第８回 千羽海崖トレイルラン ロング37km

第８回 千羽海崖トレイルラン、ロング３７kmに挑戦！(*￣∇￣)ノ 徳島県は日和佐の海岸線、トライアスロン日和佐のバイクコース、阿波サンライン、、、 の真上、森の中を駆けずり回るこのトレラン大会。 別名、階段地獄トレイルラン((( ；ﾟДﾟ))) なかなか駅伝と被って出られなかったのが、日程ずれたんで7年ぶりに参戦❤️ 第一回の時もかなり地獄をみたような気がするが、年々距離が延び、37kmで獲得標高2800mかせぎ、さらに海に出て、岩礁地帯を乗り越え砂浜を走るセクションまで追加されたという、なんとも恐ろしく心踊る大会に成長したもんだ♪ 後輩の新婚コウヘイ夫妻とサチコと４人で、前日楽しくテント泊。真冬でも日和佐は気温７℃　厳冬期装備の我々には余裕だv(￣Д￣)v レース当日は朝7時より受付。計測ゼッケンもらって、荷物預けるだけだ。 朝の気温は５℃、まあまあ寒いが天気は晴れで、10℃まで上がる予報♪ 走り出したら即暑くなるのは目に見えてるから、タイツを脱いで、上もロンＴ１枚にする。 目標は、一昨年にコウヘイ後輩の出した５時間20分くらいか。 あわよくば、５時間が切れれば、毎年20番位になる。 まあ、コースは謎だし、雪山登山のみでラン練習もしてないし、出たとこ勝負だな！ 寒いのでアップはギリギリまで待って10分だけ。 女子8時スタートを見送ってから並び、、、１０カウントダウン 8:20　いざ！男子スタートヽ(´∀｀)ノ トレイル入り口に向けて500人が殺到！ スタートダッシュ決まり、10番手位で入る。 ここらはさすがに、みなさん速いわ！ 最初っから延々と続く階段、ほとんど歩き。 最初の山頂までに４～５人抜かれ、コウヘイ後輩も一瞬で消えていく。 先は長いでマイペースでいくか、、、 下りにはいる、得意なはずの下りでもどんどん離される。 数人にパスされショックうける。 すげーレベル高いなーこの大会。 下りの衝撃でカメラホルダー外れ飛ぶ！ レース風景を撮りながら走るのが趣味なのに、ショック大。 背中に入れたカメラが、ただの重りと化す。モチベーションだだ下がり(´Д` ) 最初の山を降りて、第一関門通過は57分！んー、速いな。こりゃ周りがすげーんだ。 エイドはスルー。ドリンクだけ300ml追加。 こっから３時間は補給なし。自分で背負ったぶんでなんとかする。 マグオンジェル、メイタンゴールド×２、パラチノースクルミ餅、メダリストアミノダイレクト9000、 この５個を１時間半経過より、50分おきに補食。 ドリンクは２本。 ポカリイオンウォーター500mlにトップスビードウルトラミネラルタブ１個ぶちこみだ。 ロードに出ると、すでに脚が重くスピード鈍い。この先大丈夫か？ 一人に抜かれるがついてけない。 田んぼに氷が張っていて見とれる。 地元住民の応援が熱い(*´∀｀*)尸" 二つ目の山も階段地獄。坦々と前の背中にペースもらって追う、消化区間だ。 順位変わらず第二関門通過。 20番ー！！ボランティアが声かけてくれて、順位知る。 ありがたい♪こっからは抜いた抜かれた人数、自分で数えれる。 スタートから２時間。千羽海崖コースタルの代名詞、岩礁砂浜セクション突入❤️ こ、これは、尋常ではないぞ！！((( ；ﾟДﾟ))) 濡れたところがツルツル滑って危なく、道しるべは無く、好きに岩を乗り越えていけコース。 砂浜は砂ではなく実は玉砂利で、がじゃがじゃ埋まって進まず、ものすごい脚力を消耗。 前にはどんどん離され、歩きが入り、一人に抜かれる。 むしろ、得意だと思い込んでいた岩礁乗り越えセクションで、順位を落とすショック。 すげー！すげー！こいつらスゲーよヾ(ﾟдﾟ)ﾉ 抜いた若者を、ただただ模倣して付いていき、岩礁砂浜３kmを抜ける。 いやー、むちゃくちゃキツい。脚消耗ハンパ無い。 抜けたそばから超急登(;´д｀) 枝とか掴んでよじ登る獣道。 下りは墜ちたら大ケガしそうな崖っぷち道。 登山でもこんな道は歩かないよー。おかしいよー！ この大会のコースは((( ；ﾟДﾟ))) ほうほうの体で崖を降りて、上りのロード区間。 コウヘイが得意そうだなこのロード。 だいぶ先いっとんやろなぁ、と思いながら第３の山突入。 ほっそい獣道やらシダを掻き分け、稜線のアップダウンを繰り返す。 よくこんな森の中に道が延々と続いとるもんだわ。 ちょうど３時間経過時に、コウヘイ後輩捕らえるv(￣Д￣)v すでに脚潰れてスローリー。 最初に飛ばし過ぎじゃ！まだ残り長いぞー、グッドラック。 コウヘイ後輩ぶち抜き、また２０位くらいか？ とうとう下りで脚がつり始める。 右ハムストがピクピクと(x_x) 第３の山を降りて、凍った田んぼロード。ペース上げられず１人に抜かれる。 第４関門兼エイド白沢ステーションまで戻ってきて補給❤️ バナナひとかけ、ミニトマト１粒を胃にぶちこみ、ドリンク400ml追加。 メダリストアミノダイレクト9000がめちゃくちゃ酸っぱくガツンと効いたが、のちに酸で胃にもたれる。 ここで３時間40分。 ５時間切れるかビミョーなところ。 最後の一番キッツい、そして最初に越えてきた階段地獄、４つ目ラスト山突入！ 右ハムストに加えて左モモ攣りはじめ、だましだまし走ってると右ふくらはぎ攣りだす、痙攣オンパレードΣ(＞Д＜) 登りでうめき、四つん這いで階段這い上がり、下りで太もも激痛に耐えながら足を宙に放り出し続ける、地獄の繰り返し。 両足痙攣で寝っころがり呻く若者をパス！ これぞまさに階段地獄トレイルラン！ 頂上付近で、最後の補給はパラチノースクルミ餅。 これ絶品♪脚は痛いが元気でた！ 食料は全部食いきった、水は残り200ml。 最終第５関門を通過し４時間20分。 あと５kmよー♪ボランティアが声くれる、 あと５kmもあるのかよ！？ 地獄だな(￣▽￣;) ぜんぜん近くないわ。５時間切りビミョー。 ここが最後の登りよ♥️看板のある、長い急登階段を通過後も、細かい登りがありショック(´Д` ) 両足ふくらはぎまで痙攣しはじめる。ピクピク！ 日和佐城に降りてくると、ラストロード３kmだ！ ここで不思議にどんどん前に追い付く。 みんな攣りまくりのヘロヘロだ。 パラチノースクルミ餅が効いてるのかオレっ！？ 一気に２人抜いて漁港にて、、、 あと１kmー♪ 声を聞いた時は残り８分 よっしゃ、切れるぞ５時間！( ´∀`) 意気揚々と走り、赤橋を渡って右折、港街へ、ゴールはもう目の前。ここで、、、 あと１kmー♪ おい！マジかよっ！！！！((( ；ﾟДﾟ))) あと4分しかねーぞ！ どっちがホントだ？ 疑心暗鬼で半泣き無我夢中で走る。さらに１人抜き、神社でラストスパートかけるが、５時間経過チーン(　ＴДＴ) 赤橋のラスト１kmが正解だったか、無念だm(__)m ゴールの大浜海岸に出てきて砂浜をダッシュして、勢いよくゴール🏁 やりきった、やりきった、全部出しきった。 しかしタイムは５時間とんで50秒。 この50秒は長いよ、惜しくもなんともない。 ゴール後、海に向かって吠える！ うがー！50秒がー！なんでやねん50秒がー！くそーー50秒ーーー！！ ノー練習ぶっつけで挑んだくせに本気で悔しがるなんておかしいだろと、自分で思いながらも、チョー悔しい(≧口≦)ノ 順位は総合１６位！ これは出来すぎ♪、最後のロード爆走３人抜きが大きかったな。 しかし、お陰様で左膝をぶっ壊した模様。 砂浜に倒れてしばらく立ち上がれず。 脚が、言うことを、効かない。 ここまで脚の全てを使い果たし、出しきったレースはなかなか無いぞ。 あー、こりゃ愛媛マラソン終わったな。 左膝痛くて走れんかもしれん。 しかし、悔いはない。 千羽海崖コースタルトレイルラン37km なんて素晴らしい大会なんだろう。 最初からずっとハイテンションMAX！ ラスト１時間の苦痛は筆舌に尽くしがたい！ すげー奴等とやりあった！ みんな呻きながらも、絶対諦めないし、止まらないし、死ぬまでブッシュし続けるんだもん。 やっぱレースは良いな♪かなりの刺激をもらったぜ！ 来年も出たいよなあこれ、今度こそ、写真撮りながらの５時間切りを(≧▽≦) ・・・ヤマップのログを残すべく、ケータイGPSオンのヤマップ起動して、ザックに入れて走ったのだが、スタートから３kmでソッコーログを消失。 以降ゴールまでGPS拾えず😭⤵️⤵️ カメラに加えて、これもただの重りだった、合掌m(__)m