空木・木曽駒縦走 2/3日目 APC1.42

2015.09.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 17
休憩時間
3 時間 34
距離
8.2 km
のぼり / くだり
938 / 747 m
1 6
1
1 19
16
1 32
1 30
21
2

活動詳細

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5時前起床。 朝ご飯を食べる場所の件で妻とひと悶着ありつつ、初めての避難小屋で片づけに手間取りつつ、出発は5:45。 眼前にはきれいな紅葉、後ろには八ケ岳と南アルプスの山々。今日一日の行程に期待が膨らみます。 頂上着7:15.避難小屋から40分のはずがなぜか1時間半もかかってしまいました。途中、写真を何枚か撮ったり、駒峯ヒュッテでバッジを買ったりしましたが、それにしてもかかりすぎです。厳しめのコースタイム設定なのかもしれません。 頂上でお湯を沸かし、カップラーメンの朝ご飯。 朝食後、甘いものを食べていると、写真撮影を頼まれました。 どうやら日本百名山の制覇を、たった今この空木岳で成し遂げた人がいるようです。 唐沢さんという女性の方で、なんと78歳とのことでした(名前・年齢ともに本人掲載了承済み)。 本人も同行の山岳会の方々もとても幸せそうで、こちらもほんわかした気分になりました。 我々もああして、いくつになっても山を楽しみたいものです。 1時間半の滞在で頂上出発8:45。頂上の居心地がよくて長居してしまいました。残りのコースタイムは5:05なので、APC値1以下でいけば大丈夫ですが、今日の行程は難所が多いとの話を聞いたので油断はできません。 そして、のっけから躓きます。木曽殿山荘までの下りはなかなか道が険しく、小1の娘のスピードが低下。1時間のコースタイムに対して1時間半もかかってしまいました… 木曽殿山荘から10分ほどのところにある木曽義仲の力水は枯れていないとのことでしたが、逆ルートの登山者から桧尾避難小屋そばの水も枯れていないとの情報を得たため、力水汲みは見送ります。 ここから東川岳まで一挙に登り返し、ちょこちょことアップダウンを繰り返しながら13時過ぎに熊沢岳に着。あまりの絶景にちょっと長めの休憩を取り、出発は13時半ころ。桧尾岳までは1:20のコースタイムなので、順調にいけば15時には宿泊地に着きそうです。しかし、ここに来るまでの間3、4人の登山者から、熊沢・桧尾間の道の険しさを聞いてきました。 「娘さんには厳しいかもしれないよ」 という言葉が頭をよぎります。 子供たちとともに私もヘルメットを装着し、気を引き締めて出発。 歩いてみると、確かになかなか険しい道でした。いつも先頭を行く小5の息子ですら、 「ここは難しそうだから、お父さんお手本見せて」 と言ってきた下りの岩場がありました。 それでも、一度見本を見せると、すんなりと通過。 小1の娘は多少てこずったものの、思ったよりすんなり通過。 今回の山行の中でも成長している感じです。 他にもいくつか通過に気を遣う部分はありましたが、 この下りの岩場がこの区間のハイライトだったと思います。 全体としては思ったよりスムーズに進めた感がありましたが、それでも桧尾岳に到着したのは15:10。1:20のコースタイムに対して、1:40くらいかかりました(5分の休憩込み)。 避難小屋まではここから15分。桧尾の山頂から少し歩くと、避難小屋のあるピークとの間の谷にはすでにいくつかテントが張られているのが見えました。谷へ降りたすぐのところに、昨晩空木平避難小屋で一緒だった学生グループのテントがありました。聞いてみると、やはり避難小屋は満員とのことです。 我々も急いでテントサイトを確保しようとするも、谷にはすでに4人用テントを張る場所がありません。親切なおじさんから、桧尾岳に戻る途中に何張分かの場所があるという情報を得て、妻が現場に直行。何とか最後に1つ残っていた場所を確保しました。 私と子供達はトイレのために避難小屋の方へ行きましたが、確かに小屋は大盛況でした。残りの水の量を確かめたところ、木曽駒下まで十分に持ちそうだったので水場には行きませんでした。 急いで野営地へ向かい、テントを組み立てます。テン泊は初めてでしたが、一度家で予行演習をしていたので、スムーズに張れました。晩御飯は尾西のチキンライスorドライカレーに味噌汁、魚肉ソーセージ、チーかま。インスタントのご飯や味噌汁のおいしさに驚きました。 食べ終わったころには夕闇が迫っていました。テントの前にザックをまとめて置き、ツェルトをかけてロープで縛り、我々はテントに入ります。寝袋に入ると、子供たちは一瞬で落ちました。こうして我が家初のテン泊の夜が更けていきました。 標準コースタイム:5:45 行動時間:8:10+朝飯休憩1:30 APC値:1.42

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