土肥温泉(初心者登山29座目・お泊り編)

2018.03.31(土) 2 DAYS

活動詳細

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という事で、初日のゴール船原峠にたどり着いた私は伊豆稜線歩道を一時脱線し土肥温泉街に下る。 宿の最寄りのバス停中浜に着いたのは17時過ぎ、そこから徒歩3分ほどの宿「体験の宿 松原荘」に到着。土肥には民宿はたくさんあるのだがほとんどが電話予約対応のみ。楽天やじゃらん等でWeb予約できるのはここぐらいだった。ちなみにソロ泊だと平日4,000円台、土日祝日6,000円となかなかリーズナブル。 フロントで受付を済ませ、女将さんより宿での過ごし方について簡単に説明を受け「ことぶきの間」に案内される。部屋は6畳半+床の間の和室。建物は古いが清掃が行き届いている。窓を開けると程よい春の潮風が入ってきて気持ち良い。いい部屋である。ただ一つ不満点は、部屋の内側からしかカギがかけられない点である。外出時はカギが空いた状態なのでまぁまぁ不安である。 荷物を置いて汗を流すべくお風呂に直行。風呂は貸切風呂Only(男女は別)で誰も入っていなかったら、カギを閉めて独占していいシステム。お湯は、源泉かけ流し天然温泉100%だが52℃でそのまま入ると当然熱い。水で埋めて好みの温度調整してくれとの事。広さは3人ぐらい入れる感じで、1人で入るには十分広い。湯を水で埋める間に洗髪を済ませてから湯船にGO。まだ大分熱いが極楽。貸切風呂なので、遠慮なくスマホを見ながらゆっくり湯に浸かる。 20分ほど湯を楽しみ。夕日を見に外へ出る。波止場までは徒歩3分ほど。雲も多かったが、ギリギリ駿河湾の向こうに沈んでいく夕日が見られたので良しとしよう。そのまま海岸線を散歩。そして、夕飯は食べログで高評価だった地魚料理しま長へ。 店内は大テーブルが3つ、座敷にテーブルが3つとなかなか広い。地元の若者や家族っぽいひとで賑わっていた。瓶ビールとお刺身定食(1,800円)を注文しコナン君を見ながら料理を待つ。夫婦のみで切り盛りしているようで女将さんは常に忙しそうである。なので、料理が出てくるまでには若干待ったが問題ないレベル。 お刺身定食は、7,8種類の大きな刺身が3切れずつぐらい山盛りになっており、写真で見るより随分ボリュームがあった。半身の煮魚、お頭がドカンと入ったみそ汁、小鉢もついてお腹がぱんぱんになった。これで1,800円はお値打ちかも。 ゆっくりと料理を楽しんだ後は、一人旅のメインイベントである独り宴会の準備の為、街唯一のファミマへ行きお酒とおつまみを買い込む。すっかり日が落ちてしまった海岸線を歩いて宿に戻る。 宿に戻ってもうひとっ風呂浴び、独り宴会に突入。特に何をしたというわけでも無いが、最高だった。この時間のために一人旅をする価値は十分にある。 夜22時頃。さすがに疲れ果てて就寝。 翌朝は5時ごろ目が覚める。昨晩は疲れて気にならなかったが、床と壁が薄く別室の話し声や振動がけっこう大きい。まぁ、グッスリ寝られたし、山に行く前に土肥の街も見て回りたかったのでシャキッと起きる。まずは朝風呂。熱い事を忘れて勢いよく湯船に入ったので、まじで死ぬかと思った。今日の行程の確認をしながら20分ほど湯に浸かる。 湯から上り、朝ビールをキメる。至福。その後、ニュースを見ながらゴロゴロしていた7時になったので女将に一言言って散歩に出る。波止場、漁協、街並み、お寺、川沿いの河津桜などをゆっくり見て回り、昨晩も利用したファミマで今日の食料を買い込み宿へ戻る。身支度を整えチェックアウト。今回もとても良い宿だった。土肥の街も瀬戸内育ちの私には懐かしい感じで居心地が良かった。 8時40分頃の修善寺行のバスに乗り、伊豆稜線歩道・後半の出発点大曲茶屋に向かう。

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