活動データ
タイム
09:23
距離
16.2km
のぼり
1114m
くだり
826m
活動詳細
すべて見るアクティブガール、ちょここさん 原案 九州YAMAPクイーンゆりさん プロデュース 東陵マイスターしばてんさん 監督 スピードスターみっくん 天空のシェフくりきんさん 坐骨神経痛おぢさんソーヤ 出演 あの山が三度帰ってくる 石鎚山ルート東陵 第3章 本日公開! という訳でもはやホームと化した石鎚山に登ってきた。 剣山〜三嶺縦走で四国にすっかり魅せられたちょここさんの発案。 四国人としては嬉しいかぎりです(^_^) ■夜空ノムコウ しばてんさん、ソーヤのアラシニアコンビは朝3時に高知市を出発。 年寄りなので早朝には強いのだ。 夜中に激しい雨が降ったため、路面は湿っている。 東陵コースは基本笹漕ぎと岩場を乗り越えていくルートなので少々不安をかかえつつ、よさこい峠を目指す。 前日に四国入りした、ゆりさんとちょここさんは瓶ヶ森や子持権現を楽しんだ後、シラサの避難小屋でくりきんさんと合流。 この日は他に女性がふたり泊まっていたらしく、くりきんさんは、ハーレム状態を満喫(血涙) 若干、心の嫉美が大きくなるのを感じながら平静を装う。 本日AM5:30によさこい峠で合流する予定だ。 この時間に瓶ヶ森線を走るのは初めてのこと。 キリッとエッジの効いた三日月が美しく満天の星空に輝く。 東の山々の輪郭が見え始めるころ、よさこい峠の駐車場に到着。 準備をしていると何やら話し声が遠くの方から響いてくる。 程なく、ゆりさん、ちょここさん、ボディガード兼シェフのくりきんさんと合流。 再会の挨拶もそこそこに、みっくんが待つ土小屋登山口へと急いで出発した。 さて今日はどんな一日になるのだろう。 ■崩落ノムコウ 四国の方はご存じの通り、よさこい峠から土小屋までの林道は崩落のため現在全面通行止め。 林道沿いの登山道から崩落現場を見ることができたが、今年中の開通は厳しそうだ。 瓶ヶ森線方面から来ると、よさこい峠から徒歩で40〜50分縦走路を進むことになる。 しかし、この縦走路が意外と良い塩梅。 寒さで硬くなった身体を適度なアップダウンがほぐしてくれて、いいウォーミングアップになった。 混雑するこの時期、このルートがベターかも。 白々と辺りが明るくなる頃、土小屋登山口駐車場にてみっくんと無事合流。 全員集合で早速登山開始。 ゆりさん、ちょここさん、みっくんは東陵初挑戦なので、是非とも楽しんでいただきたい。 さて行きますか。 ■笹滝ノムコウ 出だしは、すこぶる快調でお天気も良い感じ。 東陵基部第3ベンチで小休止の後、いよいよ本日メインの東陵コースへと分け入って行く。 大きなザックをモノともしない軽快さで登って行く本日のヒロインおふたり。 オモテナシをしなければと40リットルのザックを新調したみっくん、かなり重そうに思えるが軽やかに高度を上げていく。 うーむ、九州と四国の超人祭りだ。 笹はやや濡れているがこの程度なら問題ないと思い始めた頃、辺りが徐々に白くなってきた。 ガスが勢いよく吹き上げてくる。 晴れていれば絶景の矢筈岩も真っ白で、残念な眺望。 おまけに雨も降り出し、足元も滑りやすくなってきた。 雨は降らないとの予報だったんだがなあ。 こうなると東陵の難易度は少し上がってくる。 石鎚山の岩は滑りにくいといわれているが、乾いた状態でのことなので少し緊張してきた。 最後の岩場に差しかかると本降りになってきたので、皆早く上がろうとするが少々苦戦。 普段でも微妙にスタンスが取りにくい岩場に手間取るが、みっくんだけは満面の笑顔。 東赤石の経験が活かせたとご満悦だ。 どうにか全員クリアすることができたが、山頂は強風とガスで真っ白。 視界は数メートルで弥山どころか天狗岳も見えない。 さて慎重に進みますか。 ■天狗塚ノムコウ 雨は降ったり止んだりを繰り返し、強風とガスで剣呑な感じ。 天狗岳に到着するもやぱりガスガスの真っ白なので、とっとと弥山へと進む。 しかし、岩場はすっかり濡れてしまって滑りそうで怖い。 ガスで高度感がまったくないのが、せめてもの救い。 先行するメンバーはどの辺かと確認するが、吹き付けるガスに耐えながら進んでいる人影がかろうじて見えるだけだった。 舐めていた訳ではなかったが、予想以上の状況に面食らう。 山岳ドキュメントの場面のような状況が暫く続き、いよいよ弥山への鎖場へと到着。 最後に足を滑らすなんて事がないよう慎重に登りきる。 ガスで視界は悪いが、弥山は今日も大混雑。 さて、どうしましょ。 ■弥山ノムコウ 悪天候なのに山頂は人であふれかえっている。 辺りは、「帰りた〜い!」「お母〜さ〜ん!」などと泣き声や叫び声が聞こえてくる阿鼻叫喚の地獄絵図(-_-;) 視界不良のため、はぐれてしまう危険がでてきたので、必要最低限の用事を済ませ、とっとと下山することにした。 こんな山頂初めて。 行列でゆっくり下り、ようやく二の鎖下避難小屋でランチタイム。 みっくんが運んできたうどんは、スープタイプの鍋焼きうどんが5個でかなりの重量。 しかも生卵や薬味まで準備してあるとは、自分のお手軽ホットサンドとは格が違う。 予想以上の豪華ランチの旨さと温かさで、みるみるHP回復。 ご馳走様でした。 ゆっくり昼食を堪能したあとは、別れの時間。 生憎の天気になってしまったが、これも石鎚山のひとつの表情には違いない。 石鎚山は一度登ると、二度、三度と呼び寄せるという。 お二人もまた石鎚山に呼ばれるだろうな。 ピーカンの日に。 さて、自分たちも帰りますか。 ■曇天ノムコウ 剣呑ではあったが、いい緊張感とジョイントの余韻に浸りながらの下山。 話しは当然YAMAP話しに華が咲く。 すると前を歩く男性がYAMAPですか?と声をかけてこられた。 なんと近畿エリアのYAMAPユーザーはてなさん。 後から聞き覚えのある名前を連呼するパーティがいると思って声をかけてくださったそうだ。 最後に出会いのサプライズ、さすが石鎚山だねえ。 土小屋登山口駐車場に到着するころにはすっかり天気もよくなってきた。 降りたら晴れる登山あるある炸裂。 みっくん、くりきんさん両シェフお疲れ様でした。 ふたりは、先週行った古岩屋荘でひとっ風呂浴びて帰るそうだ。 自分たちは、よさこい峠へ朝通った縦走路を進む。 帰りもこの道は、クールダウンしているようでイイ塩梅だなあ。 また土小屋登山口から登ることがあれば、このルート込みで登ろう。 今日の収穫がまたひとつ。 さあて、次は他の山にも登りたい(笑)
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