活動データ
タイム
07:39
距離
9.4km
のぼり
749m
くだり
749m
活動詳細
すべて見る9月最後の日曜日にふーおいちゃんさんが石鎚山に登るという情報を入手したので紅葉の調査も兼ねて登らせていただいた。 瓶ヶ森線のよさこい峠から土小屋までは、現在も道路崩落のため通行止めで復旧は未定らしい。 10月開通の噂もあるにはあるが、今のところ流動的な感じがする。 冬季閉鎖も重なって来年春まで通行止めとかは勘弁していただきたいところだが…。 今回は国道33号線を久万町まで北上、石鎚スカイラインを通って土小屋登山口駐車場へ。 高知市からは、2時間30分〜3時間くらいかかる。 駐車場に着く頃にようやく前日からの雨があがったが、辺りは濃いガスに包まれてちょっと寒い。 てんくらではA判定だったんだけどなあ。 ■ソロノヨウデ、ソロデナイ 今回はふーおいちゃんさんにご挨拶、そして紅葉調査とリハビリを兼ねるという一石三丁の贅沢な山行計画。 登山前に用を足しておこうとトイレに向かっていると「おぉい!」と呼び止められる。 以前、山でお会いして何度かご一緒させていただいたご夫婦だった。 聞けばやはり土小屋から石鎚山に登るというので、後にまたお会いしましょうと一旦お別れした。 石鎚山にソロで登るのは初めてなので、知り合いが同じコースを登っていると思うとチョット嬉しい。 登り始めは、まだまだガスが晴れずブナの美林も良く言えば幻想的な佇まいでブナ好きの自分としては残念。 ガスゲスでは見所もないので少しペースを上げて登っていると早くも下山されている方に遭遇。 いつものように挨拶をと思っていると「ソーヤさん?」とお声がけいただいた。 四国YAMAPユーザーの方でくろくろさん、以前みっくんもお会いした事のある方で、よさこい峠から朝駆けされたとのこと。 三嶺や石鎚山に詳しい方で今日は10時半から11時くらいにガスが晴れますよと情報をいただいた。 登山中にYAMAPユーザーの方に声をかけられることに憧れていたので、かなり嬉しい。 それから程なくご夫婦に合流、しばしご一緒していただき、山&ギア談義に華が咲く。 ソロで静かな山行と思いきや嬉しい偶然の連続で思いの外、楽しい道行きになった。 ■二度アルコトハ三度アル 雨でズルズルの鎖場は全てパスというヘタレな行為を今はリハビリ中だからと自分を騙して今回はオール巻道で山頂到着。 ふーおいちゃんさんが登ってこられるまでには少し時間があるので、見つけやすい場所をと探しているとまたも声をかけられる。 今年の夏に黒髪山でお会いした…いや正確に言うと竜門ダム登山口の駐車場でお会いしたよっしーさんだった! これまた、びっくり! お仲間と堂ヶ森から小屋泊まりで登ってこられてピストンでまた戻るという。 うーむ、さすがキュート&ストロングなよっしーさん。 土小屋からオール巻道で登って来ましたとは、ちゃいちーな男のプライドが砕けてしまうので口が裂けても言えない。 「へー愛大の小屋に泊まったんすかー。あそこはキレイなんすよねー」と慣れている体で話しを合わし、必死で自分のアイデンティティを死守した。 知り合いのご夫婦も交えてランチタイムを楽しく過ごせてラッキーだった。 こんなサプライズが起こるのがYAMAPなんだと改めて体感できる嬉しい出来事に感謝です。 ■真打チ登場 よっしーさんご一行、ご夫婦とお別れしてしばらくすると真打ちふーおいちゃんさんが息を切らせ、汗だくで登頂。 サークルのリーダに許可を頂いて、待たせちゃいかんと激早のペースで登って来られたとのこと。 すみません、四国の馬の骨が軽はずみに会いに行きますなんて言ったがために無理をさせてしまいました。 しかし、息を切らせながらもしっかりYAMAP Tシャツに着替えるとは流石、広報担当。 YAMAP愛炸裂のふーおいちゃんでした。 お仲間が到着するまでには少し時間もあり、ちょうど天狗岳のガスも晴れたのでお誘いしてしっかり石鎚山をアピールさせていただいた。 今年は紅葉の足が早く、この日は真っ赤に染まった葉もだいぶ目立ってきており初秋のモザイクを堪能。 しかも、あまり落葉してないようでキレイな紅は見応えがあった。 天狗岳から南尖峰の周辺は来週にかけて見頃を迎えるといったところだろうか。 たっぷり岩場と紅葉を楽しんで弥山まで戻るとお仲間も到着されていた。 本来なら、さっとご挨拶させていただいて邪魔にならないようすぐ下山するつもりだったが、ふーおいちゃんの人柄もあって、いつの間にか快く受け入れてくださり、下山をご一緒することに。 20年間毎月山行を続けているという老舗のサークルで、皆さん優しい方ばかりでついご厚意に甘える形になってしまった。 ■一人ジャナイッテ 土小屋コースは石鎚山登山で一番登りやすいルートだが、下山時は単調な下りが続くので結構長く感じる事が多い。 今回はソロで登り始めて、いつの間にか3人で山頂までご一緒。 山頂でサプライズな再会。 そして下山時は10人くらいのパーティの中にお邪魔して楽しく下山。 ひょっとしたら今回の山行で一番楽しい思いをしたのは自分じゃないだろうかと思ってしまう。 色んな話しをさせてもらっているとあっという間に登山口に到着。 ほどなくサークルの方達が乗るバスが到着したので、名残惜しいですがここでお別れ。 充分すぎるくらい濃くて楽しい山行を堪能させていただきました。 またお会いしましょう! 今回、下山後の温泉は中津渓谷「ゆの森」の宿。 もちろん日帰り入浴もOKで川に面した露天風呂がイイ感じ。 そういえば今日は四国の山なのに大勢の九州の方達の中にいたためか九州遠征に来たように錯覚しそうだったなあ。 こうなりゃ露天から見える名も知らぬ裏山を三俣山だと想像してマッタリつかろう。 あー今日も面白かったー。 さて、次の山はどんな山だろ。
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