雪が無く、リトル比良のリベンジはお預け

2018.01.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 59
休憩時間
48
距離
8.2 km
のぼり / くだり
678 / 692 m
1 44
1 36
1 26
1 20

活動詳細

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島田ガイド塾の「リベンジ・リトル比良」に参加した。昨年2月12日の雪山講習「リトル比良」では、大雪のため登山口から白坂手前まで、無雪期のコースタイム40分に対して3時間を費やし、撤退を余儀なくされた。今回はそのリベンジの企画だ。今回は、昨年参加したSさんとオッサンに加えて2名の女性が初参加、計4名だ。ガイドは昨年同様、水野ガイドと大場ガイド。 JR近江高島駅に向かう電車の車窓から見える、比良山系の蓬莱山から打見山へかけてのびわ湖バレイの雪は意外と少なく、リトル比良の今日の雪はどうだろうか、少し心配になる。 近江高島駅で集合後、バスで音羽まで移動。登山口手前の長谷寺境内をお借りして準備を整え、9:30過ぎ登山開始。20分程で昨年1時間かかった賽の河原に着く。昨年3時間もかかって撤退となった白坂手前には45分で到着。ここまで雪は全くない。雪の有る無しで登山時間がこんなにも違うものかと驚く。同じルートを同じ季節に歩いて、雪の有無によるコースタイムの差を実感することができた。その先も登山道に雪はなく、岳山を過ぎてからようやく登山道に雪が出てきた。しかし、アイゼンの必要は全くない。 オウム岩での昼食タイムの後、水野ガイドより「この先も雪はあまり期待できないので、①このまま進み見張山へかけてルートファインディングの練習をするか、②白坂まで戻ってアイゼンをつけて岩山を歩く練習をするか」の問いかけがあった。参加者の希望で①に決定。雪山講習はルートファインディングの練習に変更となる。 鳥越峰を過ぎて、見張山へのルートに入ってしばらく進んでから、水野ガイドより、現在地は地形図の上でどこになるか、との問いかけが出た。周りの地形・尾根・谷の状況を見て現在地を判断する。地形図とコンパスを使って現在地から次の目標地点への角度を出し、その方向へ間違いなく進む、等々ルートファインディング・読図をするのはなかなか楽しかった。 見張山まで大きなミスもなく到着。その先もルートファインディングは難しくはないが、関電の高圧線を過ぎたあたりからは下りの勾配がきつくなった。沢沿いのルートになってからは、昨年秋の台風のためか倒木が多く、倒木の上を乗り越えたり、倒木の下を潜ったりと、しばらく悪戦苦闘が続いたが、何とかクリアすることができ、無事に下山口に到着した。 結局、この日はアイゼンもワカンも出番はなかった。雪が少な過ぎて昨年のリベンジはならず、というところか。来年、「3度目の正直」の再リベンジをするのだろうか?

琵琶湖・北側 近江高島に向かう電車の車窓からびわ湖バレイの稜線が見えた。思っていたより雪が少ない。
近江高島に向かう電車の車窓からびわ湖バレイの稜線が見えた。思っていたより雪が少ない。
琵琶湖・北側 近江高島駅前広場のガリバー像。
近江高島駅前広場のガリバー像。
琵琶湖・北側 音羽バス停で下車。
音羽バス停で下車。
琵琶湖・北側 長谷寺。境内をお借りして登山の準備をした。
長谷寺。境内をお借りして登山の準備をした。
琵琶湖・北側 登山道に入る。雪は全く無い。
登山道に入る。雪は全く無い。
琵琶湖・北側 「音羽の里」の案内板。このあたりは古墳が多いようだ。
「音羽の里」の案内板。このあたりは古墳が多いようだ。
琵琶湖・北側 登山道は嶽詣り道らしい。
登山道は嶽詣り道らしい。
琵琶湖・北側 賽の河原に到着。スタートからここまで約20分。昨年は大雪で1時間かかった。
賽の河原に到着。スタートからここまで約20分。昨年は大雪で1時間かかった。
琵琶湖・北側 この灯籠、しっかりと記憶に残っている。1m程の積雪のためラッセルに時間を取られ、目の前にあるのになかなか近づくことができなかった。
この灯籠、しっかりと記憶に残っている。1m程の積雪のためラッセルに時間を取られ、目の前にあるのになかなか近づくことができなかった。
琵琶湖・北側 灯籠の右下の欠けた部分に小さな石。
灯籠の右下の欠けた部分に小さな石。
琵琶湖・北側 ズームアップ。この小石がないと灯籠は転倒するか…?
ズームアップ。この小石がないと灯籠は転倒するか…?
琵琶湖・北側 ここで視界が開ける。振り返ると琵琶湖・安曇川方面。
ここで視界が開ける。振り返ると琵琶湖・安曇川方面。
琵琶湖・北側 岳山にもほとんど雪はない。
岳山にもほとんど雪はない。
琵琶湖・北側 白坂が見える。
白坂が見える。
琵琶湖・北側 木の枝の向こうに白坂が見える。
木の枝の向こうに白坂が見える。
琵琶湖・北側 花崗岩が露出した白坂。
花崗岩が露出した白坂。
琵琶湖・北側 「雪だっ!」先頭を行く水野ガイドの声。
「雪だっ!」先頭を行く水野ガイドの声。
琵琶湖・北側 崖が崩落している。
崖が崩落している。
琵琶湖・北側 弁慶の切岩だそうです。
弁慶の切岩だそうです。
琵琶湖・北側 崩落した崖の上に到着。
崩落した崖の上に到着。
琵琶湖・北側 このあたりは「岳観音」のお堂跡だ。わずかに雪がある。
このあたりは「岳観音」のお堂跡だ。わずかに雪がある。
琵琶湖・北側 土の露出した山肌。
土の露出した山肌。
琵琶湖・北側 岳山山頂に到着。
岳山山頂に到着。
琵琶湖・北側 石造観音三尊
石造観音三尊
琵琶湖・北側 木の間からオウム岩をズームアップ。
木の間からオウム岩をズームアップ。
琵琶湖・北側 やっと登山道に雪が出てきた。
やっと登山道に雪が出てきた。
琵琶湖・北側 どんどん融けている様だ。
どんどん融けている様だ。
琵琶湖・北側 オウム岩に到着。
オウム岩に到着。
琵琶湖・北側 …。
…。
琵琶湖・北側 遭難の碑か。
遭難の碑か。
琵琶湖・北側 オウム岩の上で。水野ガイドに撮ってもらった。風が強く、すぐに退散。
オウム岩の上で。水野ガイドに撮ってもらった。風が強く、すぐに退散。
琵琶湖・北側 安曇川方面。
安曇川方面。
琵琶湖・北側 1/5に登った蛇谷ヶ峰。向こうはまだ雪が残っているようだ。
1/5に登った蛇谷ヶ峰。向こうはまだ雪が残っているようだ。
琵琶湖・北側 鳥越峰から見張山へのルート沿いにあった関電のマイクロウェーブ反射板。
鳥越峰から見張山へのルート沿いにあった関電のマイクロウェーブ反射板。
琵琶湖・北側 鳥越峰から見張山にかけて、明確なルート図はなく、ルートファインディングの練習をしながら進む。
鳥越峰から見張山にかけて、明確なルート図はなく、ルートファインディングの練習をしながら進む。
琵琶湖・北側 見張山への道標があった。今のところ間違っていない。
見張山への道標があった。今のところ間違っていない。
琵琶湖・北側 鹿ヶ瀬山も打下山も地図には載っていない。ここはコンパスと地図を睨んで進む方向を決める。
鹿ヶ瀬山も打下山も地図には載っていない。ここはコンパスと地図を睨んで進む方向を決める。
琵琶湖・北側 ろくは石。見張山方向の矢印の道標があり、ルートは間違っていない。
ろくは石。見張山方向の矢印の道標があり、ルートは間違っていない。
琵琶湖・北側 水野ガイドが何やら珍しい地衣類を見つけた様だ。
水野ガイドが何やら珍しい地衣類を見つけた様だ。
琵琶湖・北側 ズームアップ。ルーペで見ると、真っ赤な粒状のものが見えた。
ズームアップ。ルーペで見ると、真っ赤な粒状のものが見えた。
琵琶湖・北側 無事に見張山山頂に到着。この先のルートも色々あるようだが、近江高島駅に近い下山口を目指す。
無事に見張山山頂に到着。この先のルートも色々あるようだが、近江高島駅に近い下山口を目指す。
琵琶湖・北側 JR近江高島駅の道標があった。
JR近江高島駅の道標があった。
琵琶湖・北側 進む方向を確認する。
進む方向を確認する。
琵琶湖・北側 地形図にある高圧線の下にきた。
地形図にある高圧線の下にきた。
琵琶湖・北側 又、JR近江高島駅への道標があった。地形図ではこの先は急な下りとなる。注意が必要だ。
又、JR近江高島駅への道標があった。地形図ではこの先は急な下りとなる。注意が必要だ。
琵琶湖・北側 苔が気になる水野ガイド。
苔が気になる水野ガイド。
琵琶湖・北側 堰堤の先は沢沿いに進めば良いはずだ。
堰堤の先は沢沿いに進めば良いはずだ。
琵琶湖・北側 ルートはあっていたが、倒木が多く、倒木を乗り越えたり下を潜ったりの連続で悪戦苦闘した。
ルートはあっていたが、倒木が多く、倒木を乗り越えたり下を潜ったりの連続で悪戦苦闘した。
琵琶湖・北側 やっとましになった。
やっとましになった。
琵琶湖・北側 大きな堰堤。ここを過ぎれば下山口は近い。
大きな堰堤。ここを過ぎれば下山口は近い。
琵琶湖・北側 下山口到着。
下山口到着。
琵琶湖・北側 下山口の日吉神社。
下山口の日吉神社。
琵琶湖・北側 帰りの電車から昨冬打見山から縦走した堂満岳が見えた。
帰りの電車から昨冬打見山から縦走した堂満岳が見えた。

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