貴峰山『西讃はいい山てんこもり』

2018.02.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 46
休憩時間
8
距離
1.9 km
のぼり / くだり
220 / 219 m
6
1
2
9

活動詳細

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とんでもない寒波がやってきた。 本当なら厳冬期の高尾木山→真平山→松棟山へノーアイゼン、ノーピッケル烈風凍てつく里山のラッセル地獄に果敢に挑戦となるハズだったけど...... 窓を開ければ雪がしんしんと降って積もり始めていた。 最近、地元の里山ばかり歩いている。 今週は雪山にでもと考えていたのに、実は先週の日曜日にアイスバーンで山肌に突っ込んでしまった。 大滝山近辺でよく散歩するんだけど、その日も大滝山界隈を目指していた。 西照神社や大瀧寺まではチェーンなし4WDで楽勝だった。 実際に歩いてみても凍結しているところはなかった。 で、通り慣れた道を脇町に向けて降りていた。 もう雪道もないだろうと思っていたら、結構な雪道が現れた。 最初の雪道を過ぎて次の雪道に入った途端、滑った。 あっ!って思ったが後の祭り。 制御不能に陥ったムルシエラゴは山肌にキッス。 右前輪がズッポリと脱輪。 降りてみると辺り一面前も後ろもアイスバーン。 まったくわからなかった。 バンパーは凹んでフェンダーはくの字になっちまってる。 レスキュー到着までに1時間半もかかった。 脇町から15分ほどの脇町だというのに。 幸い交通量がほとんどなくて地元の方しか通らなくて助かった。 下から登ってきた地元の方は華麗なドラテクで切り返して行った。 車が道を塞いでしまって軽も通れなくなってしまった。 都合3台通りかかったんだけど、3台目に下から登ってきた方が後に上からやってきてなんと融雪剤を散布してくれた。 なんという優しい方なんだろう。 その後レスキューがああでもないこうでもないとなかなか上手くいかず。 下から来たんだけど、上から回ってくると言ってバックした瞬間後ずさりして脱輪。 4WDスタッドレスなのに。 アイスバーン恐るべし。 今度はレスキュー業者の社長が4WDスタッドレスで向かっていると言う。 そこからまた1時間以上待ちぼうけ。 来たのはいいけど切り返しができず、安全な場所までバック。 わずか150mほど下がるのに1時間かかった。 結局、今日はもう無理だということになって明日救出することとなった。 美馬警察に連絡して通行止めの処置をしてもらうことになって、バックしてる最中にパトカーがやってきた。 さすが雪国管轄の美馬警察。 難なく切り返してきた。 任意保険のレンタカー特約があったので、レスキュー業者が扱っているレンタカーで帰った。 30日無料なのだ。 さすがに翌日の救出活動は立ち会えなかったけど、徳島県道路パトロールカーを招聘して除雪をしてから引き揚げたそうだ。 いやあとんだ一日だった。 一番高い所を過ぎて標高600mほどのとこでしかも南面なので油断してしまった。 しめて28万なり...... 車両保険は対車両のみしか入ってないのだ。 もしもエアバックが作動していたらいくらかかると思いますか? てっきり15万程度だと思っていたんだけど、60〜70万かかると聞いてビックリ仰天! とても高い授業料となったけどいい教訓になったのでした。 今日登った貴峰山(とみねやま)は前から気になっていた山。 ここの登山口はとってもわかりにくいんです。 車道から民家の生活道路を上がって行った所にやっと案内板があるのだ。 山頂からは大展望でとってもいいお山でした。 ただ、ここだけでは物足らないので、今度はルートを考えて縦走してみます。

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