蕎麦粒山（そむぎやま）ぎふ百山56座目

湧谷山に登った時に見た、きれいな三角形の蕎麦粒山。 登山口にある川が増水していて渡渉を断念した蕎麦粒山。 いつか登るぞ～！と思っていたところ、山友のEIZさんが 登山口の川に橋がかかったとの情報をいただきコラボで行くことに。 揖斐川町で合流して坂内広瀬の遊ランド坂内を通り過ぎ、 林道ゲート手前の駐車スペースに車を停めた。 川に降りると長さ6mくらいの木をスライスした橋がかかっていた。 2週間前には橋は無かったが橋をかけていただいたお陰で 靴を脱いだりして渡渉する必要はなくなり設置してくれた方に感謝だ！ 川を渡ると川沿いに登山道を登ると赤リボンと黄色の杭が現れる。 ここから右に尾根を上がって行くのだがいきなりの急登だ！ 登山道ではあるが急なので小枝や藪をつかみながら登っていく。 足は疲労～汗も噴き出すー・・ あえぎながら登ると標高820mくらいで雪が現れた、 意外なことに雪はしまっていてツボ足で登って行った。 急登が終わり斜面が緩やかになるとJCT（ジャンクション）ピークだ！ ここまでくると、めちゃめちゃ景色が良くなった！ 北側の山々が現れ、目指す蕎麦粒山は間近に、それと南側には貝月やブンゲン、 雄大な金糞岳、先日登った湧谷山が目の前に現れた。 JCTピークからは少し下っていくが雪の切れ間が有り夏道を行くことになるが、 夏道は藪で覆われているが道は有るので薮を手で払いながら進める。 その後、2つほどピークを越えて頂上直下の急登に取り付いた。 ここからは滑落防止にピッケルを持つことにした。 ピッケルなんて10何年振りだろうか、前回使った覚えがない・・・ 直下の急登は雪が有るところと無いところが半々で、雪が有るところでは 滑落しないようにピッケルを突き刺して登って行く。 そして、つんと尖った雪の頂きが現れ、頂上に到着～！ いや～なんていう素晴らしい頂上か！ 景色も360度の大展望！！ 先週登った若丸山の向こうに白く雄大な白山、手前に能郷白山、 越山、屏風山、滝波山、蕪山に高賀山、薄っすらと見える御嶽山、 南側には貝月山にブンゲン、その向こうに伊吹山、雄大な金糞岳、 目の前に湧谷山、土蔵岳、西方向から三国岳に美濃俣丸、烏帽子山に 不動山に千回沢山、金草岳と冠山、その向こうに荒島岳とたくさんの山が見えた！ 先週登った若丸山も素晴らしい景色だが、この蕎麦粒山も素晴らしい！！ 目の前に五蛇池山も見えていたが今回は時間的にも体力的にも行けない・・ 頂上の三角点と看板は雪の下で見えなかったが素晴らしい景色を眺めながら食事した。 下りは同じルートで下っていった。 この山は登ってもいいし、眺めてもいい山でまた行きたいと思う山だった。 登山口にトイレ無し 道の駅　夜叉が池の里さかうち