堂ケ森から伊予富士

2018.03.10(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

21:28

距離

31.8km

のぼり

3155m

くだり

2597m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 33
休憩時間
2 時間 36
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1916 / 975 m
2 41
1 58
38
42
1 20
2 39
DAY 2
合計時間
8 時間 55
休憩時間
1 時間 33
距離
18.5 km
のぼり / くだり
1236 / 1621 m
7
39
15
58
19
18
8
2 4
28
52
17

活動詳細

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会の徳と堂ケ森から伊予富士まで縦走しました。 他のメンバーを入れるかとも思いましたが、それは止めました。 彼らに経験を積ますよりも大事なことがありますからね。 まず、前の夜に下山地の寒風山登山道に 車をデポしに登って行ったのですが、予想外の雪で途中で車が登れなくなり、バックでカーブを曲がろうとしてたらハンドルを誤って前輪を車道横の溝に落としました。 しかし、軽自動車ごときなら、二人で持ち上げられます。 車道に戻して、安全な場所まで移動してから堂ケ森の登山口まで行き、仮眠しました。 翌日、5時過ぎにスタート。寝てる間に来ていた車の持ち主のトレースがあります。徳はそれをさかんに残念がってました。しかし、幸いそれは堂ケ森まででした。やっぱり綺麗な雪は自分達で最初に踏みたいってのが当たり前だって事ですね。 昨日、降った雪は最初は快適で、二ノ森に近づくにつれ、膝くらいのラッセルになりました。まだまだ楽勝。 けれど二ノ森の下りから、石鎚までが恐い雪でした。北面は基本、急傾斜の硬い雪のトラバース。もちろんミスは出来ませんが、これは何とか成ります。 問題は南側の、トラバースが春の腐れ雪で、元々アイゼンの効きにくい雪の上に新雪が積もって、しかも気温が上がって、2.3歩歩いたらだんごが出来て危ないことこの上無いのです。その度にピッケルで叩き落としますが、その度に軸足がちゃんと決まってないと簡単に滑落です。何回か片足が流れてヒヤッとする場面が有りました。 そんなことで、体力を消耗しつつ、ようやく石鎚山に着きました。予定はこの後、東稜を降りて、土小屋を通過、シラサの小屋までです。 その東稜の下りは、昨日降った雪で、ルートの状態が悪くなり予想外に苦戦しました。 ようやく夏道に着いて、それからは土小屋までがまたラッセルでした。 とはいえもう僕には先頭を歩く力はなくて、それでも意地で何度か変わろうか?って言ったけど徳は笑ってまだ行けますからと言いました。 けど、このままだと予定のシラサ小屋に着くのは早くて19時、下手すりゃ20時を回ります。 徳はシラサの小屋の薪ストーブを楽しみにしてるようです。15時間行動位はソロでやっているだけあって、僕とは気合いの入りかたがちがうのです。 とはいえ、さすがに疲れたのか、土小屋が近づくと、「土小屋からの林道が雪多かったらキツイすね」と言いました。すかさず僕は、「俺の知ってる秘密の小屋があるからそこに泊まるか?」と提案しました。 話しはまとまりました。 それで、翌日です。5時過ぎにスタート。よさこい峠から、伊吹山を越え、子持権現のキツイ登りです。どうやらこのハイパー機関車も矢張疲れていると見えて「彼処まで行ったら先頭を代わって下さい。」と言うようになりました。 二人とも消耗しつつ、まあ、「それでも何とかいけるぜ」みたいな感じで瓶ケ森の雄山にたどり着き、女山の分岐から急傾斜を下ります。それがこれまでに無いくらい悪かったのです。 アイゼンが 効かねー。この雪に効くには爪の長さが原状より少なくとも今より3センチ欲しい・・・そんな雪でした。 で、降りきった所で、この先はまた、南側のトラバースルートが続くし、今の僕らの状態ではどこかでヤバいミスをやってしまう・・・ と言うことで西黒と自念子はカットしてロードを選択しました。 そのロードは予想外に雪が少なく、快調に進み、東黒森の登山口に着きました。 東黒森から伊予富士までは、やはり雪が少なく、ただ単にしんどいだけでした。う~むこれならばロードを使うべきでは無かったな😅 とはいえ、まあ、僕らの力はこの程度ですね。 けど、まあ、ルートの完遂は出来なかったけど、目的は達成出来ました。 もう少しやれたんじゃ無いかという思いは残りましたが。

石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 から池を過ぎ
から池を過ぎ
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 梅が市分岐
梅が市分岐
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 良い一日が始まる
良い一日が始まる
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 石鎚は遠い、けど目的地は更に遠い。
石鎚は遠い、けど目的地は更に遠い。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 堂ケ森のピークは踏まなかった
堂ケ森のピークは踏まなかった
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 愛大小屋が下に
愛大小屋が下に
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 取り敢えず歩こう
取り敢えず歩こう
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 既に雪が緩く
既に雪が緩く
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ラッセル地帯が始まった
ラッセル地帯が始まった
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 せっぴを崩しつつ進む。
せっぴを崩しつつ進む。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 二ノ森のに着いた。ここまでは順著
二ノ森のに着いた。ここまでは順著
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 二ノ森からの急傾斜の下りはクライムダウン。この後、嫌になる程やった。
二ノ森からの急傾斜の下りはクライムダウン。この後、嫌になる程やった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 面河の頭を巻き終わった所で休憩
面河の頭を巻き終わった所で休憩
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 先に向かいました
先に向かいました
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 西冠のトラバースも色々面倒だった。
西冠のトラバースも色々面倒だった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 石鎚はにはまだまだ届かない
石鎚はにはまだまだ届かない
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 疲れているが、けど止めるわけにはいかない。
疲れているが、けど止めるわけにはいかない。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 石鎚に向かっての北面にトラバース。正確なアイゼンワークが要るが、むしろその方が簡単だった。
石鎚に向かっての北面にトラバース。正確なアイゼンワークが要るが、むしろその方が簡単だった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ようやく着いた石鎚。記念写真何かとらねーよ
ようやく着いた石鎚。記念写真何かとらねーよ
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 天狗岳の若者は夏靴に六本爪のアイゼン。それは好きにしたら良いけど何故かペツルアイス用のアックスを持っていた。
天狗岳の若者は夏靴に六本爪のアイゼン。それは好きにしたら良いけど何故かペツルアイス用のアックスを持っていた。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 東稜の岩場、荷物背負ってのクライムダウン
東稜の岩場、荷物背負ってのクライムダウン
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 見下ろすと急峻だ。
見下ろすと急峻だ。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 蟹の横這いは夏道が分からないのでリッヂを選択した。
蟹の横這いは夏道が分からないのでリッヂを選択した。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 矢筈にルンゼを下る
矢筈にルンゼを下る
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 東稜 分岐から石鎚を見る
東稜 分岐から石鎚を見る
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 しらさには20時には着けるんじゃ無いですかね?
しらさには20時には着けるんじゃ無いですかね?
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 そこからもラッセルだった。
そこからもラッセルだった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 翌日。よさこい峠で明るくなった。
翌日。よさこい峠で明るくなった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 伊吹山の手前
伊吹山の手前
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 夜明けは何時だって特別だ
夜明けは何時だって特別だ
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 瓶ケ森は、まだ先だ。
瓶ケ森は、まだ先だ。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 子持権現基部のトラバース。恐い。
子持権現基部のトラバース。恐い。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 徳と二人だからやれたルートだ。
徳と二人だからやれたルートだ。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 男山からの石鎚
男山からの石鎚
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 林道から見た面白そうな雪のルンゼルート。欠点はアプローチ
林道から見た面白そうな雪のルンゼルート。欠点はアプローチ
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 瓶ケ森
瓶ケ森
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 東黒森に来ると雪が殆ど無くなった。
東黒森に来ると雪が殆ど無くなった。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 伊予富士からの下りに良いテンバが有った。そういえば昔、泊まったってこと。
伊予富士からの下りに良いテンバが有った。そういえば昔、泊まったってこと。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 桑瀬峠から見た面白そう寒風山
桑瀬峠から見た面白そう寒風山

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