活動データ
タイム
09:28
距離
20.4km
のぼり
1818m
くだり
1811m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 登山口の折立には有峰林道を使用しますが、料金は乗用車が1,900円です。途中工事のため片側交互通行が5箇所ほどあります。ハイシーズンが過ぎた時期なので、日曜日でも折立の駐車場は結構空いていました。登山客も少な目でした。 【お天気】 曇り時々晴れ、稜線上はガスと10m前後の強風 【感想/記録】 今回はの目的はこれまで2回も行っても眺望に恵まれなかった薬師岳へ行き、リベンジをすることと、新しく購入したUL系ザック、マウンテンハードウェア Thruway 50 の背負い心地と使い勝手を確認することです。 登山口の折立から頂上までは地図上の直線距離で約10km、単純標高差は約1600mですが、秋になって日没が早くなってますので、サクッと行きたいですね。準備をして6時55分頃から出発しましたが、雲が多くお天気は良くありません。雨が降ってくるのが心配でしたが、徐々に雲が切れて青空も見えました。始めに着ていた長袖のハーフジップTシャツは、樹林帯は暑くて袖をめくってましたが、太郎平小屋に到着する頃には、気温が下がり風も少し出てきて寒くなったので、ソフトシェルと防寒グローブを着て出発しました。 頂上で昼ご飯を食べる予定でしたが、頂上付近はガスっており午後からはお天気が回復する予報でしたので、薬師岳山荘のベンチで昼食を食べる事にしました。薬師岳山荘に到着した頃には風が強くなり震えるくらいに寒くなったので、レインウェアの上下を着て、フリースのグローブの上に防寒グローブをはめて、ザックをデポし空身で頂上を目指しました。 頂上に近づくとさらに風が強くなり、山頂の気温は4℃ほど、10m前後の強風で体感気温はマイナス、寒くてたまりません。ガスって眺望も今ひとつなので、早々に下山しました。前2回よりも眺望は良かったものの、今回も強風とガスで思った結果は得られませんでした。紅葉も爆弾低気圧の強風で吹き飛んだのか、見られませんでした。そして今回も下山後にお天気が回復する法則が発動してしまいました ´д` ; 。苦労しても紅葉や眺望が無い薬師岳を日帰りで行くのは単なる修行だったかも orz 。 今回実戦投入した、マウンテンハードウェアのUL系ザック、Thruway 50 は容量が50リットルもあるのに、重量は830gしかない、マスプロダクションとしてはちょっと尖った製品です。その分ショルダーベルトやウエストベルトのパッドは薄く、アルミ製のプレートも入って無いので本体はヘニャヘニャです。雨蓋や気のきいたポケット類も無く、ロールトップ方式なので荷物の出し入れも不便です。でも背負い心地は思ったよりも悪くなく、使い勝手は便利ではありませんが、軽さには代え難いですね。これまでテント泊に使っていたドイターのエアーコンタクト65+10は重量が約3kgもあったので、重くてたまりませんでした。機会があれば、Thruway 50をこれからテント泊にも使ってみたいです。 【注意点】 標高の高い山の頂上付近はもう冬に近く、天候によっては雪がいつ降ってもおかしくない季節です。ゴアテックス系の防寒ウェアや防寒グローブは必須です。フリースやダウンジャケットも必要ですね。 【反省点】 3日はお天気は良かったものの強風の予報だったので、風が弱くなる4日に行きましたが、どうせ風が強いのならお天気が良かった3日に行った方が良かったかも。結果論ですが。 モンベルのジェットボイルが着火せず、楽しみにしていた暖かいコーヒーが飲めず。モンベルの防水マッチで着火しようとしましたが、なかなか着火せず、着火しても強風で火が消えてしまいました。ちゃんとしたライターが必要ですね。 【コース状況】 コースは木の枝の赤いテープやペンキで印がありほぼ明瞭ですが、薬師峠のキャンプ場を過ぎてから現れる急登の岩場は、濡れると滑りやすそうです。最初の急登には爆弾低気圧の強風で登道に倒れた樹があります。太郎平の石畳の登山道は一部が崩壊して歩きづらいですね。修復できないものでしょうか。
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