ガスでバリズボな羊蹄山(京極)

2018.02.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 40
休憩時間
48
距離
9.7 km
のぼり / くだり
1502 / 1491 m

活動詳細

すべて見る

珍しく早起きできたので、ちょっと遠出で羊蹄山(京極)へ。 入山口には先着が1台。気温は-8℃とやや高め。曇り空で時折雪がちらつき、風は弱い。 スタートは、空が明るくなり始めた頃。前日のものと思われるトレース・シュプールが多数あり、適当に乗っかる。 この日は12時まで下山と制約付き。発汗抑制と終盤温存そして何より体調不良(胸やけ。小一時間で解消)で、かなりゆっくり歩を進める。 トレースは、標高1100m位から雪に埋もれはじめる。さらに高度を上げると、風雪が少し強くなりだしたので、耐寒装備を着用。 標高1400m位から、尾根上はクラスト率が上がりだしスリッピー。少し高度を上げ、左手の沢に逃げ込むと吹き溜まった雪があり、スキー登行には適している。しかし、濃いガスと白一面の斜面に平衡感覚が機能しなくてバランスが微妙。 これは堪らん…という事で、尾根上のブッシュ帯を直登することにする。足元をスキーからアイゼンに換装し、シートラでGO! …と、2、3歩進むとズボッ。また少し進むとズボッ…しまいにはズボズボズボッ。…こりわバリズボ地帯でしたかー。…で、やる気が限りなくゼロに近くなったが、そのうち抜けるだろう…と思い直し、ダラダラ登る。こういう場面で力んだり頑張ったりすると、あまり良いことがない。そんなで、標高差で200m程上げると斜面もキンキンに固まってきて、アイゼンの歯が軋みながら噛んでくれるようになる。 こうなると、歩行もスムーズになりペース回復。ガスで白いだけの外輪山に至り、ちょっと進んでピーハン完了。外輪に登ってきた場所まで戻り、スキー滑走準備。 さて滑り。視界不良で斜面の状況が把握しづらいので、ガスを抜けるまでは安全滑走で。この山頂直下は、ザラザラ凸凹の凍った斜面で、結構アンヨにクル。 我慢の安全滑走は、麓が見える標高1550mほどでやっと終了。そこから落差300mは沢中の締まったパウダーを満喫し、尾根に戻って適当に滑り降りる。 今回は、視界不良で早めのシートラとなったが、あと200m(あわよくば山頂まで)はスキーで上がりたいところ。それにしても、久々のバリズボは、精神の鍛錬になったのだ(笑)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。