活動データ
タイム
11:45
距離
11.4km
のぼり
2123m
くだり
597m
活動詳細
すべて見る【眺望抜群】 今回は大型連休となったシルバーウィークに南アルプスへ遠征。天気予報や自分のスケジュールとにらめっこし、9月20日(日)~21日(月)に決行。 初日の北岳山荘~間ノ岳への縦走は午後になってしまいガスで展望は望めなかったが、翌日の北岳はまさに360°の大パノラマ。特に富士山が雲海上に見え、ご来光前後の眺望は素晴らしかった。また、遠くには中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳(赤岳)、近くには仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山などが手に取るように見え、眺望が抜群であった。 【前日in~広河原】 前日は22時頃に芦安Pに入ることを想定し、富山の小矢部にできたアウトレットへ。安房トンネル手前の栃尾温泉、荒神の湯へ寄り道。芦安の駐車場は、前日からの登山者で満車でしたが、運良く、すぐ近くの下のPへ停めれました。車中泊している間も駐車スペースを探す車が出入りしているな~と感じつつ4時に起床、5時35分の一番バスになんとか間に合いました。おそらく、早く並んでもバスの出発は定時のようで、ほとんど待たずに出発(ただし座れませんでしたが)。朝一のバスや乗り合いタクシーで林道のすれ違いに難儀し広河原までは約1時間かかって到着。広河原では多くの登山者で賑わい、ほぼ一斉スタートのように登山道へ向かう。 【広河原~大樺沢二俣】 大樺沢沿いの登山ルート。広河原からはいきなり北岳が望めびっくり。大きなつり橋を渡りスタート、しばらくは行列をなしていましたが、しだいにバラけました。沢沿い樹林帯を進み、登山道に沢水が流れ込んでいる個所もありますが、ぬかるみが少ない印象。木々の間から再び北岳が見え始め、樹林帯を抜ければひたすら高度を上げるのが辛い。約2時間で二俣へ、先週剱岳の早月尾根を登っていただけに、思っていた以上のコースタイムでした。 【二俣~北岳山荘】 二俣を過ぎると徐々に北岳の荒々しい山肌が近づきます。八本歯・・・八重歯のような大きな岩肌。八本歯のコルへは急な木製はしごを何度も登ります。3人の高齢者登山者がおり、渋滞が発生。シルバーウィークなので温かく見守る。その分、紅葉の写真を撮ったり、前後の登山者としゃべる機会もできた。八本歯のコルをすげれば大きな岩が続く登山道を登り、北岳山荘へのトラバース分岐点へ。お花の時期に来ると良さそうな斜面を横切り、北岳山荘へ。この頃から、妻のペースが落ちる。どうやら高山病の症状。。。 テントはトイレ近くの山側のスペース、平らで石がない良い場所を確保できた。ここのトイレは空気を吸っておそらくフィルター等で脱臭しているため、嫌な臭いはほとんどしなかった。 妻はテントでいったん休憩、14時に間ノ岳へ目指し出発。午後のため、ガスが多く、眺望はなし。何度もニセピークにだまされながらも縦走。風が強く、防寒対策が甘かった、妻が寒いと。。。レインウェアと私のソフトシェルを交換し間ノ岳へは16:00前に登頂。途中、農鳥小屋まで向かうという男女1組、青年と出合い、あと1時間はかかるので到着が遅いのではと心配してしまいました。記念撮影を済ませ、急いで北岳山荘のテントへ戻る。 【北岳山荘~北岳】 ご来光前、周辺はおそらく間ノ岳へ向かう登山者で3時頃から、騒がしくなる。私たちも5時過ぎのご来光に合わせ、朝食、着替えを済ませる。富士山がテント口から正面に見え、なんてすばらしい所にテントを張れたと改めて気付く。ご来光は雲が多めですが、富士山とのロケーションを含めると今までで一番!の感動もの。6時半にテン場を出発し、北岳へ。何とか妻の体調が持つことを祈るが、またもやペースダウン。本当は下山した方が良いのかも。。。 と思いつつ進み、富士山とのショットを楽しみ、吊尾根分岐を過ぎれば北岳の頂きが見えた。すでに眺望が素晴らしい。西側の切れ落ちた地形をトラバースし最後の急登を過ぎると頂上へ!頂上は360°の大パノラマ。 【北岳~大樺沢二俣~広河原】 さて、頂上での眺望を楽しんだ後、下山開始。下山は北岳肩ノ小屋を経由し、小太郎尾根分岐から右俣コースへ。つづら折りに高度を下げ、お花の時期はキレイであっただろうお花畑を過ぎ、妻の体調も回復。二俣分岐からはガンガン飛ばし下山しました。登って来られる方、皆さん苦しそう。昨日登った大樺沢~八本歯のコルのルートより、右俣コースの方が登りやすそうという印象。広河原から芦安までは貸し切りタクシーで速攻しました。 長文最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
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