心霊ｽﾎﾟｯﾄより寧比曽岳

心霊スポットで有名な旧伊勢神トンネル横登山口から、かみさんと寧比曽岳をピストン。 トンネル前の三叉路を右手に折れて100ｍ程進むと、１０数台入る駐車場があります。 駐車場からYAMAPスタートして登山口迄戻る。 旧伊勢神トンネルは真っ暗なトンネルのはずだが、入山前に垣間見える旧伊勢神トンネルの一部分が明るいように見えたことが気になった。 早、心霊現象かと若干の気持ち悪さを抱えて入山しました。 入山してすぐに、道に湧水が流れて、伊勢神峠近く迄続いていました。 峠の拝礼所で伊勢方面がはっきりではありませんが、確認できました。 拝礼所からは緩やかなアップダウンが続きます。 途中、小川が幾つか出てきますが、それぞれ流れる向きが変わり、峰から峰をかすめて進んでいることが実感できます。 旧いこいの村愛知の廃墟域に入ると、湿地帯となり、道幅いっぱいに水が流れていました。 靴を濡らしたくない為、道端や飛び石を辿りました。 突然、巨大キノコが３つ現れます。 旧いこいの村愛知の茶屋跡と思いますが、しっかりしたつくりで休憩場所として利用できます。 対面のトイレ跡は無残な姿となっていて、心霊スポットのようでした。 旧いこいの村愛知の廃墟域を過ぎると、間もなく大多賀峠の車道に合流します。 此処から先は、昔を思い出して歩みますが、こんなところあったかなと忘れている場所がありました。 かみさんも少なからず記憶にない場所がありました。 大多賀峠より写真撮影の他はノンストップで進み、頂上近くの水場分岐より東屋が見えて、直ぐに頂上です。 久しぶりの頂上は無人。 我夫婦が良く登る猿投山が直ぐ分かります。 くすんだ感じですが、猿投山から左手には伊吹山、右手に白山と思われる山容、さらに右手には御岳山が続きます。 三角点にタッチ後東屋に戻り、温度をチェック。 ２℃ですが陽当たりが良くて、寒さはあまり感じません。 少し早い時間ですが湯を沸かします。 その時間を利用して、南アルプス方面を激写です。 最近で一番の素晴らしい天気と展望です。 そうしているうちに、途中で追い越した夫妻が到着。 食事中に、単独登山者、老夫婦と飛び飛びで到着された。 食後も撮影を続けて、結局、いつもの倍近い時間を頂上で過ごしました。 下山はピストンです。 頂上近くで、合計６名の登山者とすれ違いました。 皆さん、きっと今日の展望は満足される事でしょう。 大多賀峠の登山口で靴紐の緩みを締め直し、巨大キノコ下の椅子で途中休憩。 伊勢神峠を経由して下山しました。 下山後は、気になっていた旧伊勢神トンネルに向かいます。 かみさんは登山口近くで様子見を決め込み待機。 ムム、暗くない。 LEDランプが向こう出口まで続いている。 何十年も前のイメージでいた自分がおろかだった。