沢からの百名山「巻機山?」(魚野川水系 登川 米子沢)

2015.10.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 7
休憩時間
5 時間 29
距離
8.9 km
のぼり / くだり
1195 / 1179 m
8 54
2 19

活動詳細

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10/10(土) 2:23桜坂駐車場着 当然着いたら呑むわけで・・・ 明日は6時出発 少しでも寝たいところだが・・・案の定、一睡もせず出発の時間を迎えた。。 今回は総勢8名(女性2男性6) 6:10さあ未踏の巻機山目指してスタート 米子沢・・・ずっと(ヨナゴ沢)だと思っていたら(コメコ沢)と言うらしい・・・ 登山口と反対方向へ歩き出す。。 沢入口には大きな看板で「警告注意書き」・・・ある意味、他の沢と違い入渓点が解り易い 広いゴーロの河原に出る 遠くには赤く色付いた山が見える・・・ 6:56河原が狭くなってきて沢らしくなってきた 米子沢・・・どんな景観を見せてくれるのだろうか? 遠く錦彩る山腹に続く一本の白い沢筋・・・大きな滝がいくつも見える あそこを登り詰めて行くのかぁ 滝が現れた。。 かなり寒いのでドボンして水には浸かりたくない 滝の上に出ると岩肌の美しいナメが続く・・・ 4mの多段滝をどんどん越えていくと12m18m10mの大滝が現れる もちろん巻く に、してもエメラルドグリーンの水に白い岩肌、青い空に、紅葉の山腹 紅葉時期の沢は初めて・・・美しいなぁ 8mの滝を超えるとウォータースライダーのナメが連続している 最近、米子沢はナメで水流に足を取られてそのまま滝から落ちる事故が多いそうだ。。 だんだん谷幅が狭くなってきた。美しいゴルジュ 8mの滝が現れた。岩肌にFIXロープを張りプルージックでトラバース・・・ おいらと女性2名は滝壺に降りてロープをで登る・・・ 浸かりたくないけど腰まで浸かる 滝の上はゴルジュが続いていると思いきや空が開け白い岩壁が現れ その壁を飛沫を上げながら17mの滝が流れ落ちている ポッカリと現れた異空間 しばし呆然と見惚れる・・・ この空間を抜けると本格的なゴルジュ帯 いくつもの滝を越えていく 狭まったゴルジュを廻り込むと四角いプールのような釜を持つ滝が現れた。 2段15m 入口以外はほぼ垂直の壁 登りきった先には、さらに高い滝が続く 8mと6mの2段の滝の先には18mの滝・・・ 高度のある滝は高巻きで越えるのだが、これが急斜面の笹薮で足場が無いし滑る 登るのは、手の力で登れるが、トラバースが大変 ある意味、このゴルジュ帯の高巻がこの沢の核心だったのかもしれない ここの通過にかなりの時間を要す。 でも、どんだけ進んだか解らない藪の中、しかも高巻のトラバース 何も状況が見えない中 抜け出すところを間違えれば滝と滝の間の崖の上に出てしまう 間違えて草を踏み抜きでもしたら崖の上から沢に転落 滝を登るのも難しい、高巻をするのも難しい まだまだ経験を積まなければ・・・・ 滝の上のナメに出たところで昼食 まだまだ滝は続く・・・ 滝を超えると空が開けてきた。。 もうすぐ米子沢のハイライトである「大ナメ」に出そうだ! 13:48 視界が広がり空に続く1本の白い道が現れた 大ナメだ! 「うわぁー」と思わず声が出る 美しい・・・両サイドは黄色く紅葉した斜面、その中に白い岩の道 ゆっくりとナメの斜面をフリクションを利かせながら登る・・・ ナメも終わり、最後の滝を超えると水流が細くなり 沢の終わりを告げる 辺りの斜面は草紅葉 緩やかな稜線になり牧歌的な景色に・・・ 遠くにテントと避難小屋が見えてきた。。 15:14避難小屋着 目の前に錦の衣を纏った巻機山が・・・ 時間的に頂上は無理だろう ここで装備を解除して下山体制に・・・ さあ下山だ! 避難小屋からは、一回ピークに登る・・・「ニセ巻機山」 今回のピークはニセ巻機山だ! に、してもドッシリと錦を纏った巻機山は素晴らしい また来るよ! 日が暮れ辺りは真っ暗 ヘッデンを点けての下山 18:00無事下山 米子沢素晴らしい沢だった。。 人気なのが解る・・・

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