鳥海山(白い虹と未踏の藪漕ぎ3時間)

2015.09.19(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
16 時間 20
休憩時間
4 時間 31
距離
26.0 km
のぼり / くだり
2046 / 1968 m
3 12
4
27
10
1 24
11
2 14

活動詳細

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長文になりますが・・「死」を覚悟しました(>_<) 18日(金)、翌19日の登山指数は6時「A」9時「B」12時「A」15時「A」18時「B」・・ 滝ノ小屋登山口→山頂→千蛇谷→御浜小屋→千畳ヶ原→河原宿小屋→滝ノ小屋登山口のルートで、同行者「ひだるまさん」と決定!! 夜中12時半に激しい雷雨の中、滝ノ小屋登山口に到着。朝5時半に「ひだるまさん」が到着して、6時にスタート!! 前夜の雨の影響で、登山道は水量の少ない川になりつつ・・河原宿小屋で雨具を着込んで、薊坂を登り、外輪山を七高山ヘ目指している時に青空が見え、新山方向に「白い虹」を見る事が出来ました(尾瀬で見る事が出来ると聞いたことがあります)。 新山を登り終え、雨の中食事をしようと山頂小屋ヘ行くも鍵がかかってる、避難小屋も無いんですね(-_-;)・・取敢えず、風の少ない場所を探して雨の中で食事。 千蛇谷を下り、七五三掛ヘ行くと風速20m以上はある暴風雨、御浜小屋手前からは霰まじりの暴風雨(>_<) 御浜小屋で休憩後、鳥海湖脇のルートを行こうとするも、通行止め。 長坂道を迂回して分岐点、案内板の文字が消えかけてて(-_-;)・・また山頂方面の御田ヶ原ヘ行ってしまい、また分岐点まで戻り千畳ヶ原ヘ向かう。 木道と水深が膝まである渡渉を繰り返し進むと(>_<)・・沢の上流に向かってペイントとピンクのリボンのマーカーがある(>_<)・・昨晩からの雨で沢は激流、滝になっていて・・これ以上進め無い! YAMAPの地図とGPSで現在地を確認すると、月山森の山頂を目指せば、月山森山頂からは登山道がある。 雨で脆弱になった砂状の土と石の急坂をなんとか登り、いよいよ背丈ほどの笹竹の藪漕ぎ。 時刻は凡そ5時。距離はだいたい300mくらい? 雨は強まる一方、それに急登。濡れた笹竹を踏み3mに1回は、転び滑り落ちを繰り返す。 時刻は6時。ヘッデン装着。YAMAPの地図で、月山森山頂と現在地を確認。笹竹の中にナナカマドの群落、枝が横に広がり・・もうこれ以上進め無い! まだ山頂まで200mはありそう(>_<) 引き返し御浜小屋に泊まる??・・これまで渡渉して来た所は、もっと増水してるはず。汗でパンツまで全身びしょ濡れ、着替えも無く。・・・とにかく前進あるのみ!! ナナカマドをクリアし、笹竹を進むと松とナナカマドが交互に行くてを塞ぎ・・ GPSでは、もう少しで山頂なのに足が上がらず、全身に力が入らない。・・もうダメかも・・・ いろんな事が、頭を過ります。先ずは同行者の事。救助・・山岳保険・・ツェルト・・ 最後、最期?の力を振り絞り、月山森山頂の登山道を見付け下山(*^^*) 河原宿小屋ヘの道に合流して、木道を見付け河原宿小屋に到着したのは9時近く。 朝、登ってきた時は少し川になっていた登山道も、完全な川になってる。 滝ノ小屋付近でも、2ヵ所が膝までの渡渉。 駐車場に到着したのは、11時。 寒さで、身体がガタガタ震えてる。急いでエンジンをかけ、暖房を最強にして、着替え。 周りには車中泊の車があり、ゆっくり休める場所を探して新庄方面ヘ。 道の駅「とざわ」で、力尽きて・・後部座席をフルフラットにした寝袋の中に入り、1分で熟睡でした(^^;

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