活動データ
タイム
04:33
距離
6.2km
のぼり
648m
くだり
647m
活動詳細
すべて見る上州武尊山、この時期スキー場のリフトを利用すれば雪山気分をたっぷり堪能できる。 そそりたつ剣ケ峰、そしていくつかのアップダウンを重ね標高を上げ、最後に急登をひと登りで山頂に到達だ。 山頂から眺める山々の景色は感動ものである。 そんな上州武尊山、この時期定番となりつつある。 そんな楽しい上州武尊山だけど、標高2,000mを越える雪山です。 剣ケ峰からの下りは雪のつき方によってはかなり危険。 極寒、強風や視界不良などの悪天候や降雪直後は登りたくない。 明日の天気予報は晴れ! 前日夜に決定、急いで山行計画書を作成し準備します。 朝、予定通りいい天気。 川場スキー場までの道路は凍結もなくほぼ予定通り到着。 行きはスキー場のリフトを2本利用してラクチン登山です。 下山はスキーでビューンと下る予定。 チケット売り場で自前の山行計画書を提示すると「所定の用紙に書いてください」とつれない返事。 昨年はどっちでも受理してもらったけどと伝えると「今年から変わりました」とのこと。 記入内容はそう変わらないけど、安全対策上やむを得ないんだろうね。 素直に所定の用紙に記入し、リフト片道(2回分)1,000円+ICカード保証料500円を払います。 保証料は下山後カードを返却すれば戻してもらえます。 ビューンとラクチンに標高1,870mの登山口に到着。 スキーや靴、ヘルメットは登山口の隅の方にデポします。 同じようにスノボーをデポして出発していく男性がいました。 今日は最初から12本爪アイゼン装着。 平日だが結構多く入山しているようなんでかんじきも不要かな? でも、雪の状態や体力、天候によっては中ノ岳まで行きたいしなあ そっちはトレース少ないだろうからとかんじきは持っていくことにした。 剣ケ峰からの下りの状態もわからないのでピッケルも持っていきます。 さあ、出発! 最初から急な登りです。 ふかふかの雪ですが先行者のお陰でトレースはばっちり。 急登を終えると眼前に剣ケ峰がそびえる。 トレースもあって登りは危険なこともなく剣ケ峰着。 いやあ、この景色、最高。 ぐるっと見渡せば真っ白な山々が見えます。 素晴らしい天気で感動の景色です。 さあ、本日一番と思われる危険個所、剣ケ峰からの下りです。 トレースもあり、雪の状態も問題なくピッケルを使用することなく下れました。 そこからはアップダウンを繰り返し徐々に標高を上げていきます。 先頭はどのあたりかなと目を凝らす。 かなり遠くに登山者発見、その先にトレースは見えない。 トレースのお陰で快適なスノーハイクです。 剣ケ峰の景色はこのコースで一番の見どころかな? 何度も振り返りながら少しづつ姿を変える剣ケ峰を眺める。 4人組+1名が休憩していたので「先頭ですか?」と尋ねる。 「いや、前に一人います」とのこと。 たぶんこの方たちがトレースを付けてくれたんでしょう。 お礼を言って先に進む。 よく見ると単独の男性が見えた。 じきに追いつき「トレース利用させてもらいました」と言葉をかける。 「あれっ、登山口で出会った人?」との返事。 いやあ、スノボーをデポして先発した横浜から来たという男性でした。 「先に行っていいですか?」と声をかけると「どうぞ」ってことだったので先に進む。 最後の急登、少し左向きにトレースをつけながら進む。 そして稜線に出るとわずかで山頂到着。 山頂には誰もいません。たぶん本日一番乗りでしょう。 しばし展望を満喫。 天気もいいし、体調も問題なし、時間も大丈夫だな? よし、中ノ岳へ行こう! 少し斜面を下り始めるとズボっと膝上あたりまで埋まる。 これじゃツボ足は無理だなとかんじきの出番です。 アイゼンを付けたままかんじき装着。 時々深みにはまります。 もがきながら脱出、稜線の風の強そうなところは雪も絞まっており問題なし。 振り返って自分のつけたトレースを眺める。 最高の気分。 おや、一人こちらに歩いてくるのが見えますねえ 最後の急坂を頑張ると中ノ岳です。 こちらから眺める上州武尊山は中々いい形をしてます。 単独男性が到着。 一緒に山座同定です。 男性は風を避け、お昼にする模様。 では、お先に上州武尊へ戻ります。 途中お二人の方とすれ違い、わずかで山頂着。 山頂はまだ賑わってます。 邪魔にならない様、少し離れた場所でアマチュア無線でCQを出します。 3局と交信、そのうち一人は前回子持山で交信してもらっ局長さんでした。 さて下山しましょう。 帰りは意外とつらいんです。 アップダウンを繰り返しながら最後のピーク、剣ケ峰への登りとなる。 頑張って剣ケ峰てっぺん到着。 高崎や埼玉から来たという4人組の方と「素晴らしい景色ですねえ、下るのがもったいないね」と言葉を交わす。 お二人は初めての上州武尊山とのことでした。 こんな天気に恵まれて良かったねえ、感動もひとしおでしょう。 そこからは一気に下り登山口到着。 さあ、今日もう一つのお楽しみ、ビューンとスキーでの滑走です。 と言っても今年まだ二回目、 初心者の私は当然初心者コースで。 最大斜度約16度、約3.3km。 いやあ、気持ちいい! でも、平日なのに結構多いスキー&スノーボーダー 迷惑かけないように人の少ない時を見計らってゆっくり滑ります。 途中、前を滑る男性が制動効かずコース外へスピンアウトし転倒。 大丈夫?と声をかける。 もがいて立ち上がりコース復帰したが、またコースから外れ、立ち木に接触し転倒… 中々立ち上がらないのでまた「大丈夫?」と声をかける。 痛そうにしていたが怪我はしていないようだとのことで一安心。 いやあ、無理は禁物ですねえ。 以後、より慎重に滑り、駐車場に到着しました。
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