ちち山北尾根→西山西尾根

2018.01.21(日) 日帰り

活動データ

タイム

11:40

距離

15.1km

のぼり

1915m

くだり

1916m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 40
休憩時間
1 時間 51
距離
15.1 km
のぼり / くだり
1915 / 1916 m
5 17
56
24
1 2
14
40
1 56

活動詳細

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はじめに【上位蜃気楼】 先週のはやはり蜃気楼でした。1/14(日)12:30〜14:00の間に石鎚系及び剣山系の標高1600m以上所に居た人らからの目撃情報・証拠写真を多数頂きました。平成に入ってからはそう目撃されていないようです。沢山のアドバイス&メッセージありがとう御座いました、この場を借りて御礼申し上げます。 【ちち山北尾根】 パイ乙山・山頂で我々は今後取るべきルートを話し合っていた。 ①危険を伴うが北尾根を下る(強行) ②大永山まで下り、車道歩いて車まで戻る(エスケープ) ③車道はゴメンだ。西山まで縦走したのち西尾根を下って車まで戻る(エスケープにスパイスを添えて) ちち山北尾根。清滝トンネルの少し上からちち山にストレート貫通している美人な尾根。ヤブがエグいだろなと思ったけどそれほどでもなく、作業用の踏み跡もけっこうあったので全般的に歩きやすかった。ところどころ降りる(戻る)のに懸垂を要するような急斜面もあったけど。アップダウンあるので西之川ー石鎚くらいのスケールはありそ。ラスト山頂直下は壁。 「コレ徳ちゃん・・最後まぁまぁの岩壁じゃね?見た感じ傾斜もゴツいぞコイツァ」 「ナルいナルい!大丈夫よシンさん」 なんてやり取りをしていた (ナルい)という言葉をワタクシは知らない。知らないが、会話の流れ・響きから推し量るに「ユルい」だとか「簡単」だとかな意味合いの言葉なんだろうなー、と想像しながら山に向かった。 そして核心部。高さ数10m、傾斜40度〜50度の垂壁。「コレってナルいの?」と思いつつ取り付いた。 シャクナゲを力でねじ伏せ、身体乗り出してのクリフハンガー氷壁登攀。けっこうキモコワ楽しい。先が見えたので⛏キメながら数10mゲシゲシ登る。気持ち良く登ってる最中、ふと思いついた疑問を7m下の徳ちゃんに投げかけてみる。 「hey、徳ちゃん。今日ってオレらピストンよね?」 「だぁぁ、そうだった。シンさん、確かアンタの持ってたザイルて・・」 「20m補助ロープ✌️」 ワタクシの今の位置から安全な基部までは優に高さ15mはある。懸垂で降りるにはロープの長さがじぇんじぇん足りなーい(爆) 後で考える事にして取り敢えず登った。戻った方が楽なので①りたいところではあるがやや危険。徳ちゃんの見立てでは9割方安全に降りられるだろうとの事。高いねー、ワタクシは8割方(⌒-⌒; ) 80%成功するだろう。ではなく、20%失敗するかも知れない。てことで③る事にした。後でエライ事になったので②る方が良かったけど。後のカーニバルだった。 ③ったけど、案の定ヘッデン下山。あと600mは標高下げなきゃならない局面で暗闇に。道もよーワカラン。右に振りすぎたら東平に出てしまい、左に降りすぎても沢に出るからダメ。まぁ難しい。キッチリ下る尾根を二、三回外しその度に登り返しをしつつ下山した。最後崖に出なかったのもツイていた。 あ、(ナルい)の意味を聞くの忘れてた

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