活動データ
タイム
06:59
距離
8.2km
のぼり
678m
くだり
692m
活動詳細
すべて見る島田ガイド塾の「リベンジ・リトル比良」に参加した。昨年2月12日の雪山講習「リトル比良」では、大雪のため登山口から白坂手前まで、無雪期のコースタイム40分に対して3時間を費やし、撤退を余儀なくされた。今回はそのリベンジの企画だ。今回は、昨年参加したSさんとオッサンに加えて2名の女性が初参加、計4名だ。ガイドは昨年同様、水野ガイドと大場ガイド。 JR近江高島駅に向かう電車の車窓から見える、比良山系の蓬莱山から打見山へかけてのびわ湖バレイの雪は意外と少なく、リトル比良の今日の雪はどうだろうか、少し心配になる。 近江高島駅で集合後、バスで音羽まで移動。登山口手前の長谷寺境内をお借りして準備を整え、9:30過ぎ登山開始。20分程で昨年1時間かかった賽の河原に着く。昨年3時間もかかって撤退となった白坂手前には45分で到着。ここまで雪は全くない。雪の有る無しで登山時間がこんなにも違うものかと驚く。同じルートを同じ季節に歩いて、雪の有無によるコースタイムの差を実感することができた。その先も登山道に雪はなく、岳山を過ぎてからようやく登山道に雪が出てきた。しかし、アイゼンの必要は全くない。 オウム岩での昼食タイムの後、水野ガイドより「この先も雪はあまり期待できないので、①このまま進み見張山へかけてルートファインディングの練習をするか、②白坂まで戻ってアイゼンをつけて岩山を歩く練習をするか」の問いかけがあった。参加者の希望で①に決定。雪山講習はルートファインディングの練習に変更となる。 鳥越峰を過ぎて、見張山へのルートに入ってしばらく進んでから、水野ガイドより、現在地は地形図の上でどこになるか、との問いかけが出た。周りの地形・尾根・谷の状況を見て現在地を判断する。地形図とコンパスを使って現在地から次の目標地点への角度を出し、その方向へ間違いなく進む、等々ルートファインディング・読図をするのはなかなか楽しかった。 見張山まで大きなミスもなく到着。その先もルートファインディングは難しくはないが、関電の高圧線を過ぎたあたりからは下りの勾配がきつくなった。沢沿いのルートになってからは、昨年秋の台風のためか倒木が多く、倒木の上を乗り越えたり、倒木の下を潜ったりと、しばらく悪戦苦闘が続いたが、何とかクリアすることができ、無事に下山口に到着した。 結局、この日はアイゼンもワカンも出番はなかった。雪が少な過ぎて昨年のリベンジはならず、というところか。来年、「3度目の正直」の再リベンジをするのだろうか?
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