甘木水の文化村ホタル修景池の清掃

2018.04.23(月) 日帰り

活動詳細

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朝倉市の寺内ダムから程近い場所に閑静な美しい公園が有ります。アースデーの22日、川にホタルが住める様にするための清掃活動があるとの事で参加しました。 地元経済界のジャンバーの方も長靴姿でした。本当はこんな公園内の川でなくて何百億円の国費でも使って黒川も東峰村も共生の里も、今の悲しい姿から、ホタルだけでなく、雑草も虫もへびだって地元の人は甦らせたいんだと思います。しかし膨大な場所、崩落して危険です。何かをしたいとの思いの中での取り組みでした。 リーダーシップの方が朝礼で、川の泥を出して水洗して、出してある石を洗って戻す事等を説明されました。 最後にご質問は?ということでつかさず✋をあげました。多分現状でもここにはカワニナがいます。ホタルはカワニナを食べているのです。泥を出しては駄目です。「ではみなさん、カワニナに気を付けて作業してください」この後、作業が始まりました。 班が決まってる方も多くて本当に一生懸命に川からの泥出しが始まりました。水害での泥による人家や農地の被害が酷くて泥は怒りの対象です。 私はまずはカワニナの救出の為に川に入りました。数匹のカワニナとイモリを見つけて洗わない場所に持って行きました。 でもここから先は、既存の生物にかまってられなくなりました。たらいに水を汲みに行き前回清掃活動で取り出して有った沢山の石を洗い反対側に投げます。泥の中から石を見つける人、泥を運び出して行くスコップや一輪車の人 どんどん洗浄機で洗われる方が進み、更にたらいなんて言ってられずに石を川に落として洗います。チームワークで掘り出し、落として洗っては投げの繰り返しです。山の歌も沢山歌いました。 私は異論も有り、何人かとこれでは既存の生物がいなくなると話しました。昔ならDONパチしたかもしれません。でも通りすがりのボランティアです。 その後、ゲンジボタルは臭うヘドロの場所では住め無いし、ホタルの幼虫は一年間に14~18匹のカワニナを食べるんだと長年天然のホタルの保護をやって来られた方の話しを傾聴しました。(まずはカワニナを育てる場所から。3年の計画だそうです。カワニナがハクビシンなどに食べられないように柵の設置等の作業も。) 終わり迄後数十mの所に洗浄機からメダカが逃れて来て、私をはじめ石洗いの仲間の足元で泳いでいました。みんなで見て可愛そがりました。。どうなったかはわかりません。洗剤や農薬が溶けているのでは無いからここまできれいにするのかと思いました。 生き物相手の活動は本当に難しいです。人間の歴史、人類そのものの社会も螺旋的に進んでいます。階段を手探りで探す様なものだと思います。 この場所で、ホタルが輝く日までは険しい道のりかもしれないです。実現して、復興途上のこの地域に一筋の灯火になってほしいと思います。幸いダムや地下水、谷川の素晴らしい水豊かな場所です。通りすがりのボランティアとしては意義深いアースデーでした。 ゲンジボタルが定着するにはこの川の両サイドの石の護岸に土(どんな土かも大事です。)を詰め覆い隠す、蛹になるために幼虫が上に登れるようにするのです。川の直上は少しこんもり盛り土にしてコケ等を。草はきれいに刈って仕舞うのでは無くて周囲に草むら地帯を残す。最低30~40㎝の草丈は必要です。ホタルが飛び立つ為にです。(通りすがりのなりに考えました。)

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