活動データ
タイム
07:23
距離
9.7km
のぼり
1330m
くだり
1334m
活動詳細
すべて見る日曜日は何とか晴れそうな予感。 紅葉が始まっていて日帰りできる百名山は無いかと調べて見ると、焼岳と妙高が候補に上がり北アルプスの響きに魅かれ、焼岳に登る事にしました。 焼岳を登るルートを調べると、3ルートあり、一番人気は 新中の湯ルート 二番人気は 上高地ルート 三番人気は中尾高原ルートのようである。中の湯ルートは、登山道崩落で通行止なので除外。 新中の湯ルートは、駐車場が無く路肩に数台だけで、後は路駐をすることになります。 上高地ルートは、マイカー規制で直には行けません。 中尾高原ルートは、私の家からは少し遠くなります。 上高地はワンクッション入るから面倒で除外。新中の湯の駐車場所争奪戦に勝つには車中泊する位でないとダメで、一番の問題はトイレが無い事です。登っても途中に小屋はなく往復我慢することになります。と、残るは中尾高原ルートになります。少し遠くなり安房トンネルを通ることになります。また駐車場にトイレは無いようです。まぁ中尾温泉の何処かに公衆トイレを探せばいいやと考え中尾高原ルートで登る事にしました。 21時に家を出発、中央道を北上、松本ICを出て、夜の安曇野を上高地に向けひた走ります。 昼間のように大型バスがいないので比較的順調に中尾温泉に到着、24時少し前でした。 駐車場には一台も車がありません。あちゃー これはやってしまったか?? 寝る準備をしていると、車が入ってきて2台に、さらにもう1台。少し安心して眠りにつきました。 5時起床 車はもう一台増えて4台になってました。やはりここから登る人は少ないようです。 5時50分 出発 しばらくは、車道を歩きます。 途中、温泉の井戸や地熱発電所なる施設があり、勢いよく蒸気が上がっています。ここに着いててすぐ感じた硫黄の臭いは、これが原因だったようです。 20分程歩くと車道から離れ、沢を渡ると山へと入って行きます。 出発から1時間、白水の滝の見えるポイントへ到着。 かなり遠目からなので、その迫力を感じる程でも・・ 道は樹林帯の中を歩きます。 所々に樹木の説明看板があります。ブナの大木、モミの大木等があり、樹木好きにはたまらない道で、さらにヒカリゴケを見られるポイントも2か所あり、まるで林間学校の散策コースのようになっています。w 出発から2時間15分 秀綱神社に到着です。 真っ赤な巨大溶岩を祭っているのか? 説明の看板がないので、ネットで調べるしかありません。 ここには丸太で作った、椅子とテーブルがあり、休憩ポイントになっています。 少し休憩をとり、エネルギーチャージです。 10分程歩くと、焼岳小屋と中尾峠への分岐になり、中尾峠に向かいます。 さらに10分歩くと、樹林帯から抜け急に視界が開けます。 笠ヶ岳、北アルプスの端っこが見えてきます。 出発から3時間中尾峠に到着、ここは上高地ルートとの合流になってます。 頂上に向かって少しづつ高度を上げると穂高らしき山並みと、上高地が見えています。 高山植物は全体的に黄色や赤に色を変え、紅葉が始まっています。 その中でコケモモだけが、まだまだと可愛い花を咲かせていました。ここの群生は見事でした。 頂上はガスで、見えたり隠れたりしています。 道は岩場と変わり、途中ガスの噴出口があり、周りは硫黄臭がきつくなっています。 岩には、←や○でルートが示されていてルートを外すことはなさそうです。さすが北アルプスだと関心します。 頂上を巻きながら登り、登り切ると、中の湯ルートとの合流になり、最後の岩をかきあがると、頂上が見えてきます。 コースタイムより余分に掛かってしまいましたが、出発から4時間 9時50分 頂上到着です。 頂上はガスの中で、眺望ゼロ、360度パノラマのはずが・・・_| ̄|○ ご飯を食べなら40分程待ちましたが、結局ガスは晴れずでした。 10時30分 下山開始 帰りはバッチを買いに焼岳小屋へ寄り、山小屋の方に「頂上はガスで全然ダメ」と話すと、今日は午後から天気が回復するとの事でした。 こればかりはどうしようもないですね、土日しか選択肢がないリーマンハイカーですから・・ 13時10分 無事下山できました。お疲れ様でした。 今回中尾高原ルートを登りましたが、紅葉もイマイチ、変化の無い長い長い樹林帯を歩く事になり、静かに登りたい人向けです。 やっぱりルート的には、最も紅葉が綺麗な、新中の湯ルートが、駐車場とトイレの問題があるものの一番おすすめのようです。
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