初秋の蕪山、株杉の威容。

2015.10.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 19
休憩時間
54
距離
7.3 km
のぼり / くだり
790 / 787 m
1 58
1 28

活動詳細

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好天の土曜日。山にも登りたいしツーリングもしたい。ということで名古屋から適度な距離、適度な活動時間の蕪山へ行ってきました。 バイクで登山というと行動しやすいようで、意外と神経を使います。駐車中に転倒していないか、下山したら虫だらけになっていないか(笑)、休憩、トイレはどうだろう、云々。その点ここくらい整備されていると安心ではあります。 さて登山です。 事前に他の方々のリポートを拝見すると、ここは蛭が多いとのコメントが多いのがやや不安でした。幼少の頃は家の近所の沼で遊んだ折(主にカエルやザリガニ捕り)蛭にくわれるのは全く意に介さず、引き剥がして血だらけになってもまだ沼で遊び続けたものですが、長じて知識が豊富になると、それは感染症が強いだろうとか蛭にくわれるのは非常に恐ろしいことに思えて仕方ありません。幸いにも今回の山行では蛭は1匹も見られませんでした。後に聞いたところによると、もう少し暑い時期で雨後だと多く発生するらしいです。 株杉の森を歩きたかったので、登りは株杉コースにしてみました。森が深いので陽もあまり射さず、苔が多く発生しています。苔の森の中石積みの登山道を歩く雰囲気は八ヶ岳にも似ていると感じました。 渓流もあり、時折その流れが登山道も覆っている所もあります。山頂までの勾配は比較的強め。距離の割には疲労度が強く感じられるかとしれませんが、登山道は整備されているので歩きやすいと思います。ただ頂上に近づくにつれ粘土質の土が顔を出してきますので滑らないよう注意が必要です。 登山道はずっと森の中ですが、山頂は一気に開けて周囲の山々の展望も良好です。陽を遮るものは一本の木だけであり、簡易なテーブルと椅子代わりの切株が設えてあります。そこが埋まっている場合は、付近の丸太に腰掛けて休憩します。夏は日差しが厳しくて暑いでしょうね。 下りは途中まで同じ道を折り返し、先ほどの分岐点から自然観察道を下ります。こちらも浮石で滑らないよう気をつけましょう。下りやすさからいうと株杉コースのがいいかも。次回は登りを自然観察道、下りを株杉コースにしたいと思います。 登山道途中はあまり休憩に適した場所はなく、一気に下る感じでした。駐車場でコーヒーを淹れて休んでいると、近隣に住むご老人がバイクでやってきてしばし雑談。登山道は年に2度ほど整備するらしい、渓流の水量はもっと多かった、食べられる茸と毒茸の見分け方など面白い話を伺いました。当日は10月3日でしたが、もう少し後の10月後半になると紅葉も楽しめるそうです。

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