石造遺物ハイキング第4弾 萩原・有里・藤尾・大門

2018.04.22(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 48
休憩時間
5
距離
10.0 km
のぼり / くだり
394 / 391 m
3 6
12
1 10
3

活動詳細

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今回は地区名は多いのですが、ざっと10km、4時間たらずのコースです。ただ、終わり頃に三角点のそばを通ったので、突然思いついて行ってしまったため、少し距離と時間が延びました。今回のメインは輿山墓地往生院です。調査報告書にある遺物は40点ほどもありますが、確認できてないほうが多い。目玉遺物だけ紹介します。それと竹林寺、どちらも行基菩薩ゆかりの寺です。 説明中の数字は遺物調査報告書の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

生駒山・神津嶽・大原山 今日も南生駒出発。暗峠までここからバスで行けるのですが、平日のみなのでハイカーには利用が難しい。
今日も南生駒出発。暗峠までここからバスで行けるのですが、平日のみなのでハイカーには利用が難しい。
生駒山・神津嶽・大原山 前にも紹介した道標(626)、宝憧寺への目印ですが、逆方向へ向かえばタカンジョ森への目印。
前にも紹介した道標(626)、宝憧寺への目印ですが、逆方向へ向かえばタカンジョ森への目印。
生駒山・神津嶽・大原山 小学校北で左折して突き当たった所の石龕二尊像(624)、報告書はこれもタカンジョ森にいれていますが近いだけで、森ではありません。
小学校北で左折して突き当たった所の石龕二尊像(624)、報告書はこれもタカンジョ森にいれていますが近いだけで、森ではありません。
生駒山・神津嶽・大原山 そのすぐ北がタカンジョ森
そのすぐ北がタカンジョ森
生駒山・神津嶽・大原山 左から丸彫地蔵菩薩(625)、阿弥陀如来(623)
左から丸彫地蔵菩薩(625)、阿弥陀如来(623)
生駒山・神津嶽・大原山 暗街道に戻ってきました。応願寺入口の目印はこの自治会館。
暗街道に戻ってきました。応願寺入口の目印はこの自治会館。
生駒山・神津嶽・大原山 石垣に層塔残欠が使われていたりします。
石垣に層塔残欠が使われていたりします。
生駒山・神津嶽・大原山 応願寺本堂
応願寺本堂
生駒山・神津嶽・大原山 室町時代の層塔(631)
室町時代の層塔(631)
生駒山・神津嶽・大原山 層塔横のお堂には左に役行者様(634)、右に地蔵様(633)。地蔵様は行基様かもしれないといわれています。
層塔横のお堂には左に役行者様(634)、右に地蔵様(633)。地蔵様は行基様かもしれないといわれています。
生駒山・神津嶽・大原山 天文(室町)六字名号碑(635)
天文(室町)六字名号碑(635)
生駒山・神津嶽・大原山 天文十三仏種子碑(636)。
天文十三仏種子碑(636)。
生駒山・神津嶽・大原山 奥には地蔵堂があります。
奥には地蔵堂があります。
生駒山・神津嶽・大原山 お堂の中には永仁(鎌倉)地蔵様(632)
お堂の中には永仁(鎌倉)地蔵様(632)
生駒山・神津嶽・大原山 いっぱいあるんですが、後は省略。裏山にも遺物があるらしいので登ります。
いっぱいあるんですが、後は省略。裏山にも遺物があるらしいので登ります。
生駒山・神津嶽・大原山 お堂がありますが、石造遺物てどこなの?
お堂がありますが、石造遺物てどこなの?
生駒山・神津嶽・大原山 これが報告書にある五輪塔残欠(627)らしい。この先、山を越すと次のコースに向かうのですが、道が悪そうだから引き返して回り込みます。
これが報告書にある五輪塔残欠(627)らしい。この先、山を越すと次のコースに向かうのですが、道が悪そうだから引き返して回り込みます。
生駒山・神津嶽・大原山 回り込んだのはこの道に入るためですが、駐車場化していますね。公道だと思うのですが。元はこんなじゃなかったぞ、いつこうなったのだ?
回り込んだのはこの道に入るためですが、駐車場化していますね。公道だと思うのですが。元はこんなじゃなかったぞ、いつこうなったのだ?
生駒山・神津嶽・大原山 ここに来たかったのです。忠魂碑はただの目印。
ここに来たかったのです。忠魂碑はただの目印。
生駒山・神津嶽・大原山 忠魂碑左にお地蔵様、調査報告書に記載はないのですが、なかなか立派な地蔵様です。
忠魂碑左にお地蔵様、調査報告書に記載はないのですが、なかなか立派な地蔵様です。
生駒山・神津嶽・大原山 下ると路傍に圭頭状二尊像、これも報告書に記載はありません。
下ると路傍に圭頭状二尊像、これも報告書に記載はありません。
生駒山・神津嶽・大原山 ぐるりと回って、美努岡萬(みぬのおかまろ)の墓。遣唐使の一員です。
ぐるりと回って、美努岡萬(みぬのおかまろ)の墓。遣唐使の一員です。
生駒山・神津嶽・大原山 岡萬墓由緒
岡萬墓由緒
生駒山・神津嶽・大原山 輿山墓地です。ここは東南入口(小瀬方面)
輿山墓地です。ここは東南入口(小瀬方面)
生駒山・神津嶽・大原山 天正六字名号板碑(622)。もっと下にあったのを移設したらしいです。「生駒の古道」小瀬のホンミチのページに解説されています。ただし、資料番号を間違えて662としています。
天正六字名号板碑(622)。もっと下にあったのを移設したらしいです。「生駒の古道」小瀬のホンミチのページに解説されています。ただし、資料番号を間違えて662としています。
生駒山・神津嶽・大原山 墓地最高所あたりの五輪塔(584)。南北朝期です。
墓地最高所あたりの五輪塔(584)。南北朝期です。
生駒山・神津嶽・大原山 墓地の中を通って往生院まで来ました。
墓地の中を通って往生院まで来ました。
生駒山・神津嶽・大原山 石段を上がるとすぐ左に長足五輪塔(586)
石段を上がるとすぐ左に長足五輪塔(586)
生駒山・神津嶽・大原山 本堂右手には鎌倉期の宝筺印塔(597)
本堂右手には鎌倉期の宝筺印塔(597)
生駒山・神津嶽・大原山 この宝筺印塔は立派ですが、報告書記載は無し。
この宝筺印塔は立派ですが、報告書記載は無し。
生駒山・神津嶽・大原山 必ず本堂裏手に回って下さい。往生院で最重要な行基様供養の五輪塔(583)。南北朝期です。
必ず本堂裏手に回って下さい。往生院で最重要な行基様供養の五輪塔(583)。南北朝期です。
生駒山・神津嶽・大原山 六地蔵(612)です。七体あります。七体の六地蔵は時々あります。
六地蔵(612)です。七体あります。七体の六地蔵は時々あります。
生駒山・神津嶽・大原山 阿弥陀如来像(610)。迎え本尊らしい。
阿弥陀如来像(610)。迎え本尊らしい。
生駒山・神津嶽・大原山 これ、今まで気付かなかったけれど棺台ですね。621ということになります。
これ、今まで気付かなかったけれど棺台ですね。621ということになります。
生駒山・神津嶽・大原山 石龕阿弥陀如来(609)
石龕阿弥陀如来(609)
生駒山・神津嶽・大原山 石龕地蔵菩薩(611)
石龕地蔵菩薩(611)
生駒山・神津嶽・大原山 舟形宝筺印塔ですが、リストのどれに対応するのかさっぱりわかりません。後、どこにあるかわからないものがいっぱい。次へ向かいます。
舟形宝筺印塔ですが、リストのどれに対応するのかさっぱりわかりません。後、どこにあるかわからないものがいっぱい。次へ向かいます。
生駒山・神津嶽・大原山 さて次は興融寺、本堂です。
さて次は興融寺、本堂です。
生駒山・神津嶽・大原山 五輪塔(556)
五輪塔(556)
生駒山・神津嶽・大原山 右から地蔵菩薩(558)、次手前が二尊像板碑(559)、後方が六字名号碑(560)、中央が十三仏碑(581)。
右から地蔵菩薩(558)、次手前が二尊像板碑(559)、後方が六字名号碑(560)、中央が十三仏碑(581)。
生駒山・神津嶽・大原山 次へ向かう途中、路傍に立派な圭頭状地蔵菩薩板碑
次へ向かう途中、路傍に立派な圭頭状地蔵菩薩板碑
生駒山・神津嶽・大原山 圓福寺です。
圓福寺です。
生駒山・神津嶽・大原山 重文の本堂
重文の本堂
生駒山・神津嶽・大原山 生駒市域最古(鎌倉期)の宝筺印塔、右が563、左が564。
生駒市域最古(鎌倉期)の宝筺印塔、右が563、左が564。
生駒山・神津嶽・大原山 報告書に記載はないのですが、これは面白い。胴体に蛙のようなものが彫られています。そもそもなんなのでしょう。
報告書に記載はないのですが、これは面白い。胴体に蛙のようなものが彫られています。そもそもなんなのでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 この石も謎です。ただの面白い形の自然石かも知れない。
この石も謎です。ただの面白い形の自然石かも知れない。
生駒山・神津嶽・大原山 暗街道に戻ってきました。
暗街道に戻ってきました。
生駒山・神津嶽・大原山 石仏寺です。
石仏寺です。
生駒山・神津嶽・大原山 本尊の阿弥陀三尊(656)、阿弥陀様(657)、地蔵様(658)はお堂の中。
本尊の阿弥陀三尊(656)、阿弥陀様(657)、地蔵様(658)はお堂の中。
生駒山・神津嶽・大原山 五輪塔(655)
五輪塔(655)
生駒山・神津嶽・大原山 665の自然石寄進碑は五輪塔の後に転がっています。石段になっていました。行基顕彰碑のように立てて欲しいものです。
665の自然石寄進碑は五輪塔の後に転がっています。石段になっていました。行基顕彰碑のように立てて欲しいものです。
生駒山・神津嶽・大原山 六字名号碑(662)
六字名号碑(662)
生駒山・神津嶽・大原山 右から圭頭状念仏講碑(659)、六字名号碑(661)、種子碑(663)、六字名号碑(660)
右から圭頭状念仏講碑(659)、六字名号碑(661)、種子碑(663)、六字名号碑(660)
生駒山・神津嶽・大原山 石像物でも遺物でもありませんが、石仏寺向かいの元のそば屋の庭にこんなものがあります。しかし、このそば屋、すぐ休業でしたね。食べようと思ったらもう休業していた。誰か食べた人いるの?
石像物でも遺物でもありませんが、石仏寺向かいの元のそば屋の庭にこんなものがあります。しかし、このそば屋、すぐ休業でしたね。食べようと思ったらもう休業していた。誰か食べた人いるの?
生駒山・神津嶽・大原山 山びこホール入り口の石碑です。
山びこホール入り口の石碑です。
生駒山・神津嶽・大原山 藤尾の阿弥陀様(666)
藤尾の阿弥陀様(666)
生駒山・神津嶽・大原山 大福寺です。黄檗宗で萩の台泉光寺の親寺です。
大福寺です。黄檗宗で萩の台泉光寺の親寺です。
生駒山・神津嶽・大原山 まずは禁札(739)がお出迎え。
まずは禁札(739)がお出迎え。
生駒山・神津嶽・大原山 左から六字名号板碑(734)、十三仏碑(737)、六字名号板碑(735)
左から六字名号板碑(734)、十三仏碑(737)、六字名号板碑(735)
生駒山・神津嶽・大原山 五輪塔(732)
五輪塔(732)
生駒山・神津嶽・大原山 方柱状三界万霊供養碑(736)
方柱状三界万霊供養碑(736)
生駒山・神津嶽・大原山 手水鉢(738)、文化三年(1806年)の銘があります。
手水鉢(738)、文化三年(1806年)の銘があります。
生駒山・神津嶽・大原山 弘法大師像(733)、三人もいらっしゃいます。
弘法大師像(733)、三人もいらっしゃいます。
生駒山・神津嶽・大原山 下ると路傍に地蔵様
下ると路傍に地蔵様
生駒山・神津嶽・大原山 次は磨崖仏です。この巨岩です。(740)
次は磨崖仏です。この巨岩です。(740)
生駒山・神津嶽・大原山 仏像は三体で回りに十の種子が刻まれているので十三仏碑ということになっています。
仏像は三体で回りに十の種子が刻まれているので十三仏碑ということになっています。
生駒山・神津嶽・大原山 竹林寺への道をたどっていますが、突然この上に三角点があるのを思い出してしまいました。確かここから行けたはずです。
竹林寺への道をたどっていますが、突然この上に三角点があるのを思い出してしまいました。確かここから行けたはずです。
生駒山・神津嶽・大原山 イノシシ罠があります。何とか通れます。
イノシシ罠があります。何とか通れます。
生駒山・神津嶽・大原山 こんな道に出ます。ほんとは西からこの道をたどるのが楽とわかっているのですが、突然思いついたのでしょうがない。
こんな道に出ます。ほんとは西からこの道をたどるのが楽とわかっているのですが、突然思いついたのでしょうがない。
生駒山・神津嶽・大原山 四等三角点大門です。久しぶりに来ました。健在でした。三角点消失トラウマにかかっています。
四等三角点大門です。久しぶりに来ました。健在でした。三角点消失トラウマにかかっています。
生駒山・神津嶽・大原山 引き返して、西へ行くのが楽とわかっていますが、大変な遠回り、一筆書きにも抵触するので、東の尾根をたどります。この季節、まだ行けるでしょう。
引き返して、西へ行くのが楽とわかっていますが、大変な遠回り、一筆書きにも抵触するので、東の尾根をたどります。この季節、まだ行けるでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 最後はここに出てくるのですが、この先草が伸びるとろくでもない道になります。
最後はここに出てくるのですが、この先草が伸びるとろくでもない道になります。
生駒山・神津嶽・大原山 竹林寺に裏から入りました。忍性募です。
竹林寺に裏から入りました。忍性募です。
生駒山・神津嶽・大原山 由来書
由来書
生駒山・神津嶽・大原山 向かって左には五輪塔(566)
向かって左には五輪塔(566)
生駒山・神津嶽・大原山 忍性墓残欠ですが、この中に565の五輪塔残欠があるらしい。
忍性墓残欠ですが、この中に565の五輪塔残欠があるらしい。
生駒山・神津嶽・大原山 竹林寺本堂です。
竹林寺本堂です。
生駒山・神津嶽・大原山 昔、興融寺の踏み石だった行基顕彰碑(562)
昔、興融寺の踏み石だった行基顕彰碑(562)
生駒山・神津嶽・大原山 右から結界石(577)、東南角標(579)、西南角標(578)、東北角標(580)。
西北角標は水害で流されたらしい。
右から結界石(577)、東南角標(579)、西南角標(578)、東北角標(580)。 西北角標は水害で流されたらしい。
生駒山・神津嶽・大原山 阿弥陀如来(574)
阿弥陀如来(574)
生駒山・神津嶽・大原山 圭頭碑状阿弥陀・地蔵二尊像(576)
圭頭碑状阿弥陀・地蔵二尊像(576)
生駒山・神津嶽・大原山 方柱状庚申碑(581)
方柱状庚申碑(581)
生駒山・神津嶽・大原山 本堂裏手にも回って下さい。役行者像と行場巡りがあります。
本堂裏手にも回って下さい。役行者像と行場巡りがあります。
生駒山・神津嶽・大原山 この道標から入ると行者像と行場巡りです。もっとも仏様を巡るだけで、岩場とかではありません。
この道標から入ると行者像と行場巡りです。もっとも仏様を巡るだけで、岩場とかではありません。
生駒山・神津嶽・大原山 井戸水が飲めます。夏はうれしい。
井戸水が飲めます。夏はうれしい。
生駒山・神津嶽・大原山 行基様のお墓です。墓石があったりするわけではないようです。奈良時代ですからまだ墳丘墓の習慣があったのかも知れません。
行基様のお墓です。墓石があったりするわけではないようです。奈良時代ですからまだ墳丘墓の習慣があったのかも知れません。
生駒山・神津嶽・大原山 お墓の左には地蔵菩薩(575)
お墓の左には地蔵菩薩(575)
生駒山・神津嶽・大原山 お寺の南は竹林寺古墳です。
お寺の南は竹林寺古墳です。
生駒山・神津嶽・大原山 墳丘上部には石組みが残っています。
墳丘上部には石組みが残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 東の天理教施設ですが、門柱が小学校の門柱の感じです。明治初期に竹林寺に小学校が開設された記録があるので建物まで含めてその遺構だと思われます。
東の天理教施設ですが、門柱が小学校の門柱の感じです。明治初期に竹林寺に小学校が開設された記録があるので建物まで含めてその遺構だと思われます。
生駒山・神津嶽・大原山 セブンイレブンの裏、関の辻地蔵堂(582)です。関という名の由来は諸説あるようです。
セブンイレブンの裏、関の辻地蔵堂(582)です。関という名の由来は諸説あるようです。
生駒山・神津嶽・大原山 第2阪奈北へ出て、道路工事で出土した一尊像。阿弥陀様に見えるんですが、地蔵様ということになっています。
第2阪奈北へ出て、道路工事で出土した一尊像。阿弥陀様に見えるんですが、地蔵様ということになっています。
生駒山・神津嶽・大原山 一分駅です。すでに4:30を過ぎているのですが、日曜なので今日もレインボーラムネが手に入りません。
一分駅です。すでに4:30を過ぎているのですが、日曜なので今日もレインボーラムネが手に入りません。

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