子持山

2018.01.31(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 47
休憩時間
34
距離
9.6 km
のぼり / くだり
1041 / 1037 m
20
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6
1 15
23
14
1 39
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1

活動詳細

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前橋辺りを車で走ると、赤城山や榛名山に囲まれて見える小野子三山と子持山 遠くには草津方面や谷川方面の山が見える。 その子持山は遠くから見ても、しし岩が特徴的でそびえ立っているのが分かる。 太古の昔の火山活動の名残らしい。いくつもの尾根筋も火山の名残とのこと。 低山ながらも一等三角点がある。 そしてそびえ立つ岩峰や素晴らしい展望、楽しい尾根歩きが楽しめる。 そんな子持山を歩いてきた。 この山に登るのは今回で4回目 最後に登ったのは2003年、かな~り前の話。 今回登ってみて感じたのは「こんなにきつい山だったかなあ」って感じ これは、かなり歳とって体力落ちたことが原因だろう。 また中途半端に、岩場や急坂に着いた雪に苦しめられたことも要因だろう。 でも、展望や景色はばっちり楽しめました。 登山口までの林道は崩落の為工事中で通行止め。 子持神社の駐車場に車を止め長~い林道歩き。いい準備運動になりました。 最初の難関は屏風岩。 いやらしく着いた斜面の雪を木々に掴まりクリアーし、岩場は鎖と梯子でてっぺんへ… と思ったらさらに1m位の岩がそびえていた。所々に雪… 無理して登っても降りるときがやばそう。 こんなところで落っこちたらやばいかもってことで断念。 てっぺんとれなかった~(*_*; でも、だいじょうぶ。 そこに上がらなくても展望はばっちりです。 遠くに見えるしし岩、いいですねえ。 あのてっぺんに立つのかあと思うと心躍ります。ワクワクします。 さて、次は獅子岩(別名は大黒岩) こちらも急坂を木々に掴まりクリアー アイゼンは使用しませんでした。 さらっとした雪でアイゼン装着しても効きそうにありません。 岩の基部に到着 大きな鎖の梯子でまずは1段目クリアー その次は雪のついた大きな岩を2本の鎖を頼りにどっこいしょ やった~「獅子岩」てっぺんです。 展望最高!富士山も見えました。 上州武尊山や赤城、日光の山々 反対側は浅間山方面と素晴らしい展望です。 ちょっと端っこに寄って歩いてきた方面を眺めます。 凄い高度感で足が竦む。 風が強い時はあまり端っこに寄ると「あれ~」ってことになるかもね。 獅子岩から子持山山頂まではまだかなり遠くに見える。 途中から尾根道となるが、本日最難関と思われる急な下りに遭遇。 雪に隠された岩や木の根っこの斜面、さらっとした雪です。 木々に掴まり慎重に足場を探りながら下る。 わずかの距離ながら緊張した場面でした。 あとはアップダウンを繰り返し、危険個所もなく山頂到着。 誰もいません。 たった一人の静かな頂上。 真っ白な谷川岳方面の山々、そして日光白根山や男体山、皇海山。 先日噴火した草津白根山などが見えました。 風もなく暖かい山頂。 予報では風が強いとのことだったがラッキー カップラーメンを食べ、暖かいコーヒーを飲み至福のひと時です。 そのあとは、アマチュア無線で数局と交信する。 1局は、以前赤城の黒檜山山頂の時も交信して頂いた局長さんでした。 予定よりだいぶ長居してしまった。 さて、下山しましょう 帰りは大ダルミ、浅間(センゲン)山経由です。 大ダルミまでは急な下り。 日当たりがよく雪はほとんどないので助かりました。 浅間山への登りは結構な登り返し。雪のついた急斜面の登りは疲れました。 途中、木々が切れそそり立つ獅子岩の全貌が見れました。 方々に流れる尾根の景色も綺麗です。 これが太古の昔、火山爆発で形成された尾根だそうです。 学術的にも結構価値のあるところだそうですが… そんな知識のない私はただ凄い景色だなあと思うばかりでした。 誰にも会わない静かな子持山でした。 以前登った時はもっと雪のある時期だったが、今年は雪が少ないのかな? 今回、6本爪アイゼン持参したが、終日使用せず。 ピッケルやスノーシューは持参せず、Wストックのみ。 中途半端に雪がある方が歩きにくいなあと感じました。 ロープのある個所も多く、急坂、岩場… そして雪があったりなかったり、ふわふわ雪だし、雪のついてない岩もあるし… 積雪状態や凍結具合、雪の締まり具合によってはめんどくさがらずアイゼン使用が安全だと思います

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