コンクリートの壁にはさまれて 早明浦ダム

2015.09.13(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 55
休憩時間
26
距離
4.0 km
のぼり / くだり
159 / 199 m
1 55

活動詳細

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山行レポではなく、かなり偏った趣味レポです。 公開すべきか少し迷いましたが、高知県の観光スポットでもあるのでシレッとご紹介します。 前日のリハビリ登山後、調子は今ひとつだけど天気が良い日に家に居るのも何だかなあなので、素材写真兼趣味のダム写真でも撮りに行くべと四国の水瓶「早明浦ダム」にやってきた。 今さら自分ごときが紹介するまでもなく全国的にも有名な四国一の巨大ダムです。 数年前、異常渇水で殆ど水のない状態が数日続いた後、一個の台風により半日で満水状態になったという伝説を持つ。 単に水を供給するだけでなく、台風などによる異常な増水から人里や山を守っていることが実感できるエピソードではないでしょうか。 そのことを象徴するように「四国のいのち」と彫られた記念碑がダム近くに建立されています。 ダムの周辺には展望台、公園、レストランやキャンプ場などが整備されており観光客や県民にも人気の高いスポット。 期間限定ですがライトアップされている時期もあり、ロマンチックな姿はカップルにもお勧めです。 ダム正面は、この規模のダムには珍しく巨大なイベントスペースがあり、かなり近づくことができるのが◎。 ダムフェチにとって鼻血ものの配慮が嬉しい。 ダム近くの真正面から見る姿は、まさに要塞そのもの。 堤高は100mなので進撃の巨人の例の巨人でも約半分にしか満たない安心の高さなです。 しばしば自然破壊の象徴のように言われているダムですが、早明浦ダムや奥深い山間部にある無数の砂防ダム等のおかげで、我々の生活や山を守っているのもまた事実。 そしてダム建設によって、生態系の破壊が起こるのもまた事実。 自然の力に挑もうとする人の想いや最高の土木建築技術が込められた巨大構造物ダム。 自分はその物言わぬ壁に静かな力強さを感じ惹かれてしまう。 そして、その巨大な壁ですら時間とともに自らの一部にしてしまう自然の力に畏敬の念を感じます。 色んな背景はありますが、その迫力の姿は一見の価値ありです。 さて、次はどのダムに行こうかな。 あれ?

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