賀名生梅林

本日は金剛山に登るつもりで家を出ましたが、近鉄の駅に掲示してあった梅の開花状況を見ると、賀名生梅林が満開となっていたために急遽行くことにしました。 奈良の３大梅林は例年一番最後に見頃をむかえますし、先日確認した時もまだ咲き始めだったので、行くのであれば来週かなと油断していました。 １時間に１本の金剛山ロープウェイ駅行のバスに合わせて駅に着きましたが、幸いJRとバスの接続もそれほど悪くない時間帯だったので、行き先を変更できました。 バスで賀名生梅林に着いた時間は空に雲が広がっていて、日差しが無かったので、ちょっとしまったかなと思いましたが、昼食を食べ終わったころには日が差し始めて、下り坂の天気予報でしたが最後まで曇ることなく良い観梅ができました。 賀名生梅林も去年の大雨でメインの道路が崩壊していて、その部分は完全に通行できません。歩行者は迂回路を使って梅林を１周できますが、一般車は梅林に入れなくなっています。おかげで、観梅の車の通行に邪魔されることなく、快適に観梅できました。 逆に、車で観梅できなくなったためなのか、無料の多目的広場の駐車場は今日のようなあまり人の多くない日でも満杯状態でした。 迂回路を使うと、いつもの時計回りでは、迂回路に戻る最後に登り坂があるので、今回は初めて反時計回りで歩きました。毎回振り向いたりしてきょろきょろしながら歩いているので、逆回りでも特別新鮮な風景ではありませんでしたが、なんか今日は道を尋ねられたり、所要時間を訊かれたりすることが多かったです。奥の千本あたりに来ると梅林全体が見えなくなってくるので、ちょっと不安になるようです。