活動データ
タイム
20:35
距離
29.1km
のぼり
2893m
くだり
2890m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るちょここちゃんが石鎚山の紅葉を見に行きたいというので,お付き合いでまた四国に行ってきました。今年3度目です(^▽^;) ★コース選び 3ヶ月前に登った石鎚山。今度登るなら東稜ルートからと決めていました。 そして,2日あるなら瓶ヶ森にも行きたいし,テン泊も周回したい!ということで,石鎚山・瓶ヶ森で検索していると,gachapina(ガチャピナ)さんの瓶ヶ森~石鎚山縦走の記録を見つけました(ガチャピナさんはロング縦走を好む女性で,ご主人と2人で色んな所に出かけてテン泊(小屋泊)縦走をされている山口県にお住まいの方です。)。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-548565.html ↑このコースに決まり!でも,成就ルートは歩いたことがあるので,石鎚山からの下山は天柱石ルートで行くことにしたのでした。 このことを四国YAMAPのしばてんさんに伝え,「日曜日に5時30分によさこい峠に来ることが出来ますか?(土小屋を7時前に通り抜けるため)」と確認すると,ソーヤさんと2人で駆けつけることが出来るとの返事を頂きました。(^^♪ 東稜ルートは経験者との同行が必要なので,断られたらどうしようと思ってましたが,ホッと一安心。これで東稜ルートで行く山行計画の完成!! この山行計画(ヤマレコ)を公開し,四国YAMAPのメンバーに知らせたのでした。 ★西之川から瓶ヶ森(標高432mから1897m)へ 国道九四フェリーの最終便(23時発)に乗り込み,3時過ぎに西之川登山口に到着! 車中で6時まで仮眠し,6時30分に西之川を出発。 崩落現場を避けた新しい道を通って東之川登山口へ。トイレ休憩後,登山道へと入って行きました。注意書きしてあった崩落現場も難なくクリア。ガレ場も有りましたが,じっくりと標高を上げて行きました。 標高1000m付近から紅葉が見られるようになり気分は上々。特に台ヶ森山頂からの眺めは素晴らしく紅葉を堪能することが出来ました。 瓶ヶ森第1キャンプ場に着き,石鎚山を目にした瞬間にホッと力が抜けました。また,お腹も空いていたので,そこから女山(瓶ヶ森)までの登りがかなり辛かったです(*´Д`) でも,女山に着いた瞬間,標高1400m登ってきた達成感でみなぎり,疲れは吹っ飛んだのでした。 女山山頂で,西黒森の紅葉を見ながら昼食を摂り男山へ。 ★瓶壺へ 水は山荘シラサで分けてもらえるのですが,行ってみたかったので男山を経て瓶壺に向かいました。瓶壺は岩清水が岩の窪みに溜まっているところでした。キレイな水なのに,ちょここちゃんは流れているのは平気だけど溜まっているのは…と言って拒否(*_*) 私だけ柄杓ですくって飲み,プラティパスに1ℓ汲んでいったのでした。 ★子持権現山の山頂へ 子持権現山の登山口に着きました。しばてんさんから危険と忠告を受けていたので,止めておこうと思いましたが,やはり鎖場を目の当たりにして登らないという選択はありません。(笑) ちょここちゃんも「石鎚山の鎖場を登れないならせめてここだけでも登りたい」というので,激しく同意して約80mの鎖を登って行ったのでした。 さて,行きは良い良い帰りは…見下ろすと鎖が一直線に垂れています。でも,グリップが効くので鎖をしっかり持って下りれば大丈夫。無事に降り立ったのでした。(^^)v ★Cafe shirasaで待望のビール🍺 子持権現山を巻いてシラサ峠へ。山から山荘シラサを見た瞬間から頭がビールのことで一杯になっていました。シラサ峠に着くなり,山荘シラサのCafe shirasaへ。 外観はそうでもないのですが,内部はとてもオシャレで素敵な空間が広がっています。 こんな格好でも良いですか?と確認してテーブル席へ。注文はもちろんビール! エビスビール旨し👍 閉店までの約1時間まったりと過ごしました~(≧▽≦) ★シラサ避難小屋にて 16時過ぎに避難小屋に着き,中に入ると女性2名がいらっしゃいました。1人が松山の方,もう1人は長野の方でした。しばらくお話していましたが,くりきんさんが到着するまでの間仮眠をしておこうということでシュラフに入りzzz そうなんです!土小屋で車中泊する予定だと言うくりきんさんに,私がシラサ避難小屋に泊まり(料理を作り)においでよ~と言ったので,本当に来て下さることになっていたのです。 17時過ぎにくりきんさん登場!開口一番「早く荷物減らして~」と。(笑) もちろん減らしてあげますとも~(≧▽≦) ということで,①豚ロース塩麹ソテー野菜添え ②ペンネミートソース ③あらびきウインナー粒マスタード添え 以上の3品をペロッと頂きました。どれも美味しかったのですが,特にステーキが柔らかくて絶品でした。(・´з`・) 最後はくりきんさんが持って来てくれた赤ワインを飲みながら楽しくYAMAP談義し,20時過ぎに眠りについたのでした。 注)くりきんさんは避難小屋でハーレム状態だったのですが,何事もなく一夜をお過ごしになられました。(笑) ★伊吹山にて 朝食を軽く(くりきんクッキング無しw)済ませて,避難小屋を出発したのが4時50分。予定より10分遅れ。更には暗闇なので歩くスピードが遅く,伊吹山山頂に着いたのが5時23分でした。ご来光は暑い雲に覆われて期待薄し。でも,群青に染まった空をバックに月・金星・火星・木星・水星の共演(うち3つ)を見ることが出来ました。私のiPhoneでも微かに撮影出来ましたが,ちょここちゃんのエクスペリアがこの共演を見事にとらえていました。 ★よさこい峠にて ソーヤさん&しばてんさんが待つよさこい峠に着いたのが5時53分。 予定よりかなり遅れていたので,挨拶もそこそこに(すいません)今度はみっくんの待つ土小屋へと向かったのでした。 ★土小屋にて 6時56分に土小屋に到着。予定より40分遅れです。みっくんお待たせしてスイマセンm(__)m 全員が揃ったところで出発!と行きたいところですが,まさかの雨により合羽装着。更には荷物を置きに行ったくりきんさん待ち。結局は,7時10分に土小屋を出発したのでした。まっ,石鎚スカイラインを登ってくる人たちより早く出発出来たので良しとしましょう。 ★東稜ルートで南尖峰へ 第1ベンチに着く頃には雨は止み,青空も垣間見えました(^^♪ 紅葉を楽しみながら快適な土小屋ルートを第3ベンチまで進み,いざ東稜ルートへ。先頭を行く東稜マイスターのしばてんさんに必死でついて行きました。当然ながらどんどん南尖峰が近づいてくるので,気持ちが高ぶります。 ところが,カニの横這いに差しかかったところでガスが吹きあがってきました。(;_:)そんな状況下で噂の笹滝に突入。でも足元が岩だったし,笹を掴んで登れるので意外と楽でした(どちらかと言えば最初の笹漕ぎがきつかったです)。そして,最後の関門の岩壁を迎えました。しばてんさんのお手本の通りにトライしますが足が届きません。結局はくりきんさんに足を上げてもらったのでした。悔しいです(>_<) 全員が岩壁を登攀し終えると辺りは真っ白。雨もシトシト。しばてんさんの後をついて行くだけ。晴れていれば墓場尾根にも連れて行ってもらうつもりで時間を取っていましたが,この天気なので断念(時間も無い)。結局は,何処が南尖峰の山頂だったのか分からずに天狗塚の山頂に到着していまったのでした。 ★ガスガスの天狗塚・弥山 新しくなった天狗塚のプレートを持って記念写真。でも辺りは真っ白。ガスガスの中ナイフリッジを経て弥山へ。こんな天気なのに,弥山の山頂は人でごった返しています。天狗塚の方を振り返っても何にも見えません。しかも寒い(>_<) 初石鎚山のちょここちゃんには申し訳なかったのですが,二の鎖下避難小屋に向けて下山したのでした。 ★二の鎖下避難小屋にて 予定通り,二の鎖下避難小屋でランチを摂ることにしました。人で溢れていましたが,奥の座敷にサーマレストマットを広げて座り込みます。こうして事前(土小屋で)に告知されていたみっくんのおもてなしを受ける体制を整えたのでした。(笑) みっくんのザックから取り出されたのはアルミ鍋うどん。各自バーナーを取り出して火にかけます。バーナーの熱で暖を取るくらい寒かったのですが,ソーヤさんから頂いたノンアルビールで乾杯🍻 寒くてもやっぱり美味しいです(・´з`・) しばてんさんからも頂きましたが,こちらは下山後のお楽しみに。 待つこと5分。スープが沸いたところに生卵を投入。そして,ネギとすりおろしたばかりのショウガを入れて完成!!ツルツルごくん!うっ美味い!!しかも温まる~~ 一体何㎏のザックだったのでしょう…でも全然平気な感じだったみっくん。聞けばこのために訓練をしたとか。もう感謝感激雨あられです(*ノωノ) 有難うみっくん♡ ★天柱石コースで西之川へ 土小屋に戻る四国YAMAPの皆さんと二の鎖下でお別れ。予定より20分遅れでしたが,予定通り夜明峠から天柱石コースに入って行きました。石鎚山だということを忘れそうなくらい誰とも逢いません。手つかずの自然林歩きを堪能しながら標高を下げて行くと木々の隙間から尖った岩が見え始めました。天柱石(御塔)だ~と足早に行く。天柱石に着き,先端を見上げると首が痛くなるほどの高さ。まるでオベリスクみたい…と自然のモニュメントに感動した私でした。 天柱石からしばらく行くとようやく十字路に出合いました。かなり下ったと思っていたら,夜明峠と十字路の標高差は500m。ここから土小屋に戻るには今度は標高を350m上げなければなりません。どうりでしばてんさん達が十字路経由で土小屋に戻らないはずだよね~とちょここちゃんと笑ったのでした。 そうして,コースは沢沿いの道となりました。始まったばかりの渓谷の紅葉と沢に癒されながら行くと,右手に白色の長いロープが有り,見下ろすと階段が有りました。ちょここちゃんが気づかなければ私は真っ直ぐに行っていたと思います。支流にかかった木の橋を渡り登り返す。これを2回繰り返し,ようやく刀掛に到着。ここで一息入れて後は一気に西之川へと降りて行ったのでした。 雨は天柱石付近で完全に止んでいたのですが,西之川に着くと青空が広がっていました。仕方ありません。よくあることです。 下山後はしばてんさんから頂いたノンアルビールをグビグビ!うっ美味い(≧∇≦) 京屋の温泉に入って三崎港へと車を走らせたのでした。 ★国道九四フェリーで九州へ 温泉旅館京屋を後にしたのが16時。グーグルナビの三崎港到着予定時刻は19時36分。イチかバチか車を飛ばしていくと三崎港に19時29分に到着。入船が始まっていましたが,ちょここちゃんが走って窓口へ。滑り込みセーフで19時30分発のフェリーに乗って九州へ帰って行ったのでした。(*´ω`) ★山行の感想 剣山~三嶺縦走と違って今回はハードでした。でも,自然を満喫できる良いコースでした。夏場はブヨの襲撃があるようですが,この季節なら全然問題無し(^◇^) 何よりシラサ峠泊は最高ですね~ビールも水も担いで行かなくて良いし,小屋はキレイで,ストーブとトイレも有るし,ホント最高です(≧▽≦) ★四国YAMAPメンバーへのお礼 今年3度目なのに,またもや歓迎して頂き本当に感謝申し上げます。 行きたかった東稜ルートを制覇出来たし,食べたかったくりきんさんの料理を堪能し,まさかのみっくんの鍋うどんのおもてなし。メンバーの結束力に本当にビックリした次第です。聞けばLINEグループが出来ているとか(笑) 超仲良しじゃん♡ 残念だったのはお天気⛅ きっとまた来いということでしょう。 墓場尾根にも行っていないし,また東稜ルートで登りたいです。今度はクライミングシューズを持って行こうかな~ ナンチャッテ ということで,また来ますのでお付き合いヨロシクお願い致します。 あっ,九州にも来てくださいね~ お待ちしています(*´▽`*) 詳しい情報はこちら↓をご覧下さい。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-740253.html
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