阿蘇の高岳〜中岳周回

2018.01.20(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:25

距離

12.5km

のぼり

1069m

くだり

1070m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 25
休憩時間
1 時間 4
距離
12.5 km
のぼり / くだり
1069 / 1070 m
42
3 34
14
19
8
33

活動詳細

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熊本地震後初の高岳〜中岳へ行って来ました。道路崩落のため、仙酔峡駐車場まで🚗は登れないので、約30分のロードを歩く。1箇所はユンボにての法面整備が行われていて、仏舎利塔近くは道の半分以上が大きく崩落し、人ひとりが通れるくらいの幅しかない。どう言う訳かは分からないが、下りられなくなった乗用車が2台取り残されていた。ミヤマキリシマの時季じゃなくても、登山者の🚗で大方埋まる大駐車場も、地震後の今は只の広場にすぎず寂しい限りだ。見上げる高岳の山襞の処々には、先週の大雪が嘘のようにチョビっと残っているのみ。❄の無い仙酔尾根(通称バカ尾根)を登る。振り返り見る阿蘇のカルデラ、田圃あり人家ありと、その大きさには、何時も感動さえ覚える。稜線に出たが風も無いので、天狗ノ舞台でお昼ごはんとする。何時も何時も温かいものを用意してくれる、Kちゃんの今日のご馳走は豚汁で、心までもがホッコリ。登山口にはもう1台🚗が停まっていたが、登山者の姿は何処にも見当たらず、阿蘇の山には我々だけのようだ。高岳(1592m、ひごくに)憶えやすい標高だが、標識は割れて文字も読み難かった。此れも地震のナセル業かなぁ〜。中岳山頂は実は立入禁止区域なのだが、今日の火口は噴煙も低く小規模なので、本来のルートを下りる。自己責任で…と言いながら。ロープウェイが停止してから8年になるそうだが、駅はまるでお化け屋敷の体で、正に廃墟だ。寂しくもあるが、むしろ哀しささえ込み上げてくる。五月になればミヤマキリシマ開花の時季となるが、それ迄に道路整備が終わるのだろうか、阿蘇観光協会ならずとも些か心配である。地震後初の登山を終えて感じる事は、火口が落ち着きを取り戻し、道路も早く復旧して、以前の様に登山者並びに観光客で賑わう日が一日でも早く来る事を願ってやまない。

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