NZ: Day. 9 - ルートバーン・トラック①

南島への移動後では最初の登山。暗いうちから起床してバス停へ。フライト前後には満月だったのが、もう半月になっている。バスはワカティプ湖沿いに暗い中を進む。空が白んでも太陽が差し込むには時間がかかり、低い領域には霧が溜まっている。かつて氷河だった平地は広く、雄大な景色。The Divideから歩き始める。万が一のために持参したストックを使ってみたけれど邪魔で、あくまでもストックはオプションだと思う。水が染み出して苔むした樹林帯を少し歩くとサイドトリップへの分岐があり、ザックを置いてピストンする。展望が開け、360度の山が見渡せる。雲の平のように平らになって池塘がある。赤い蝶々がいる。氷河に削りとられてできた湖がある。晴天。明日はどこを歩くのだろうと思う。荷物を拾って再び樹林帯を歩くと、すぐに湖のほとりのLake Howden Hutに着く。暇なのでサブザックでサイドトリップ。苔とシダの多い原生林を少しだけ歩いたあと、グリーンストーンの湖の方へ。ストーンがグリーンだった。さらに歩いてもう一つの湖へ。踏み跡を辿ってほとりまで行ける。遠くを鹿？が2頭横切ったようだ。虫を全然見ないなと思う。小屋に戻って昨日の雑誌を読み、ベットでうとうとしていると20時近く。カップ麺を食べて歯磨きをし、就寝。