秋の木曽駒。念願の千畳敷カール！

紅葉を期待して初の木曽駒へ… 土曜の夜23時前には菅の台バスターミナル駐車場に到着。さすがにまだ余裕がある。平地なので車泊もしやすく、トイレも比較的キレイ。駐車場の端には、停めた車の後方の林の際にテントを張っている人もいた。 周囲の照明が明るいが、駐車場の奥の方は暗いので星がよく見える。せっかくなので予習した星空撮影を試みる。難しい・・・。 朝は4時に起きて5時くらいから並ぼうと話し合っていたが3時くらいにはすでにチケット売り場に並んでいる人がおり、焦って準備をして4時半にはチケットとバスの乗車と手分けして並ぶ。 5時の始発からは臨時便が随時出発したので列はどんどん進んで、6時にバスに乗ることができた。 ちなみに5時前くらいに到着した友人は菅の台の駐車場には停めれず1㌔先の駐車場に停めた。 しかし臨時便が出たので、結果的にはその友人は私達が到着した2本後のバスですぐにやってきた。 バスに30分揺られ、しらび平に着くとバスの出口でロープウェイ乗車の整理券を配られる。待ち時間は15分程度だった。千畳敷に到着したのは7時過ぎくらい。高度に慣れる為出発は8時からということでしばらくウロウロする。 千畳敷を出発するころにはガスってきてしまい、気温も低い。念のため持ってきていたライトダウンとウィンドブレーカーを重ね着。グローブも夏から使用している薄手のものでは少し寒い。雨用のグローブを重ねたり、フリースのグローブをしたり装備を整える。 千畳敷をジグザグに登っていく。登山道は整備されており道幅も比較的広いので、登りと下りもすれ違えるので、人は多いが渋滞というほどでもない。 乗越浄土まではずっとガス。寒いし、仲間の小学生も疲れてきたので早めの昼食をとる。 食べ終わる頃にはガスもすっかりあがった。 乗越浄土からいったん下り、山頂を目指す。眺望もいよいのでラクラク登れる。 山頂は広く、御岳山や空木岳、富士山も見える。 帰路は晴れたので宝剣周りで行く。 宝剣のピークはピストンで行くことにしてふもとにザックをデポして空身でピークを目指すことにした。 序盤からけっこうな岩場で（完全にストックはジャマになる）徐々に鎖とか出てくる。 足場はしっかりしていて登りにくいことはないが高度感は抜群。せっかく買ったんだからヘルメット持ってくれば良かった・・・。山頂まではそれほど時間はかからない。が、撮影渋滞で10人くらいしか滞在できない山頂はあふれている。山頂のホントのてっぺんの岩に登るのは相当怖そう・・・。 下りはうっかり剣ケ池周りで行ってしまい、最後は階段をのぼるハメに。 千畳敷に戻ったのは2時くらい。小2女子と一緒だったのでかなりゆっくりのコースタイム。 2時の時点で下りのロープウェイの待ち時間は1時間半くらい。その後は最大2時間半くらいまで待ち時間があったみたい。整理券をもらったら周辺を自由に散策できるので待ち時間はさほど苦ではない。 ロープウェイをおりてバスへの乗り換えは待ち時間はほとんどなし。待機しているバスがどんどん来る。 5時前には車に戻り、すぐ近くの明治亭のソースかつ丼で空腹を満たし、こまくさの湯で締めくくり。 （ロープウェイのチケットの裏面に50円の割引券がついてた） 爆弾低気圧で紅葉はほとんど吹き飛んでしまったようで、色彩は少々さみしかったけれど、念願の千畳敷カールを拝み、スリリングな宝剣岳に挑戦し、今期の高山の良い締めくくりになりました。