恐羅漢BCスキー(ほぼ半分ラッセル修行)&恐羅漢スノーパーク

2018.02.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 5
休憩時間
1 時間 28
距離
12.0 km
のぼり / くだり
1284 / 1193 m

活動詳細

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早朝はブナ3のリフトが動くまで立山でバフバフ新雪を楽しみました。 このままゲレンデで滑り続けてもいいな~と思うくらい気持ち良かったんですが、今日の主目的は恐羅漢山頂からの尾根上ツリーランなので、ブナ3リフト運行開始アナウンスを聞いてすぐに出発。 山頂にはまだ誰も登っていないだろうと思っていましたが予想通りで、ゲレンデトップから山頂までは膝上くらいまでの新雪ラッセルになりました。山頂には1番乗り。このあたりまでは順調で楽しかった。 山頂で写真を撮ってすぐにシールを剥いで滑降開始!なはずだったんですが、新雪が深すぎて板が全然滑らない。山頂からカヤバタゲレンデトップへの分かれ付近までの約500mくらいはほとんどラッセル・・・。これ何の修行ですか?って感じでした。 カヤバタトップへの分岐付近で山スキーのパーティーの方々とすれ違ったあとくらいから漸く板が滑り始め、百本杉分岐までは大部分滑降出来ましたが、滑ったり止まったりの繰り返しで微妙にストレスがたまる展開。 でも。思い返せば今日一番印象に残ったのは百本杉分岐から夏の登山道上をカヤバタゲレンデまで戻る区間でした。 百本杉分岐からカヤバタゲレンデへの登山道上は予想以上に積雪が深く、ストックを140cmに調整しても1mくらいは埋まる状況。トレースもなし。この区間のラッセルは本当にきつかった。 この区間、副会長は「シール貼ったほうがいいかも」とつぶやいていたのですが、私の「大した登りもないし、シール貼るの面倒くさくない?」という誤った意見を採用した結果過酷なラッセルを強いられることになりました。 百本杉分かれのすぐ下の沢渡渉ところでも、副会長は「このままいくとヤバいだろう・・・」とつぶやいていたのですが、「大丈夫でしょ。そのまま行ってみて!」という私の根拠なき楽観意見に背中を押され先陣きって突入していきました。果然。沢の上のもろいスノーブリッジが崩れ、副会長は胸まで埋没。副会長が「ここはダメだ!」と叫んでいましたが、普段声の小さい彼があれほど大声出すのは珍しい(笑) 私はというと。副会長の尊い犠牲のおかげで躊躇なく進路を変更。事なきを得ました。 結局、あまりのきつさに耐えかねて、ゲレンデまで約200mくらいのところでようやく再びシールを貼りました。シールを貼った後は比較的に楽にゲレンデまで帰着。最初から面倒くさがらずにシール貼っておくべきでした。 終わってみれば、滑りに来てるのに全行程の5割くらいはラッセルしていたと思います。BC初心者なので本当に色々と良い勉強をさせてもらいましたが、同じことは二度としたくないです(笑) 下山後、「もう今日は帰ります!」と言うかと思っていた副会長が「口直しに砥石郷滑りにいきますか」と言い出したので、半分終了モードだった私も「じゃあ」ってことでカヤバタの砥石郷へ。てっきりもう終わりと思っていたのでヤマップのGPSオフにしてしまった後でしたが。 不本意なラッセルを強いられた後だったので「滑れる」ってことだけで十分に楽しめました(笑) 今日の教訓 ・新雪が深すぎるときに緩い尾根筋を滑るのはやめた方が良いい。 ・シールの着脱を面倒くさがらないこと。

恐羅漢山 朝から吹雪に近い雪。ただし風はそれほど強くなかったです。
朝から吹雪に近い雪。ただし風はそれほど強くなかったです。
恐羅漢山 M社のバラクラバが行方不明になって3週間。予備のMH社のバラクラバを使っていますが、やはりフィット感はM社の方がいいです。
M社のバラクラバが行方不明になって3週間。予備のMH社のバラクラバを使っていますが、やはりフィット感はM社の方がいいです。
恐羅漢山 リフトが遅いので乗っている間に体に雪が積もります。全リフトのクアッド化とシールド装備希望!
リフトが遅いので乗っている間に体に雪が積もります。全リフトのクアッド化とシールド装備希望!
恐羅漢山 立山第一リフト降り場付近。
立山第一リフト降り場付近。
恐羅漢山 立山ゲレンデトップ付近を滑る副会長。
立山ゲレンデトップ付近を滑る副会長。
恐羅漢山 ブナ3リフトの運行開始アナウンスを聞いてすぐに準備を整え出発。ヒエ1、ブナ3のリフトを乗り継いでゲレンデトップへ出て恐羅漢山頂へ向かいます。
ブナ3リフトの運行開始アナウンスを聞いてすぐに準備を整え出発。ヒエ1、ブナ3のリフトを乗り継いでゲレンデトップへ出て恐羅漢山頂へ向かいます。
恐羅漢山 ブナ3リフト降り場。
ブナ3リフト降り場。
恐羅漢山 ブナ3リフト降り場付近のコース案内看板もほぼ埋まってました。
ブナ3リフト降り場付近のコース案内看板もほぼ埋まってました。
恐羅漢山 ブナ坂、ヒエ畑ゲレンデトップから恐羅漢山頂までは標高差約60m、距離350m。本日の1番手。副会長に「ラッセルしたいならしてもいいですよ」と言ったところ、「別にしたいわけではない」とのことだったので交代でラッセルすることにしました。
ブナ坂、ヒエ畑ゲレンデトップから恐羅漢山頂までは標高差約60m、距離350m。本日の1番手。副会長に「ラッセルしたいならしてもいいですよ」と言ったところ、「別にしたいわけではない」とのことだったので交代でラッセルすることにしました。
恐羅漢山 ラッセルする副会長。大体膝上くらいまでのラッセルでした。
ラッセルする副会長。大体膝上くらいまでのラッセルでした。
恐羅漢山 山頂間近。
山頂間近。
恐羅漢山 山頂。まだ完全には埋まってなかった。山頂の積雪は170cm~180cmといったところ。
山頂。まだ完全には埋まってなかった。山頂の積雪は170cm~180cmといったところ。
恐羅漢山 とりあえずお約束の記念撮影。
とりあえずお約束の記念撮影。
恐羅漢山 滑降開始!なはずだったんですが、全然滑らぬ・・・。
滑降開始!なはずだったんですが、全然滑らぬ・・・。
恐羅漢山 立山分岐からはほぼ平坦になり修行のラッセル開始。
立山分岐からはほぼ平坦になり修行のラッセル開始。
恐羅漢山 恐羅漢主稜線。
恐羅漢主稜線。
恐羅漢山 恐羅漢主稜線。景色は楽しめました。
恐羅漢主稜線。景色は楽しめました。
恐羅漢山 カヤバタゲレンデへの分岐あたりからようやく滑れるようになってきました。
カヤバタゲレンデへの分岐あたりからようやく滑れるようになってきました。
恐羅漢山 副会長。
副会長。
恐羅漢山 滑れるようになったとはいえ、しばしば止まる。
滑れるようになったとはいえ、しばしば止まる。
恐羅漢山 埋まる。
埋まる。
恐羅漢山 百本杉の尾根。滑れると中々気持ちいいんですけど。
百本杉の尾根。滑れると中々気持ちいいんですけど。
恐羅漢山 百本杉の尾根。気持ちよく滑れたのはこのあたりだけでした。
百本杉の尾根。気持ちよく滑れたのはこのあたりだけでした。
恐羅漢山 百本杉分岐付近。このあたりで夏の登山道に合流し、登山道上をカヤバタゲレンデへ戻ります。
百本杉分岐付近。このあたりで夏の登山道に合流し、登山道上をカヤバタゲレンデへ戻ります。
恐羅漢山 小さな沢の上のスノーブリッジを渡ろうとする副会長。「ここはヤバそう」とつぶやいていましたが、突入していきました!ゆっくりと渡ろうとするが。。。
小さな沢の上のスノーブリッジを渡ろうとする副会長。「ここはヤバそう」とつぶやいていましたが、突入していきました!ゆっくりと渡ろうとするが。。。
恐羅漢山 だめ!スノーブリッジ崩落。副会長埋没。
だめ!スノーブリッジ崩落。副会長埋没。
恐羅漢山 板を外して。。。
板を外して。。。
恐羅漢山 渾身のラセル開始! うぉぉぉ!って感じの写真ですが無言で淡々とラッセルしてます(笑)
渾身のラセル開始! うぉぉぉ!って感じの写真ですが無言で淡々とラッセルしてます(笑)
恐羅漢山 ついに脱出!
ついに脱出!
恐羅漢山 しかし、まだまだ地獄のラッセルが続く。黙々とやるのが副会長流。
しかし、まだまだ地獄のラッセルが続く。黙々とやるのが副会長流。
恐羅漢山 嫌気がさして休憩。コーラで気力回復を図る。この気分、自販機エイドで優雅にコーヒー休憩していた会長&専属カメラマンのお二人にも体験させてあげたいです(笑)
嫌気がさして休憩。コーラで気力回復を図る。この気分、自販機エイドで優雅にコーヒー休憩していた会長&専属カメラマンのお二人にも体験させてあげたいです(笑)
恐羅漢山 シールを再装着。最初からやっとけばよかった。
シールを再装着。最初からやっとけばよかった。
恐羅漢山 ようやく・・・カヤバタゲレンデに帰着。
ようやく・・・カヤバタゲレンデに帰着。
恐羅漢山 ロッジに帰着。まじで疲れた。
ロッジに帰着。まじで疲れた。
恐羅漢山 となると、昼食はこれしかない。
となると、昼食はこれしかない。
恐羅漢山 食後はカヤバタへ。
食後はカヤバタへ。
恐羅漢山 砥石郷を滑りました。柔らかい新雪なので昨日同様滑りやすかったです。
砥石郷を滑りました。柔らかい新雪なので昨日同様滑りやすかったです。
恐羅漢山 砥石郷コース。
砥石郷コース。
恐羅漢山 砥石郷コースを見上げる副会長。これで本日は終了としました。
砥石郷コースを見上げる副会長。これで本日は終了としました。
恐羅漢山 でも、帰る前に車の除雪をしなければ・・・。20分ほどかかった。
でも、帰る前に車の除雪をしなければ・・・。20分ほどかかった。
恐羅漢山 入浴はいつもの三段峡ホテルで。
入浴はいつもの三段峡ホテルで。
恐羅漢山 三段峡ホテルロビー。山小屋っぽくて好きです。
三段峡ホテルロビー。山小屋っぽくて好きです。

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