時々案内うするという 九十九折れの細い道 所々古い石垣がある・・・ 先程の整備復元された御主殿の石垣と違い、古い当時(戦国時代)のままである なんとも考え深い登山道(殿の道) 山城の背後の山である なかなかの急登 30分ぐらい登っただろうか? 登山道(尾根道)にでた 当時は防塞の関係上、木を伐採して辺りは全てハゲ山だったという その時の眺めと同じ場所があるというので、登山道を少し下った。。 そこからの眺めは関東平野が一望でき地形が良く解る絶景 本丸を案内していただき、登山道に戻ったところでガイドさんと別れた。。 約1時間30分 城跡だけならともかく地図にも載っていない山道を30分も一緒に登ってくれて 本当に恐縮です。。 とても勉強になり楽しい百名城になりました. そこからは、教えてもらった当時の要害・・・山を削り人口の谷(堀)・・・堀切を見て 本丸奥にある詰城まで 詰城は本丸が落ちた後、ここまで逃げ延びて自決する場所 尾根道は適度なアップダウンが続く、なかなか楽しい道, 高尾陣馬方面と麓に降りる分岐点、富士見台に着いた。 コーヒーを入れて休憩 最初は景信山まで行くつもりだったが、何だか面倒くさくなりここから下山することに決めたあせあせ ここから尾根をダラダラ下り中央高速をくぐり中央線を渡り麓の里山に出た 麓では「小仏関」を見て梅郷遊歩道沿いに歩き高尾駅に着いた。。 今日は山という気分じゃなかったが、城や里山を巡る、とても面白いコースだった 高尾にも、人の少ない静かな場所があるなんて思いもよらなかった。。 ガイドさんが言うには空気の澄んだ冬が良いと言う 冬の晴れた日にまた訪れたいと思った。

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